Mrs.
- (名)〜夫人、奥様
発音のコツ
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Mrs. は「ミシズ(/mɪsɪz/)」と発音します。日本人はカタカナで「ミセス」と読みがちですが、真ん中の母音は「エ」ではなく、力を抜いた短い「イ」になります。また、語尾の「s」は濁って「ズ」となるため、舌先を歯茎に近づけて息をこすらせながら有声音を出してください。
活用形
- 複数形
- Mmes.
- フランス語由来の Mesdames の略称です
コアイメージ
既婚女性に対する丁寧な敬称であることがコアイメージです。相手の婚姻状況が分かっているフォーマルな場面で、姓の前に付けて使います。
Mrs.の意味・例文
名詞
〜夫人、奥様
A title used before a surname or full name to address a married woman.
Please welcome Mrs. Johnson to the stage.
ジョンソン夫人をステージにお迎えください。
公式な場で既婚女性を紹介する時の定番表現です。
I saw Mrs. Smith at the supermarket today.
今日スーパーでスミス夫人を見かけました。
近所の人や知り合いについて話す際にも使われます。
I have an appointment with Mrs. Davis at 3 PM.
午後3時にデイビス夫人と約束があります。
顧客や取引先の既婚女性を指すフォーマルな言い方です。
語源
Mrs. はもともと「女主人」を意味する mistress(ミストレス)の略語として生まれました。17世紀頃までは既婚・未婚に関わらず高い身分の女性への敬称として使われていましたが、次第に既婚女性に限定されるようになり、現在の意味に発展しました。同じく mister(ミスター)の略語である Mr. と対になる表現です。
派生語・ファミリー
Mrs.の使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
Mrs. は既婚女性に、Miss は未婚女性に、Ms. は婚姻状況に関わらず女性全般に対して使います。
よくある間違い
× Hello, Mrs. Mary. ○ Hello, Mrs. Smith. → Mrs. は姓やフルネームの前に置きます。ファーストネームだけに直接付けるのは誤りです。
× I met Mrs Smith today. ○ I met Mrs. Smith today. → アメリカ英語では敬称の略語の後にピリオドが必要です。イギリス英語では省略可能ですが、付けるのが無難です。
コラム
豆知識
Mrs. はもともと mistress(女主人)の略語でしたが、現在では「ミシズ」と全く異なる発音に変化しています。もし略語の通り「ミストレス」と読んでしまうと、「愛人」という別の意味に捉えられてしまうため、発音には十分な注意が必要です。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話では、the missus(ザ・ミシズ)という形で自分の妻や相手の妻を指すスラングとして使われることがあります。「How is the missus?(奥さんは元気?)」のように、親しい間柄でのみ使われる砕けた表現です。
映画・音楽での使われ方
2005年の大ヒット映画『Mr. & Mrs. Smith(Mr.&Mrs. スミス)』は、互いに殺し屋であることを隠して暮らす夫婦を描いたアクション作品です。タイトルに Mrs. が使われており、結婚して同じ姓を名乗る夫婦の典型的な形が表現されています。
イディオム・定型句
夫婦、〜ご夫妻
“Look at the new Mr. and Mrs. Johnson.”
理想の妻、運命の女性
“He is still looking for his Mrs. Right.”
結婚する、妻になる
“She is so excited to finally become a Mrs.”
Mrs.を使った会話例
金曜の午後、オフィスで同僚と
Do we need to send this invitation to Mrs. Johnson?
Actually, she prefers to be called Ms. Johnson now.
Oh, I didn't know that. Should I update the client list?
Yes, please. Not everyone uses Mrs. after getting married these days.
That makes sense. I will change it to Ms. right away.
Thanks. It is always better to double-check their preferred titles.
I agree. I don't want to cause any confusion for the Mr. and Mrs. attending.
Exactly. Attention to detail is crucial in our business.
文化的背景
かつては既婚女性に対する標準的な敬称でしたが、現代の英語圏、特にビジネスシーンでは婚姻状況で女性を区別しない「Ms.」を使うのが主流です。相手が明確に Mrs. を好む場合を除き、Ms. を使うのが安全なマナーとされています。
よくある質問
Q. Mrs. とは?
既婚女性の姓の前に付ける敬称です。『Nice to meet you, Mrs. Brown.(ブラウン夫人、はじめまして)』のように、相手に敬意を示すフォーマルな場面で使います。
Q. Mrs. と Ms. のどちらを使うべきですか?
現代のビジネスシーンでは、相手の婚姻状況に関わらず Ms. を使うのが標準的です。『Dear Ms. Smith,(スミス様)』のように書くことで、プライバシーに配慮した丁寧な印象を与えられます。
Q. 夫の姓に変わらない場合も Mrs. を使いますか?
夫婦別姓の場合や、女性が自分の旧姓を名乗る場合は Mrs. ではなく Ms. を使うのが一般的です。『Please call me Ms. Davis.(デイビスと呼んでください)』のように自ら指定することもあります。
Q. Mrs. の正しい発音は?
「ミセス」ではなく「ミシズ(/mɪsɪz/)」と発音します。『This is Mrs. White.(こちらはホワイト夫人です)』と言う時、最後は濁る音になる点に注意しましょう。
Q. 結婚式の新郎新婦をどう呼びますか?
よく『Mr. and Mrs.』という表現が使われます。披露宴で『Introducing Mr. and Mrs. Miller!(ミラーご夫妻の入場です!)』のように、夫婦となった2人を紹介する定番フレーズです。
CHECK QUIZ
Q: ビジネスメールで、初めて連絡を取る女性(婚姻状況は不明)に宛てる最適な敬称は?
Q: 次のうち、Mrs. の正しい使い方はどれですか?(相手の名前は Mary Smith)
Q: 「Mr. and Mrs. Johnson」が意味するものは何ですか?