misuse
- (名)誤用、不正使用
- (動)誤用する、悪用する
発音のコツ
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misuse は品詞によって発音が異なります。名詞の場合は語尾が /s/ となり「ミスユース」と濁りませんが、動詞の場合は /z/ となり「ミスユーズ」と濁ります。最初の「mis」にアクセントを置く傾向もありますが、動詞では後ろの「use」に強勢が置かれることが多いです。品詞を意識して濁音を明確に区別してください。
活用形
- 三単現
- misuses
- 進行形(-ing)
- misusing
- 過去形
- misused
- 過去分詞
- misused
- 複数形
- misuses
コアイメージ
本来の目的から外れて間違った使い方や悪用をすることがコアイメージです。権力や資金、言葉などを不適切に扱ったり、不正に使用したりする時に使います。
misuseの意味・例文
名詞
誤用、不正使用
The wrong or improper use of something.
The misuse of company funds will not be tolerated.
会社資金の不正使用は許されません。
会社の資産や経費を不適切に扱う場面で頻出します。
The misuse of this word is very common.
この単語の誤用は非常に一般的です。
言葉や文法を間違えて使ってしまう状況を表します。
Strict laws prevent the misuse of personal data.
厳格な法律が個人データの悪用を防いでいます。
個人情報やデータの不正な取り扱いを指す際に使われます。
動詞
誤用する、悪用する
To use something in the wrong way or for the wrong purpose.
Many students misuse this statistical method in their research.
多くの学生が研究においてこの統計手法を誤用しています。
学術的な方法や道具を間違って適用してしまうことを表します。
The politician was accused of misusing his power.
その政治家は権力を乱用したとして非難されました。
与えられた権限や地位を不当に行使する文脈で適しています。
Please do not misuse my kindness.
私の親切を悪用しないでください。
人の好意や信頼を裏切るような行為に対して使います。
語源
misuse は接頭辞 mis-(誤って、悪く)と use(使う)から成り立っています。本来の意図やルールから外れて「誤った方法で使う」という成り立ちから、現在の「誤用する」「悪用する」という意味に発展しました。同じ mis-(誤って)の接頭辞を持つ関連語には、mistake(誤り)や misunderstand(誤解する)があります。
派生語・ファミリー
misuseの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
misuse は間違った使い方や悪用を指し、abuse は権力や薬物などの深刻な悪意を伴う乱用・虐待を指し、mishandle は不注意や手際の悪さから扱いを誤ることを指します。
よくある間違い
× He is misusing to the equipment. ○ He is misusing the equipment. → misuse は他動詞なので、直後に前置詞を置かずに目的語をとります。
× The misuse for personal information is illegal. ○ The misuse of personal information is illegal. → 「〜の不正使用」と言う時は、前置詞 of を使って対象を示します。
コラム
豆知識
misuse は単なる「うっかりミス」から「意図的な犯罪」まで幅広くカバーする便利な単語です。例えば、文法の間違いも misuse ですが、ハッカーがシステムを悪用するのも misuse と呼ばれ、文脈によって深刻度が大きく変わります。
リアルな使われ方
ソフトウェアの利用規約(Terms of Service)には、必ずと言っていいほど misuse に関する項目があります。「Any misuse of the service...(本サービスのいかなる不正使用も…)」という定型句は、アカウント停止の警告としてネイティブの日常に溢れています。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマの法廷シーンでは、検察官が「misuse of power(権力の乱用)」というフレーズをよく使います。政治サスペンスドラマ『ハウス・オブ・カード』などでも、登場人物の不正を追及する緊迫した場面で耳にする表現です。
イディオム・定型句
権力の乱用
“The mayor was charged with misuse of power.”
薬物やアルコールの乱用
“We offer counseling for substance misuse.”
misuseを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Did you hear about the manager? He was fired for the misuse of company credit cards.
Really? That is a serious abuse of his position.
Yes. He was misusing the funds for personal dinners.
I thought he just mishandled the accounting by mistake.
No, it was intentional. We need to prevent such misuses in the future.
Definitely. The new policy should make a big difference.
文化的背景
英語圏では、個人情報や公金の不適切な扱いに対して非常に厳しい目が向けられます。そのため、ニュースや法的なビジネス文書において misuse という単語は頻繁に登場し、重大なコンプライアンス違反を示すキーワードとして使われます。
よくある質問
Q. misuse とは?
本来の目的から外れて間違った使い方や悪用をすることです。『The misuse of company funds is a crime.(会社資金の不正使用は犯罪です)』のようにビジネスやニュースで頻出します。
Q. misuse と abuse の違いは?
misuse は単なる間違いや不適切な使用も含みますが、abuse は悪意や依存を伴う深刻な乱用を指します。『misuse a word(単語を誤用する)』とは言いますが、abuse a word とは通常言いません。
Q. misuse は意図的な悪用にも使えますか?
はい、単なる間違いだけでなく、意図的な不正使用や悪用にも使われます。『misuse personal data(個人データを悪用する)』のように、ルール違反を表す際によく登場します。
Q. 名詞と動詞で発音は変わりますか?
はい、名詞と動詞で最後の音が異なります。名詞は『ミスユース(/s/)』と濁らず、動詞は『ミスユーズ(/z/)』と濁ります。『I will not misuse(/z/) it.』のように使い分けましょう。
Q. misuse は日常会話でも使いますか?
フォーマルな響きがありますが、日常会話でも使われます。『Don't misuse my tools.(私の道具を間違った使い方しないで)』のように、道具や言葉の扱いを注意する時に便利です。
CHECK QUIZ
Q: 「親の権力を深刻に乱用・虐待する」に最適な動詞は?
Q: 「会社資金の不正使用」の自然な表現は?
Q: 「He misused the word in his essay.」の意味は?