mischief
- (名)いたずら、悪ふざけ
- (名)害、悪影響
- (名)いたずら心、茶目っ気
発音のコツ
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mischief は最初の音節「mis」にアクセントを置きます。「ミ」は日本語の「イ」より口をリラックスさせて短く発音し、「ス」は無声音で息だけを出します。後半の「chief(チフ)」は綴りに反して「チーフ」と伸ばさず、短く「チフ」と切るのがポイントです。「ミスチーフ」と平坦に伸ばすカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- mischiefs
- 稀な用法。具体的な災難や悪事を数える場合
コアイメージ
悪意はないものの、人に迷惑をかけたり困らせたりする遊び心のある行動がコアイメージです。主に子どもや動物のいたずら、または深刻ではない悪ふざけを表現する時に使います。
mischiefの意味・例文
名詞
いたずら、悪ふざけ
Playful misbehavior or troublemaking, especially in children.
The little boy is always getting into mischief.
その小さな男の子はいつもいたずらばかりしています。
get into mischief は「いたずらをする」の定番表現です。
My cat is full of mischief today.
うちの猫は今日、いたずら心でいっぱいです。
動物の無邪気な困った行動にもよく使われます。
The teacher warned the students to keep out of mischief.
先生は生徒たちに悪ふざけをしないよう警告しました。
keep out of mischief で「悪さをしないでおく」という意味になります。
害、悪影響
Harm or trouble caused by someone or something.
The storm did a lot of mischief to the crops.
その嵐は農作物に多大な被害を与えました。
do mischief to で「〜に被害を与える」と表現します。
The false rumor caused serious mischief to our brand.
その間違った噂は私たちのブランドに深刻な悪影響を及ぼしました。
風評被害などの無形の損害に対しても使われます。
He is intent on making mischief between the two countries.
彼は両国間に問題を引き起こそうと企んでいます。
make mischief で「意図的に揉め事を起こす」という意味になります。
いたずら心、茶目っ気
A playful desire to cause trouble.
Her eyes were dancing with mischief.
彼女の目はいたずら心で輝いていました。
人の表情や態度に表れる遊び心を表現します。
The author writes with a sense of mischief.
その著者は茶目っ気を持って執筆しています。
文章や作品に込められたユーモアを指すこともあります。
I could see the mischief in his smile.
彼の笑顔の中にいたずら心が垣間見えました。
これから何か悪ふざけをしそうな雰囲気を伝えます。
語源
mischief は古フランス語の meschief(不運)に由来します。接頭辞 mes-(悪い)と chief(頭・結末)が組み合わさり、当初は「悪い結末」や「危害」を意味していました。時代とともに深刻さが薄れ、現代では「遊び心のあるいたずら」という意味に発展しました。同じ chief の語根を持つ関連語には、achieve(成し遂げる)があります。
派生語・ファミリー
mischiefの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
mischief は遊び心のある困った行動を、prank は人を驚かせるための計画的な悪ふざけを、harm は物理的・精神的な深刻な被害を表します。
よくある間違い
× The kids played a mischief. ○ The kids got into mischief. → 「いたずらをする」は get into mischief を使います。play は prank(悪ふざけ)と結びつきます。
× He did a lot of mischiefs today. ○ He got into a lot of mischief today. → mischief は不可算名詞として扱うのが一般的です。複数形の -s はつけません。
コラム
豆知識
mischief の形容詞形 mischievous は、ネイティブでも発音や綴りを間違えやすい単語として有名です。正しい発音は「ミスチヴァス」ですが、語尾につられて「ミスチーヴィアス(mischievious)」と発音・表記してしまう人が多く、辞書でもよく注意喚起されています。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話では、子どもやペットが何か企んでいるような怪しい態度をとっている時に「up to mischief」という表現をよく使います。「What are you up to?(何してるの?)」と組み合わせて、親が子どもを軽く問い詰める際の定番フレーズです。
映画・音楽での使われ方
映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』に登場する「忍びの地図」を閉じる呪文「Mischief managed(いたずら完了)」は非常に有名です。ファンたちの間では、仕事をやり遂げた時やちょっとした悪ふざけが終わった時の合言葉として、SNS などで使われています。
イディオム・定型句
暇を持て余すと人は悪事に走りやすい
“Keep them busy, because Satan finds some mischief for idle hands to do.”
いたずらを企んで
“Those boys are clearly up to mischief.”
意図的に揉め事を起こす
“She likes to make mischief between her coworkers.”
mischiefを使った会話例
休日の午後、自宅のリビングで夫婦が
The house is too quiet. I wonder what the kids are doing.
They are probably up to some mischief in the backyard.
I hope they aren't making a mess again.
Well, you know them. They always get into mischief when left alone.
Should we go check on them before they cause any real harm?
Good idea. Let's make sure they are keeping out of mischief.
Look, they are just playing with the dog. No pranks today.
That's a relief. Their mischief is usually harmless, anyway.
文化的背景
欧米の文化では、子どもの mischief(いたずら)は成長の証としてある程度寛容に受け入れられる傾向があります。ただし、他人に深刻な迷惑をかけるような悪意のある行動は厳しく区別されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. mischief とは?
悪意はないものの、人に迷惑をかける遊び心のある行動やいたずらのことです。『The kids got into mischief.(子どもたちがいたずらをした)』のように使います。
Q. mischief と prank の違いは?
mischief は子どもや動物の無邪気な困った行動全般を指します。一方の prank は『play a prank on him(彼にドッキリを仕掛ける)』のように、計画的な悪ふざけや冗談を意味します。
Q. 「いたずらをする」は英語でどう言いますか?
『get into mischief』が最も一般的な表現です。また、企んでいる状態を指して『They are up to mischief.(彼らはいたずらを企んでいる)』と言うこともよくあります。
Q. mischief を「害」という意味で使う場合、どう言い換えられますか?
より深刻な被害を表す場合は harm や damage に言い換えられます。『do mischief to the crops』を『cause damage to the crops(農作物に被害を与える)』とするとより明確です。
Q. mischief の形容詞形はどう使いますか?
形容詞形は mischievous(いたずら好きな)です。『He has a mischievous smile.(彼はいたずらっぽい笑顔をしている)』のように、人や表情の描写によく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「子どもたちがいたずらをする」の自然な動詞は?
Q: 友人を驚かせるための「計画的なドッキリ」を表すのに適した単語は?
Q: 「She likes to make mischief between them.」の意味は?