mention
- (動)言及する、話に出す
- (名)言及、記載
発音のコツ
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mention は最初の「men」にアクセントを置きます。口を少し横に開いて「メン」と発音し、後半の「tion」は唇を少し丸めて息を摩擦させる「ʃ(シュ)」の音に、曖昧な母音と「n」を続けて「ション」と軽く添えます。「メンション」と平坦にならず、最初を強く短く言い切るのがコツです。
活用形
- 三単現
- mentions
- 進行形(-ing)
- mentioning
- 過去形
- mentioned
- 過去分詞
- mentioned
- 複数形
- mentions
コアイメージ
対象について短く軽く触れることがコアイメージです。会話や文章の中で、ある話題や名前をさらっと話題に出す時に使います。
mentionの意味・例文
動詞
言及する、話に出す
To speak or write about something briefly.
He didn't mention the problem during the meeting.
彼は会議中にその問題について言及しませんでした。
会議や報告で特定の話題に触れる際に使います。
Did she mention my name?
彼女は私の名前を出していましたか?
会話の中で誰かの名前や話題が出たかを確認する表現です。
The report mentions several potential risks.
その報告書はいくつかの潜在的なリスクについて言及しています。
文書や論文に特定の事柄が記載されていることを示します。
I forgot to mention that I will be late tomorrow.
明日遅れることを言い忘れていました。
情報を付け加えたり、言い忘れたことを伝える時に便利です。
名詞
言及、記載
A brief reference to someone or something.
The article makes no mention of his early life.
その記事には彼の生い立ちに関する記載がありません。
make mention of で「〜に言及する」という名詞構文になります。
She received an honorable mention in the contest.
彼女はそのコンテストで佳作を受賞しました。
honorable mention は「佳作」や「特別賞」を意味する定型表現です。
Even the mention of his name makes her angry.
彼の名前が出るだけで彼女は怒ります。
「〜に言及すること自体が」というニュアンスを強調します。
語源
mention はラテン語の mentio(思い出すこと、言及)や mens(心、精神)が語源です。心に浮かんだことを言葉にして外に出すという成り立ちから、「(短く)言及する」「話に出す」という意味に発展しました。同じ mens(心)の語根を持つ関連語には、mental(精神の)があります。
派生語・ファミリー
mentionの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
mention は手短に軽く触れ、refer は直接的かつ具体的に言及し、state は公式にまたは明確に述べます。
よくある間違い
× He mentioned about the accident. ○ He mentioned the accident. → mention は他動詞なので、直後に about などの前置詞を置かずに直接目的語をとります。
× Thank you. - Don't mention. ○ Thank you. - Don't mention it. → 「どういたしまして」と返す際は、必ず目的語の it を伴って Don't mention it. と言います。
コラム
豆知識
芸術やコンテストの分野では、入賞には至らなかったものの優れた作品に対して「honorable mention(佳作、特別賞)」という賞が与えられます。直訳すると「名誉ある言及」となり、審査員がわざわざ名前を挙げて称えるほどの価値があることを意味します。
リアルな使われ方
会話の途中で思い出したように情報を付け加える時、ネイティブは「Did I mention...?(〜って言ったっけ?)」というフレーズをよく使います。例えば「Did I mention I'm moving?(引っ越すこと言ったっけ?)」のように、新しい話題の切り出しに便利です。
映画・音楽での使われ方
アメリカのテレビドラマ『ゴシップガール(Gossip Girl)』をはじめとする学園ドラマやSNSを題材にした作品では、「I got a mention.(メンションされた)」というセリフがよく登場します。誰かに名前を挙げられることが、ステータスや人間関係に直結する様子が描かれます。
イディオム・定型句
〜は言うまでもなく
“He is smart, not to mention handsome.”
どういたしまして
“Thank you for your help. - Don't mention it.”
〜に言及する
“The author made mention of his previous work.”
mentionを使った会話例
オフィスの休憩室で同僚と
Did the boss mention anything about the schedule change?
Yes, he briefly mentioned it during the morning meeting.
Good. Did he state exactly when it will happen?
No, he just made a quick mention of it.
I see. I should probably refer to the email he sent yesterday.
Yes, and please do not forget to mention it to the rest of the team.
文化的背景
現代では、SNSで特定のアカウントをタグ付けする機能を「メンション(mention)」と呼びます。このIT用語としての使い方は日本語でも定着していますが、英語圏の日常会話でも頻出します。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. mention とは?
会話や文章の中で、ある物事について短く軽く触れることです。『He mentioned your name.(彼があなたの名前を出していました)』のように使います。
Q. mention の後ろに about は必要ですか?
不要です。mention は他動詞なので、前置詞を挟まずに目的語を置きます。『I mentioned the issue to him.(その問題を彼に話した)』が正しい形です。
Q. 「mention された」とはどういう意味ですか?
SNSで自分のアカウント名が投稿に記載されることを指します。『I was mentioned in her post.(彼女の投稿で言及された)』のように使います。
Q. お礼に対する返答で mention を使う表現は?
『Don't mention it.』が定番です。直訳の「そのことは言及しないで」から転じて、「お礼を言うほどの事ではない=どういたしまして」という意味になります。
Q. mention と refer の違いは?
mention は軽く話題に出す程度ですが、refer は特定のものをはっきりと指し示します。『He referred to the notes.(彼はメモを参照した)』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 英語の契約書で条件を「明確に述べる」際に最適な動詞は?
Q: 「彼はその計画について話に出した」の正しい英訳は?
Q: 「英語はもちろん、彼はフランス語も話せる」の( )に入るのは?