many
- (形)多くの、たくさんの
- (代)多くの人、多くのもの
発音のコツ
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many は「メニー」と発音しますが、最初の母音は /e/ です。日本語の「エ」よりも口を少し横に開き、短く「メ」と発音します。「マニー(money)」と混同されやすいですが、money の母音は /ʌ/(ア)なので口の開き方が異なります。語尾の /i/ は力を抜いて軽く添える程度にしましょう。
活用形
- 比較級
- more
- 最上級
- most
コアイメージ
数えられるものがたくさん存在することがコアイメージです。人や物の数が多くあることを客観的に伝えたい時に使います。
manyの意味・例文
形容詞
多くの、たくさんの
a large number of
I have many books in my room.
私の部屋にはたくさんの本があります。
数えられる名詞の複数形の前につけて数を表します。
There are many reasons for this decision.
この決定には多くの理由があります。
フォーマルな場面で理由や要因を挙げる際によく使われます。
The storm caused damage to many houses.
その嵐は多くの家屋に被害をもたらしました。
客観的な事実や被害の規模を伝えるのに適しています。
So many cute cats on my timeline today!
今日のタイムラインには可愛い猫がたくさんいます。
so をつけることで「とてもたくさんの」と強調できます。
代名詞
多くの人、多くのもの
a large number of people or things
Many of my friends live in Tokyo.
私の友人の多くは東京に住んでいます。
many of 〜 の形で「〜のうちの多く」と表現します。
Many believe that the economy will recover.
多くの人々が経済は回復すると信じています。
単独で主語になり「多くの人々」を表すことができます。
Of all the theories, many have been proven wrong.
すべての理論のうち、多くが誤りであると証明されました。
前に出た名詞を受けて、その中の「多く」を指し示します。
語源
many は古英語の manig(多くの)に由来し、さらに遡るとゲルマン祖語の *managaz(多数の)に行き着きます。数えられるものがたくさん集まっているという本来の意味がそのまま現代まで受け継がれてきました。同じ語根を持つ関連語には、many(多数)と fold(折り重ねる)が結びついた manifold(多種多様な)があります。
派生語・ファミリー
manyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
many は数えられる名詞に使い、much は数えられない名詞に使い、a lot of は両方に使えて日常会話の肯定文で好まれます。
よくある間違い
× I do not have many money. ○ I do not have much money. → money は数えられない名詞なので much を使います。many は数えられる名詞につきます。
× How many people is there? ○ How many people are there? → people は複数形扱いのため、動詞は are を使います。many の後には複数形が続きます。
コラム
豆知識
many と money は発音が似ているため、日本人学習者がよく混同する単語です。しかし語源は全く異なり、money はローマ神話の女神ジュノーの称号「Moneta(モネータ)」に由来します。文脈から判断できることが多いですが、スピーキングでは明確に区別したいところです。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話では、肯定文の many は堅苦しく聞こえるため a lot of に置き換えられがちです。しかし、否定文や疑問文では I don't have many friends. のように many がごく自然に使われます。文の形によって好まれる表現が変わるのが特徴です。
映画・音楽での使われ方
ボブ・ディランの代表曲『風に吹かれて(Blowin' in the Wind)』の冒頭は、「How many roads must a man walk down...(男はどれだけの道を歩まねばならないのか)」という印象的なフレーズで始まります。how many を使った哲学的な問いかけとして世界中で愛されています。
イディオム・定型句
船頭多くして船山に上る
“We should keep the team small because too many cooks spoil the broth.”
非常にたくさんの
“A good many people attended the meeting.”
〜もの多数の
“There were as many as fifty students in the room.”
manyを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
How was your weekend? Did you do anything fun?
Yes, I went to a festival. There were many people there.
Oh, I heard about it. Were there a lot of food stalls?
Definitely. I ate too many snacks and now I feel full.
I wanted to go, but I didn't have much time.
That's a shame. We should go together next year.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。フォーマルな文書では a lot of よりも many が好まれる傾向があるため、ビジネスメールや論文を書く際には重宝する単語です。
よくある質問
Q. many とは?
数えられる人や物がたくさんあることを表す単語です。『I have many books.(私はたくさんの本を持っています)』のように、日常からフォーマルまで幅広く使われます。
Q. many と much の違いは?
many は数えられる名詞(本、車など)に使い、much は数えられない名詞(水、時間など)に使います。『How much time do we have?(時間はどれくらいありますか)』のように使い分けます。
Q. 肯定文で many を使ってもいいですか?
文法的には正しいですが、日常会話では a lot of の方が自然です。ただし『There are many reasons.(多くの理由があります)』のように、フォーマルな文脈や書き言葉では頻繁に使われます。
Q. 数を尋ねる時はどう表現しますか?
数えられるものの数を尋ねる時は How many から始めます。『How many people are coming?(何人来ますか)』のように、後ろには必ず複数形の名詞を置くのがルールです。
Q. many をさらに強調するには?
so many(とても多くの)や too many(多すぎる)をよく使います。『There were too many people.(人が多すぎました)』のように、程度が度を越していることを表すのに便利です。
CHECK QUIZ
Q: 「雨があまり降らなかった」を表す自然な英語は?
Q: 「いくつのリンゴが必要ですか?」と尋ねる正しい英文は?
Q: 「非常に多くの人々」を意味する慣用表現は?