kind
- (形)親切な、優しい
- (名)種類、タイプ
発音のコツ
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kind は最初の母音にアクセントを置き、口を縦に開けて「アィ」と滑らかに二重母音を発音します。「カインド」と平坦に読まないよう注意してください。続く「n」は舌先を上の歯茎の裏に当てて鼻から音を抜き、最後の「d」は喉を鳴らさずに舌先を軽く弾いて弱く発音します。文末では「d」の音がほとんど聞こえないのが自然です。
活用形
- 複数形
- kinds
- 比較級
- kinder
- 最上級
- kindest
コアイメージ
同じ生まれや性質を持つ仲間であることがコアイメージです。人や動物の優しさを表す時や、物事の「種類」を大まかに分類する時に使います。
kindの意味・例文
形容詞
親切な、優しい
Helpful, friendly, and caring about others.
It was very kind of you to help me.
手伝ってくれて本当にありがとうございました。
人の親切な行為に感謝する際の定番フレーズです。
Thank you for your kind support.
温かいご支援をありがとうございます。
顧客や取引先への感謝を伝える時に適しています。
The professor is known for his kind nature.
その教授は優しい性格で知られています。
人の生来の思いやりや性質を表します。
名詞
種類、タイプ
A group of people or things having similar characteristics.
What kind of music do you usually listen to?
普段どんな種類の音楽を聴きますか?
相手の好みや興味を尋ねる時に頻出します。
We offer various kinds of financial services.
当社はさまざまな種類の金融サービスを提供しています。
商品やサービスの多様性をアピールする表現です。
This kind of problem is becoming more common nowadays.
最近、この種の問題がより一般的になってきています。
特定の傾向を持つ事象をまとめる時に使います。
語源
kind の語源は、古英語の「生まれ」や「血筋」を意味する言葉にさかのぼります。「同じ血筋の仲間」という本来の性質から、共通の特徴を持つ「種類」という意味が生まれました。さらに、身内に対して抱く自然な愛情や思いやりの気持ちから「親切な」という意味へと発展しました。同じ語根を持つ関連語には、kin(親族)があります。
派生語・ファミリー
kindの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
kind は日常的で大まかな分類を、sort は性質や特徴による漠然とした分類を、type は明確な基準や規格に基づいた客観的な分類を表します。
よくある間違い
× I like these kind of apples. ○ I like these kinds of apples. → these のように複数を指す指示代名詞の後では、kind も複数形にします。
× He is kind for everyone. ○ He is kind to everyone. → 「〜に対して親切だ」と言う時は、方向を示す前置詞 to を使います。
コラム
豆知識
kind は kin(親族)と同じ語源から生まれました。昔は「同じ血筋の仲間」だけを指していましたが、身内を大切にする自然な感情から「親切な」という意味が生まれました。人類皆兄弟という考え方が言葉の歴史にも表れています。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話では、kind of を「ちょっと」「まあね」という意味で頻繁に使います。例えば「Are you tired?(疲れた?)」と聞かれた時に「Kind of.(まあちょっとね)」と単独で返すこともでき、曖昧に答えたい時にとても便利な表現です。
映画・音楽での使われ方
2015 年の実写版映画『シンデレラ(Cinderella)』の中で、母親が主人公に残した有名な言葉に「Have courage and be kind.(勇気を持ち、優しくありなさい)」があります。困難な時でも親切心を忘れないという、kind の最も美しい使われ方の一つです。
イディオム・定型句
親切すぎて逆に迷惑をかける
“Do not kill the plants with kindness by overwatering them.”
ちょっと、ある程度
“I am kind of tired today.”
唯一無二の、ユニークな
“Her painting style is truly one of a kind.”
kindを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
What kind of coffee is this?
It is a new type of espresso bean. I bought it yesterday.
It is very kind of you to share it with me.
No problem. I was kind of worried it might be too bitter.
Not at all. I love all kinds of dark roast coffee.
Good to hear! I will bring another sort to try tomorrow.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。アメリカの日常会話では「kind of(ちょっと)」を「kinda」と発音・表記することが多く、カジュアルな響きになります。ビジネスでは「kindly」を丁寧な依頼としてよく使います。
よくある質問
Q. kind とは?
同じ性質を持つ「種類」や、人に対する「親切な」態度を表す単語です。『What kind of food do you like?(どんな食べ物が好きですか?)』のように日常会話で頻繁に使われます。
Q. kind と type の違いは?
kind は大まかな分類や性質を表し、type はより明確な基準や規格に基づいた分類を表します。『a new type of smartphone(新しい型のスマホ)』のように、機械や製品には type がよく使われます。
Q. kind of にはどんな意味がありますか?
「種類」という意味の他に、日常会話では「ちょっと」「ある程度」という意味の副詞としてよく使われます。『I am kind of hungry.(ちょっとお腹が空いた)』のように、断定を避ける時に便利です。
Q. 「It's very kind of you」はどう使いますか?
相手の親切な行為に対して感謝を伝える丁寧な定型表現です。『It is very kind of you to help me.(手伝ってくれて本当にありがとうございます)』のように、ビジネスや日常のフォーマルな場面で活躍します。
Q. kind をビジネスメールで使う時は?
相手に丁寧なお願いをする時に、kindly(副詞)や kind(形容詞)がよく使われます。『Thank you for your kind cooperation.(ご協力ありがとうございます)』は、メールの結びの定番フレーズです。
CHECK QUIZ
Q: 「特定の規格が決まった新しい型のパソコン」を表現するのに最適な名詞は?
Q: 「彼は『ちょっと』疲れているようだ」の自然な表現は?
Q: 「It is very kind of you to invite me.」の意味として正しいものは?