is
- (動)〜である、〜だ
- (動)ある、いる
- (動)〜している、〜される
発音のコツ
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is の母音は日本語の「イ」よりも口の力を抜き、舌を少し下げて「イ」と「エ」の中間のような短い音(/ɪ/)を出します。続く子音の /z/ は、舌先を上の歯茎の裏に近づけて息を摩擦させながら声を出す有声音です。文末以外では弱く発音されることが多く、主語と結びついて「's(ズ)」と短縮されるのが一般的です。
活用形
- 三単現
- is
- 見出し語自身(三人称単数現在形)
- 進行形(-ing)
- being
- 過去形
- was
- is の過去形
- 過去分詞
- been
コアイメージ
主語と述語をイコール(=)で結びつけ、状態や性質をそのまま表すことがコアイメージです。人や物の特徴、現在の状況、またはそこに存在している事実を客観的に伝える時に使います。
isの意味・例文
動詞
〜である、〜だ
To have a particular quality or identity.
He is a doctor at the local hospital.
彼は地元の病院の医師です。
主語の職業や身分を説明する最も基本的な使い方です。
The new software is very efficient.
新しいソフトウェアは非常に効率的です。
主語の性質や特徴を形容詞で説明します。
Water is essential for all living things.
水はすべての生き物にとって不可欠です。
普遍的な事実や真理を述べる際にも使われます。
ある、いる
To exist or be located somewhere.
The book is on the table.
本はテーブルの上にあります。
物や人が特定の場所にあることを示します。
There is a meeting scheduled for tomorrow.
明日は会議が予定されています。
There is 〜 の形で、新しい情報の存在を提示します。
Where is the nearest station?
最寄りの駅はどこですか?
場所を尋ねる疑問文で頻繁に使われます。
〜している、〜される
Used with other verbs to form continuous tenses or passive voice.
She is studying for her final exams.
彼女は期末試験の勉強をしています。
現在進行形を作り、今まさに起きている動作を表します。
The report is written by the manager.
その報告書はマネージャーによって書かれています。
受動態を作り、主語が動作を受けることを表します。
The criminal is being chased by the police.
その犯人は警察に追跡されています。
進行形と受動態を組み合わせた形です。
語源
is は、印欧祖語で「存在する」を意味する *es- に由来します。この語根が古英語の is となり、現在まで形をほとんど変えずに使われ続けてきました。主語が存在することや、ある状態にあることを示す基本的な役割を果たします。同じ *es-(存在する)の語根を持つ関連語には、「本質」を意味する essence や、肯定を表す yes(そうである)があります。
派生語・ファミリー
isの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
is は主語の状態や性質を幅広く結びつけ、exists は物理的・概念的に存在している事実そのものを強調し、equals は数量や価値が完全に等しいことを厳密に示します。
“A similar problem exists in our society.”
→ 実際に存在しているという事実を強く主張します。
“One plus one equals two.”
→ 数学的な等しさや価値の完全な一致を示します。
よくある間違い
× He playing tennis now. ○ He is playing tennis now. → 進行形は「be動詞+現在分詞」で作るため、文の述語となる is を省略してはいけません。
× He is live in Tokyo. ○ He lives in Tokyo. → be動詞と一般動詞の原形は同時に使えません。状態や習慣を表す場合は一般動詞のみを使います。
コラム
豆知識
is の過去形 was は、実は古英語の別の動詞 wesan(存在する)の過去形が合流したものです。異なる語源の単語が混ざり合って1つの「be動詞」の活用体系を作り上げたという、英語の歴史の複雑さを物語る興味深い事実です。現在形の am や are もそれぞれ別の語源を持っています。
リアルな使われ方
ネイティブは会話で、相手の言ったことに深く同意する時に「It is.」と短く返します。また、どうしようもない状況を受け入れる時の定型フレーズ「It is what it is.」は、ビジネスや日常会話を問わず非常によく登場します。諦めと前向きさの両方を含む便利な表現です。
映画・音楽での使われ方
マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー映画『This Is It』のタイトルには is が使われています。「This is it」は「まさにこれだ」「いよいよだ」という意味の決まり文句で、彼の最後のコンサートツアーにかける強い意気込みと、その瞬間のかけがえのなさを象徴しています。
イディオム・定型句
時は金なり
“Everyone knows that time is money.”
そういうものだ、仕方がない
“We lost the game, but it is what it is.”
実は〜だ、実のところ
“The fact is we need more time to finish.”
isを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Where is the new project file?
It is on the shared drive.
Thanks. The deadline is approaching fast.
I know. The fact is, we are a bit behind schedule.
Is the client aware of the delay?
Not yet. My manager is going to call them this afternoon.
I hope they understand. Time is money, after all.
Exactly. Well, it is what it is. Let's do our best.
文化的背景
英語圏では「You are what you eat(食べたものがあなた自身である)」など、be動詞を使って物事の本質や真理を端的に表す表現が好まれます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. is とは?
主語と述語をイコール(=)で結びつけ、状態や性質、存在を表す基本的な動詞です。『He is my friend.(彼は私の友人です)』のように、人や物の特徴を説明する時に使います。
Q. is は一般動詞と一緒に使えますか?
原則として、is と一般動詞の原形を並べて使うことはできません。『He is running.(彼は走っている)』のように進行形(-ing)にするか、受動態(過去分詞)にする必要があります。
Q. there is と there are はどう使い分けますか?
後ろに続く名詞が単数形か複数形かで使い分けます。『There is a pen on the desk.(机の上にペンが1本ある)』のように、1つの物や数えられない名詞が続く場合は is を使います。
Q. 会話で is はどのように発音されますか?
日常会話では主語とくっついて短縮形になることがほとんどです。『She is busy.』は『She's busy.』となり、「シーズ」のように短く発音されるのが自然な英語のリズムです。
Q. It is what it is. とはどういう意味ですか?
「そういうものだ」「仕方がない」という諦めや現状の受け入れを表す決まり文句です。『We lost the contract, but it is what it is.(契約は取れなかったが、仕方がない)』のように日常会話でよく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「1足す1は2である」のように、数量が完全に等しいことを厳密に表す動詞は?
Q: 「彼は今、東京に住んでいます」の正しい英文は?
Q: 会話で「It is what it is.」と言われた時のニュアンスは?