howl
- (動)遠吠えする
- (動)大声で叫ぶ、わめく
- (動)(風が)うなる
- (名)遠吠え、うなり声
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
howl は二重母音「aʊ」がポイントです。「ハ」の口から始めて滑らかに「ウ」へ移行してください。最後の「l」は舌先を上の前歯の裏につけ、喉の奥で「ウ」と「ル」の中間のような暗い音(ダークL)を響かせます。「ハウル」と日本語のように「ル」をはっきりと発音しないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- howls
- 進行形(-ing)
- howling
- 過去形
- howled
- 過去分詞
- howled
- 複数形
- howls
コアイメージ
動物が喉の奥から長く大きな声を出すことがコアイメージです。狼などの遠吠えだけでなく、人が苦痛や大笑いで上げる叫び声、風がヒューヒューとうなる時にも使います。
howlの意味・例文
動詞
遠吠えする
To make a long, loud, doleful cry or sound.
The dogs howled all night long.
犬たちが一晩中遠吠えをしていました。
動物が長く声を引いて鳴く様子を表します。
A lone wolf howled in the snowy forest.
一匹の狼が雪の森で遠吠えをしました。
狼の鳴き声を表す最も一般的な動詞です。
Coyotes howl to communicate with their pack members.
コヨーテは群れの仲間とコミュニケーションをとるために遠吠えします。
動物の習性や生態を説明する際にも使われます。
大声で叫ぶ、わめく
To cry out loudly in pain, anger, or amusement.
The baby howled when he dropped his toy.
赤ちゃんはおもちゃを落として大声で泣き叫びました。
子供が泣きわめく様子にも使えます。
We howled with laughter at his funny joke.
私たちは彼の面白い冗談に大爆笑しました。
激しく笑い転げるポジティブな感情表現です。
The protesters howled in anger outside the building.
抗議者たちは建物の外で怒りの叫び声を上げました。
大勢の人が激しい怒りを露わにする場面で適しています。
(風が)うなる
To make a howling sound, typical of a strong wind.
The wind howled through the trees yesterday.
昨日は風が木々の間をヒューヒューとうなっていました。
風が音を立てて強く吹く様子を表現します。
During the hurricane, the storm howled relentlessly.
ハリケーンの間、嵐は容赦なくうなり続けました。
荒れ狂う天候の激しさを強調する表現です。
Blizzards howled across the northern plains.
吹雪が北部の平原を吹き荒れました。
厳しい気象条件を伝えるニュースで頻出します。
名詞
遠吠え、うなり声
A long, loud cry or sound made by an animal, person, or the wind.
I heard a loud howl in the distance.
遠くで大きな遠吠えが聞こえました。
物理的に聞こえる長く大きな音を指します。
The victim let out a howl of agony.
被害者は苦痛の叫び声を上げました。
人が発する悲鳴や絶叫を名詞で表現できます。
The constant howl of the wind made it hard to sleep.
絶え間ない風のうなり声のせいで眠りにくかったです。
自然が発する音の描写としても使われます。
語源
howl は中英語の houlen に由来し、動物が「アウー」と鳴く音をそのまま模倣した擬声語(オノマトペ)です。この長く響く音のイメージから、動物の遠吠えだけでなく、人間の大きな叫び声や激しい風の音を表す意味へと発展しました。同じく鳴き声の音を語源に持つ関連語に、フクロウを意味する owl があります。
派生語・ファミリー
howlの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
howl は長く続く遠吠えや叫び声を、bark は犬などの短く鋭い吠え声を、roar はライオンやエンジンなどの低く轟くような音を表します。
よくある間違い
× The dog yelled at the stranger. ○ The dog barked at the stranger. → yell は人が言葉を発して叫ぶ時に使います。犬が吠える場合は bark、遠吠えなら howl です。
× The wind howled the window. ○ The wind howled outside the window. → 風が鳴る意味の howl は自動詞なので、直接目的語をとらず前置詞が必要です。
コラム
豆知識
howl は中世の英語から使われている言葉で、動物が「アウー」と鳴く音そのものを文字に起こした擬声語です。この音の響きは、フクロウを意味する owl や、犬などのうなり声を意味する growl など、動物の鳴き声に関連する他の英単語にも共通して見られます。
リアルな使われ方
ネイティブは、お腹を抱えて大爆笑する時に howl with laughter という表現を使います。「アハハ」と普通に笑うのではなく、息ができなくなるほど大声で笑い転げるような激しい様子が伝わる、日常会話でとても便利なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
1955年に発表されたアレン・ギンズバーグの代表的な詩『Howl(吠える)』は、当時のアメリカ社会に対する若者の怒りや絶望を赤裸々に表現し、ビート・ジェネレーションの象徴的な作品となりました。文学作品のタイトルとしても力強い響きを持っています。
イディオム・定型句
無駄な抗議をする、叶わぬことを望む
“Complaining to him is like howling at the moon.”
大笑いする、爆笑する
“The audience howled with laughter at the comedy show.”
大声で野次り倒す、黙らせる
“The crowd howled the speaker down.”
howlを使った会話例
冬の夜、山小屋で友人と
Did you hear that? I think a wolf just howled.
Really? I only hear the wind howling outside.
No, listen carefully. It was a long, loud howl.
You are right! It sounds different from a dog's bark.
It is a bit scary, but also fascinating.
Let's stay inside and howl with laughter at a comedy movie.
文化的背景
欧米の文学や映画において、狼の遠吠え(howl)は満月や超自然的な存在(人狼など)と結びつけられ、不気味さや孤独を象徴する効果音として頻繁に用いられます。英米間で使い方に大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. howl とは?
動物が長く大きな声を出すことを表す動詞・名詞です。『The wolves howl at night.(狼たちは夜に遠吠えする)』のように動物に使われるほか、人の叫び声や風の音にも使われます。
Q. howl と bark の違いは?
声の長さと質が異なります。howl は「アウー」と長く続く遠吠えですが、bark は「ワンッ」という短く鋭い吠え声です。『The dog barked loudly.(犬が大きな声で吠えた)』のように使い分けます。
Q. howl は人に対しても使えますか?
はい、人が極端な感情で声を上げる時に使います。『He howled in pain.(彼は激痛で叫んだ)』のように苦痛を表すほか、大笑いする時にも使われます。
Q. 「風がうなる」と英語で言いたい時は?
強風がヒューヒューと音を立てる様子も howl で表現できます。『The wind howled all night.(風が一晩中うなっていた)』のように、嵐や吹雪の描写で頻出します。
Q. howl を使ったよくあるフレーズは?
『howl with laughter(大笑いする)』が日常会話でよく使われます。『We howled with laughter.』のように、息ができないほど激しく笑い転げる様子を伝えることができます。
CHECK QUIZ
Q: 犬が郵便配達員に向かって「ワンッ」と短く吠えた時の動詞は?
Q: 「The wind is howling.」の状況として最も適切なものは?
Q: 「苦痛でうめき声を上げる」の自然な表現は?