gust
- (名)突風
- (名)感情の爆発
- (動)突風が吹く
発音のコツ
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gust は最初の母音 /ʌ/ がポイントです。日本語の「ア」よりも口をリラックスさせ、短く「ア」と発音します。続く /st/ は、舌先を上の歯茎の裏に当てて息を止め、そこから「ス」「ト」と無声音で息だけを出して軽く弾きます。カタカナの「ガスト」のように「ト」に母音の「オ」が入らないよう注意してください。
活用形
- 三単現
- gusts
- 進行形(-ing)
- gusting
- 過去形
- gusted
- 過去分詞
- gusted
- 複数形
- gusts
コアイメージ
突然吹く強い風がコアイメージです。天候の変化で急に風が強まった時や、感情が突然どっとあふれ出る様子を表現したい時に使います。
gustの意味・例文
名詞
突風
A sudden strong rush of wind.
A sudden gust blew my umbrella inside out.
突然の突風で傘が裏返りました。
風が急に強く吹いて物を吹き飛ばす状況で使います。
Strong gusts are expected along the coast tonight.
今夜、沿岸部では強い突風が予想されます。
天気予報で荒れ模様を伝える際の定番表現です。
The anemometer recorded a gust of 60 miles per hour.
風速計は時速60マイルの突風を記録しました。
最大瞬間風速などの気象データを表す時にも適しています。
感情の爆発
A sudden outburst of strong emotion.
A gust of laughter came from the next room.
隣の部屋からどっと笑い声が聞こえました。
笑い声が突風のように突然起きる様子を表します。
His words provoked a gust of anger among the crowd.
彼の言葉は群衆の間に怒りの爆発を引き起こしました。
怒りや悲しみなどの強い感情があふれ出る比喩表現です。
I felt a sudden gust of nostalgia looking at these photos.
これらの写真を見て、突然懐かしさがこみ上げてきました。
感情が急に押し寄せてくる感覚を鮮やかに伝えられます。
動詞
突風が吹く
To blow in strong, sudden bursts.
The wind is gusting up to 50 miles per hour.
風は時速50マイルの突風となって吹いています。
風がどの程度の強さに達しているかを伝える動詞の用法です。
It was raining and gusting heavily all night.
一晩中雨が降り、突風が激しく吹いていました。
天気が荒れて風が断続的に強く吹く様子を表します。
The storm gusted across the valley, damaging several structures.
嵐が谷に吹き荒れ、いくつかの建造物に被害を与えました。
自然災害の状況を客観的に描写する際に使われます。
語源
gustは、古ノルド語で「冷たい突風」を意味する gustr に由来しています。もともと北欧の厳しい自然環境の中で「急に強く吹きつける風」を表しており、そこから現在の意味に発展しました。同じく「激しく噴出する」という語根を持つ関連語には、geyser(間欠泉)があります。自然の力強いエネルギーを感じさせる言葉です。
派生語・ファミリー
gustの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
gust は突然吹く一時的な強い風を、breeze は心地よく吹く穏やかなそよ風を、gale は被害をもたらすほど長時間続く強風を表します。
よくある間違い
× The weather forecast predicts a long gust tomorrow. ○ The weather forecast predicts a gale tomorrow. → gust は「一時的な突風」を指すため、長時間続く風には gale を使います。
× A gust of rain hit the window. ○ A gust of wind hit the window. → gust は風に対して使う単語であり、雨には shower や downpour を使います。
コラム
豆知識
gust は風そのものだけでなく、人間の感情の爆発にも使われてきた歴史があります。古い文学作品では、人間のため息や怒りが「風」に例えられ、そこから a gust of emotion(感情の爆発)という比喩表現が生まれました。自然現象と人間の内面を結びつける英語らしい表現です。
リアルな使われ方
ネイティブは天気予報の話題で動詞の gust をよく使います。例えば「Winds are gusting up to 50 mph(風速が時速50マイルに達している)」のように、進行形と組み合わせて現在の荒れた天候の状況を伝えるのが定番のフレーズです。
映画・音楽での使われ方
2014年のファレル・ウィリアムスのヒット曲『Gust of Wind』では、恋人を「一陣の突風」に例えています。自分を空高く舞い上がらせてくれる存在として gust of wind が使われており、風の持つ力強くポジティブなエネルギーを感じられる楽曲です。
イディオム・定型句
一陣の突風
“A sudden gust of wind blew the door shut.”
突風となって吹く
“The cold wind blew in gusts all day.”
感情の爆発
“She felt a gust of emotion reading the letter.”
gustを使った会話例
秋の午後、公園のベンチで友人と
It is getting quite cold out here.
Yes, that sudden gust of wind really chilled me.
I think a storm is coming. The wind is starting to blow in gusts.
I miss the warm breeze we had yesterday.
Me too. The weather forecast said it might turn into a gale tonight.
We should head home before it gets worse.
Good idea. Let's grab a hot coffee on the way back.
Sounds perfect. I don't want to get caught in another cold gust.
文化的背景
英語圏の天気予報では、風の強さを伝える際に gusts(最大瞬間風速)という表現がよく使われます。英米間で使い方に大きな差はなく、どの地域でも日常的に広く使われます。
よくある質問
Q. gust とは?
突然吹く強い風のことです。『A sudden gust of wind blew my hat off.(突然の突風で帽子が吹き飛ばされた)』のように、天候の急変を表す時によく使います。
Q. gust と breeze の違いは?
風の強さと心地よさが異なります。gust は突然の強い風で警戒を要しますが、breeze は穏やかで心地よいそよ風です。『A cool breeze is blowing.』のように使います。
Q. 天気予報で gust はどのように使われますか?
名詞の複数形や動詞として、最大瞬間風速を伝える時によく登場します。『Winds are gusting up to 60 mph.(風速は最大60マイルに達している)』のように使われます。
Q. 感情に対して gust を使うことはできますか?
はい、感情が突然あふれ出る様子を比喩的に表現できます。『A gust of laughter erupted.(どっと笑いが起きた)』のように、笑い声や怒りなどの突発的な感情に使います。
Q. gust の派生語には何がありますか?
形容詞の gusty(風の強い、突風の吹く)がよく使われます。『It is a cold and gusty day.(今日は寒くて風の強い日だ)』のように、天候を表す際の実用的な単語です。
CHECK QUIZ
Q: 「心地よいそよ風が吹いている」と言いたい時に最適な単語は?
Q: 「風が断続的に強く吹く」を表す自然な表現は?
Q: 「a gust of laughter」の意味として最も適切なものは?