gourmet
- (名)美食家、食通
- (形)高級な、グルメの
発音のコツ
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gourmet はフランス語由来のため、語尾の「t」を発音しないのが最大の特徴です。前半の「gour」は唇を丸めて「グア」と発音し、後半の「met」は「メイ」と二重母音で伸ばします。アクセントはアメリカ英語では後半の「メイ」に、イギリス英語では前半の「グア」に置かれることが多いです。カタカナの「グルメ」とは響きが大きく異なるので注意してください。
活用形
- 複数形
- gourmets
- 発音は /ɡʊəˈmeɪz/。語尾の t は発音せず z の音だけが付きます
コアイメージ
食に対する高い関心と洗練された味覚を持つこと、またはその品質がコアイメージです。高級な料理や食材について語る時や、食通の人を表現したい時に使います。
gourmetの意味・例文
名詞
美食家、食通
A person who knows a lot about food and cooking, and who enjoys eating high-quality food.
My uncle is a true gourmet who loves French cuisine.
私の叔父はフランス料理を愛する真の美食家です。
a true gourmet で「真の美食家」という定番の表現になります。
I am not a gourmet, but I know good pizza.
私は食通ではありませんが、美味しいピザの味は分かります。
自分は専門家ではないと謙遜する時によく使うフレーズです。
The author describes the historical figures as demanding gourmets.
著者は歴史上の人物たちを要求の厳しい美食家として描いています。
複数形にする場合は語尾に s を付けます。
形容詞
高級な、グルメの
Producing or relating to very high quality food and drink.
We plan to open a gourmet restaurant in the city center.
私たちは市中心部に高級レストランを開く計画です。
gourmet restaurant は格式高い飲食店を指します。
The demand for gourmet coffee has increased significantly this year.
今年は高級コーヒーの需要が著しく増加しました。
日常品よりも品質が高いことを強調する形容詞として使います。
She bought some gourmet cheese for the party tonight.
彼女は今夜のパーティーのために高級チーズを買いました。
スーパー等で売られている少し高価な食材にも使われます。
語源
gourmet は古フランス語の gromet(ワイン商人の召使い、若者)から派生しました。彼らがワインの味見や管理を任されていたことから「ワインの鑑定家」という意味になり、やがて「美食家」へと発展したのです。同じく「召使い」や「若者」を意味する語根から生まれた関連語に、groom(新郎、馬丁)があります。
派生語・ファミリー
gourmetの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
gourmet は洗練された味覚を持つ美食家を、foodie はカジュアルに食べ歩きやSNSでの共有を楽しむ食通を、epicure は官能的な喜びとして美食や美酒を追求する人を表します。
よくある間違い
× He is a gourmet of music. ○ He is a connoisseur of music. → gourmet は食べ物や飲み物に対してのみ使います。芸術や音楽の専門家には connoisseur を使います。
× I ate a gourmet at the restaurant. ○ I ate a gourmet meal at the restaurant. → gourmet を名詞として使うと「美食家」という人を指します。食べ物を指す場合は形容詞として使います。
コラム
豆知識
日本語では美味しい料理や飲食店を総称して「B級グルメ」などと呼びますが、英語の gourmet には常に「高級・洗練」というニュアンスが伴います。そのため「安い gourmet」という表現は矛盾して聞こえることがあります。
リアルな使われ方
スーパーの食品売り場では、少し値段が高く品質の良い商品に gourmet というラベルが貼られています。gourmet cheese や gourmet chocolate のように、日常のちょっとした贅沢を表現する際によく使われるマーケティング用語です。
映画・音楽での使われ方
2007年のピクサー映画『Ratatouille(邦題:レミーのおいしいレストラン)』には、厳しい料理評論家のアントン・エゴが登場します。彼はまさに究極の gourmet であり、映画を通じて真の美食とは何かというテーマが描かれています。
イディオム・定型句
高級食材や料理を取り入れる
“We decided to go gourmet for our anniversary dinner.”
プロのような洗練された仕上げ
“The chef added a gourmet touch to the simple dish.”
限られた予算で美食を楽しむ人
“She shares recipes for a gourmet on a budget.”
gourmetを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Are we still going to that new gourmet restaurant tonight?
Yes, I made a reservation. My brother says the chef is amazing.
I am excited. I consider myself a bit of a foodie.
Me too. They are famous for their gourmet seafood dishes.
Great. A true gourmet like you must have high standards.
Not really. I just love eating good food with good company.
文化的背景
「グルメ」という言葉は日本語に定着していますが、英語の gourmet はより格式高く、高級な料理や専門的な知識を伴う文脈で使われます。日常的に「美味しいものが好きな人」と言いたい場合は、よりカジュアルな foodie を使うのが現代の英語圏では一般的です。
よくある質問
Q. gourmet とは?
食に対する高い関心と洗練された味覚を持つこと、または高品質な食べ物を指します。『He is a true gourmet.(彼は真の美食家だ)』のように、人にも食べ物にも使われます。
Q. gourmet と foodie の違いは?
gourmet は高級志向で専門的な知識を持つ美食家を指します。一方の foodie はよりカジュアルで、食べ歩きやB級グルメを含めて食を楽しむ人を指し、『I am a massive foodie.』のようにSNSなどでよく使われます。
Q. 発音の注意点はありますか?
最後の「t」を発音しない点が最大の特徴です。『a gourmet chef』のように使う際も、「グルメット」ではなく「グアメイ」のように発音します。フランス語由来の単語によくある規則です。
Q. 人以外にも使えますか?
はい、形容詞として食べ物や店に対しても頻繁に使われます。『a gourmet restaurant(高級レストラン)』や『gourmet coffee(高級コーヒー)』のように、品質が高く洗練されていることを表します。
Q. gourmand とは違うのですか?
はい、意味が異なります。gourmet が質を重視する美食家であるのに対し、gourmand は量を重視する大食漢や食いしん坊を指します。『He is more of a gourmand.』のように使い分けます。
CHECK QUIZ
Q: 音楽や芸術の「専門家・鑑定家」を指すのに適した単語は?
Q: 形容詞としての gourmet の正しい意味は?
Q: 「彼は真の美食家だ」を表す自然な英語は?