gorilla

  • ()ゴリラ
  • ()圧倒的な力を持つ存在
  • ()粗暴な人、用心棒
UK/ɡəˈrɪlə/

発音のコツ

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gorilla の発音は /ɡəˈrɪlə/ です。最初の「go」は「ゴ」ではなく、力を抜いた曖昧母音の「ガ」に近く発音します。アクセントは真ん中の「ril」にあり、舌先を丸めて「リ」と強く発音します。最後の「la」も曖昧母音で弱く終えます。「ゴリラ」と平坦な日本語の発音にならないよう、真ん中を強く読むリズムを意識しましょう。

活用形

複数形
gorillas

コアイメージ

アフリカの森林に生息する大型で力強い類人猿であることがコアイメージです。動物そのものを指すほか、比喩的に業界で圧倒的な力を持つ存在や荒々しい人を表現したい時に使います。

gorillaの意味・例文

名詞

可算

ゴリラ

A large, powerful ape native to the forests of central Africa.

アカデミック

The gorilla shares a large amount of DNA with humans.

ゴリラは人間と多くのDNAを共有しています。

生物学や遺伝学の文脈でよく登場する学術的な例文です。

日常会話

The children were excited to see a gorilla at the zoo.

子供たちは動物園でゴリラを見て大喜びしました。

動物園の人気者として日常会話で最も一般的に使われます。

ニュース

Poaching is a major threat to the mountain gorilla.

密猟はマウンテンゴリラにとって大きな脅威です。

環境問題や絶滅危惧種のニュースで頻出する組み合わせです。

可算

圧倒的な力を持つ存在

A heavily dominant organization or person in a particular sphere.

ビジネス

That software company is the 800-pound gorilla of the industry.

そのソフトウェア企業は業界の絶対的王者です。

逆らえない巨大企業を比喩するビジネスの定番表現です。

ニュース

The new streaming service has become a gorilla in the market.

その新しい動画配信サービスは市場で圧倒的な存在になりました。

ニュースで市場の支配者を表現する際によく使われます。

フォーマル

We must acknowledge the gorilla in the room before negotiating.

交渉の前に、誰もが知る最大の問題を認識すべきです。

避けられない大きな問題を指す比喩的な応用表現です。

可算

粗暴な人、用心棒

A heavily built, aggressive, and often unintelligent man.

口語・スラング

The club owner hired a big gorilla as a bouncer.

クラブのオーナーは大柄で粗暴な男を用心棒として雇いました。

物理的な力だけで知性のない人物を指すネガティブな表現です。

SNS・カジュアル

Stop acting like a gorilla and use your words.

乱暴者のように振る舞うのはやめて、言葉で話しなさい。

力任せに行動する人への批判としてカジュアルに使えます。

日常会話

He is a gorilla of a man who easily lifted the heavy box.

彼は重い箱を軽々と持ち上げるゴリラのような大男です。

単に体が大きくて力強い男性を強調する際にも使われます。

語源

gorilla は、紀元前 5 世紀のカルタゴの航海者ハンノが西アフリカで遭遇した「毛深い部族の女性たち」を指すギリシャ語 gorillai に由来します。19 世紀にアメリカの宣教師が新種の大型類人猿を発見した際、この古い記録にちなんで名付けたことで現在の意味に定着しました。

派生語・ファミリー

形容詞gorillalike

gorillaの使い方

よく使う組み合わせ

a male gorilla (オスのゴリラ)a mountain gorilla (マウンテンゴリラ)a silverback gorilla (シルバーバックゴリラ)a giant gorilla (巨大なゴリラ)an 800-pound gorilla (圧倒的な存在)

使い分け

gorilla はアフリカの森林に生息する最大の類人猿の種を、primate はサルやヒトを含む生物学的な霊長類全般を、ape はチンパンジーなど尾を持たない大型の類人猿を指します。

The gorilla beat its chest loudly.

アフリカに生息する力強くて最大の類人猿というニュアンスです。

Humans are a type of primate.

生物学的な霊長類の分類を示すフォーマルなニュアンスです。

A chimpanzee is a highly intelligent ape.

チンパンジーなど、尾がなく知能が高い類人猿全般のニュアンスです。

よくある間違い

× The company used gorilla marketing. ○ The company used guerrilla marketing. → 奇襲的な宣伝手法は guerrilla(ゲリラ)です。発音が同じためネイティブもよく間違えます。

× We saw two gorillaes at the zoo. ○ We saw two gorillas at the zoo. → 母音+o で終わる名詞ではないため、複数形は es ではなく s だけを付けて表現します。

コラム

豆知識

学名としてのゴリラは「Gorilla gorilla(ゴリラ・ゴリラ)」です。さらにニシローランドゴリラという亜種になると「Gorilla gorilla gorilla」と3回繰り返す珍しい学名を持ちます。これは動物学の命名規則に基づくものですが、名前のインパクトから雑学としてよく知られています。

リアルな使われ方

ビジネスシーンでは、圧倒的な市場シェアを持つ巨大企業を「800-pound gorilla(800ポンドのゴリラ)」と呼びます。「800ポンドのゴリラはどこに座る?(答え:自分の好きなところ)」という古いジョークに由来し、誰も逆らえない絶対的な権力者を指す定番フレーズです。

映画・音楽での使われ方

映画『キングコング(King Kong)』は、巨大なゴリラに似た怪物がニューヨークで暴れ回るパニック映画の金字塔です。この作品の影響で、巨大で手に負えない存在を「キングコング」や「ゴリラ」に例える文化が英語圏に根付きました。エンターテインメントにおいて、ゴリラは常に圧倒的な力の象徴として描かれます。

イディオム・定型句

イディオムan 800-pound gorilla

圧倒的な力や影響力を持つ存在

That tech company is an 800-pound gorilla.

定型句beat one's chest like a gorilla

威張る、力を誇示する

He is beating his chest like a gorilla.

gorillaを使った会話例

カフェで同僚と業界のニュースについて

A

Did you see the news? Our main competitor just acquired another firm.

B

Yeah. They are officially the 800-pound gorilla in the market now.

A

It is intimidating. They have so much power and resources.

B

True, but we can fight back with guerrilla marketing tactics.

A

Good idea. We cannot just act like a scared primate in the jungle.

B

Exactly. Let's not let the gorilla push us around.

A

We need to be smart and agile to survive this.

B

I agree. Even the strongest gorillas have blind spots we can target.

文化的背景

英語圏では、ゴリラは「強大な力」や「圧倒的な支配力」の象徴としてビジネスや日常会話でよく引用されます。一方で、人に対して使う場合は「粗暴で知性がない」という侮蔑的なニュアンスを含むことが多いため、形容する相手や文脈には十分注意が必要です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. gorilla とは?

アフリカの森林に生息する大型の類人猿のことです。動物園の人気者としてだけでなく、『He is built like a gorilla.(彼はゴリラのような体格だ)』のように大柄な人の比喩としても使われます。

Q. ビジネス用語としての gorilla とは?

市場や業界で圧倒的なシェアと影響力を持つ巨大企業を指します。『They are the 800-pound gorilla in the industry.(彼らは業界の絶対的王者だ)』のように使われる定型表現です。

Q. gorilla と guerrilla は同じ発音ですか?

はい、英語ではどちらも /ɡəˈrɪlə/ と発音され、完全に同音異義語です。『guerrilla warfare(ゲリラ戦)』を書き取る際にスペルを間違えないよう注意が必要です。

Q. silverback とはどういう意味ですか?

群れのリーダーである、背中の毛が銀色になった大人のオスゴリラのことです。『The silverback protected his family.(シルバーバックが家族を守った)』のように使われます。

Q. 人に対して gorilla と言うと失礼ですか?

はい、通常は「粗暴な人」や「知性のない乱暴者」というネガティブな意味になるため注意が必要です。『The club hired a gorilla as a bouncer.(クラブは用心棒として乱暴者を雇った)』のように使います。

CHECK QUIZ

Q: ビジネスで「絶対的権力を持つ巨大企業」を指す表現は?

Q: 英語の「guerrilla marketing」と発音が同じ単語は?

Q: サルやヒトを含む「霊長類」全般を指す最も学術的な単語は?