ape
- (名)類人猿
- (動)真似る、模倣する
発音のコツ
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ape は最初の母音を「エープ」と平坦に伸ばすのではなく、「エイ」と二重母音で発音します。口を横に引きながら「エ」から「イ」へ滑らかに変化させてください。最後の /p/ は、閉じた唇を弾いて息だけで軽く破裂させます。「エイプ」と日本語のように語尾に母音の「ウ」を付けないように注意しましょう。
活用形
- 三単現
- apes
- 進行形(-ing)
- aping
- 過去形
- aped
- 過去分詞
- aped
- 複数形
- apes
コアイメージ
尾のない大型のサル、または人の行動を考えなしに真似することがコアイメージです。生物学的な話題や、誰かの話し方や振る舞いを不格好に模倣する様子を表現する時に使います。
apeの意味・例文
名詞
類人猿
A large primate that lacks a tail, such as a gorilla or chimpanzee.
Chimpanzees and gorillas are highly intelligent apes.
チンパンジーやゴリラは非常に知能の高い類人猿です。
尾のない大型のサルを指す学術的な用法です。
The documentary explores the habitat of the great apes.
そのドキュメンタリーは大型類人猿の生息地を探求しています。
the great apes はオランウータンやゴリラなどを指す定型句です。
We saw a huge ape at the zoo today.
今日、動物園で巨大な類人猿を見ました。
日常会話でもサルを正確に区別したい時に使います。
動詞
真似る、模倣する
To copy someone's behavior or manner in an absurd or unthinking way.
He always apes the way the teacher speaks.
彼はいつも先生の話し方を真似します。
からかったり、考えなしに真似をするニュアンスを含みます。
The competitor is just aping our successful marketing strategy.
競合他社は私たちの成功したマーケティング戦略を盲目的に模倣しているだけです。
オリジナリティがなく、単に猿真似をしている様子を批判できます。
Stop aping everything I do!
私のすることを何でも真似るのはやめてください!
相手の不快な模倣行為をやめさせる時に使えます。
語源
ape は古英語の apa(サル、類人猿)に由来します。古くから人間に似た姿を持つ動物として認識されていました。人間そっくりの仕草をするものの、どこか滑稽で考えが浅い動物と見なされていたことから、中世以降「人の行動を考えなしに真似る」という動詞の意味に発展しました。同じ語源を持つ派生語には、apish(サルのような、ばかげた)があります。
派生語・ファミリー
apeの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
ape は尾のない大型の類人猿を、monkey は尾のある一般的なサルを、primate は人間やキツネザルを含む霊長類全体を指します。
“The monkey swung from tree to tree using its tail.”
→ 尾を使って木々を移動する小〜中型のサルを示すニュアンスです。
“Humans are the most highly evolved primate.”
→ 人間を含む霊長目という生物学的な大きな分類を示すニュアンスです。
よくある間違い
× Look at the cute ape with a long tail. ○ Look at the cute monkey with a long tail. → ape には尾がないため、尾のあるサルは monkey を使います。
× I ape my respected teacher. ○ I imitate my respected teacher. → ape は考えなしに真似るというネガティブな響きがあるため、尊敬して見習う場合は使いません。
コラム
豆知識
中世ヨーロッパの文学や芸術において、ape は人間の愚かさや虚栄心を風刺する象徴として頻繁に描かれました。人間そっくりの姿をしていながら理性が欠けていると考えられていたためです。「不格好に真似をする」という動詞の用法も、この歴史的背景から生まれました。
リアルな使われ方
ネイティブは怒りや興奮で感情のコントロールを失った状態を go ape と表現します。動物が檻の中で暴れ回るようなイメージから来ており、「My boss went ape.(上司が激怒した)」のように使われます。親しい間柄での日常会話やSNSでよく登場する生き生きとしたスラングです。
映画・音楽での使われ方
1968 年公開の SF 映画の金字塔『Planet of the Apes(猿の惑星)』のタイトルにはこの単語が使われています。劇中で人間を支配するのはチンパンジーやゴリラなどの類人猿であるため、monkey ではなく ape が正確に選ばれています。知能と進化のテーマに深く関わる単語です。
イディオム・定型句
激怒する、熱狂する
“My dad will go ape when he sees this.”
〜に夢中になる
“My kids go ape over chocolate ice cream.”
みっともない振る舞いをする
“He made an ape of himself at the party.”
apeを使った会話例
週末の動物園で友人と
Look at that enclosure! Are those monkeys?
Actually, they are chimpanzees, so they are apes.
Oh, I see. They don't have tails, right?
Exactly. It's funny how that young one is aping his mother's movements.
Yeah, he is copying everything she does. He might make an ape of himself!
Well, the crowd seems to go ape over how cute he is anyway.
文化的背景
英語圏では「サル」を指す際、日常会話でも尾のない ape と尾のある monkey を明確に区別する傾向があります。また、ape は知能が高い一方で、野蛮で衝動的なイメージも持たれており、感情の爆発を表すスラングの由来にもなっています。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. ape とは?
尾のない大型のサル、または人の行動を考えなしに真似することです。『Chimpanzees are highly intelligent apes.(チンパンジーは非常に知能の高い類人猿です)』のように使います。
Q. ape と monkey の違いは?
生物学的な最大の違いは「尾(しっぽ)」の有無です。『A monkey has a tail, but an ape does not.(サルには尾がありますが、類人猿にはありません)』のように明確に区別されます。
Q. 動詞の ape はどんな場面で使いますか?
誰かの話し方や行動を、考えなしに、またはからかう目的で真似る時に使います。『He always apes the boss's gestures.(彼はいつも上司の身振りを真似します)』のように少しネガティブな響きがあります。
Q. go ape とはどういう意味ですか?
感情のコントロールを失う様子を表すスラングで「激怒する」または「熱狂する」という意味です。『The crowd went ape.(観客は熱狂した)』のように感情の爆発を表現します。
Q. 動詞の ape をフォーマルに言い換えると?
客観的に「模倣する」と伝える場合は imitate や mimic を使います。『Children tend to imitate their parents.(子供は親を模倣する傾向がある)』のように、より中立的な表現になります。
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CHECK QUIZ
Q: 尾を使って木にぶら下がる一般的な「サル」を指す単語は?
Q: 「He aped his rival's style.」のニュアンスとして最も適切なのは?
Q: 「ファンがアイドルの登場に熱狂した」を表す自然なフレーズは?