expert
- (名)専門家、達人
- (形)熟練した、専門的な
発音のコツ
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expert の発音は最初の「e」にアクセントを置き、「エ」と短くはっきり発音します。続く「x」は「クス」と子音だけで発声し、後半の「pert」は口をあまり開けずに舌を丸める「ɜːr」の音(アール母音)を意識してください。「エキスパート」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- experts
コアイメージ
特定の分野において高度な知識や技術を持っていることがコアイメージです。専門的な意見を求めたり、誰かの優れたスキルを称賛したりする時に使います。
expertの意味・例文
名詞
専門家、達人
A person with a high level of knowledge or skill relating to a particular subject or activity.
Medical experts warn about the new virus.
医療の専門家たちは新しいウイルスについて警告しています。
ニュースや報道で頻出する一般的な使い方です。
We should consult a legal expert before signing.
署名する前に法律の専門家に相談するべきです。
特定の分野の知識を持つ人に意見を求める時に使います。
He is an expert at fixing old cars.
彼は古い車を修理する達人です。
日常的な趣味や特技が優れていることへの称賛にも使えます。
形容詞
熟練した、専門的な
Having or showing a lot of knowledge or skill.
The report provides expert advice on investment.
その報告書は投資に関する専門的な助言を提供しています。
名詞の前において「専門的な〜」と修飾します。
She gave an expert analysis of the poem.
彼女はその詩について熟練した分析を行いました。
高度なスキルに基づく質の高い作業を表現します。
He is an expert driver.
彼は運転の熟練者です。
技術が非常に高いことをシンプルに伝える表現です。
語源
expert はラテン語の接頭辞 ex-(外へ)と periri(試す、経験する)から派生した expertus(経験を積んだ)が語源です。多くの経験を積み、試練を乗り越えて得られた熟練度から、現在の意味に発展しました。同じ periri(試す)の語根を持つ関連語には、experience(経験)があります。
派生語・ファミリー
expertの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
expert は高度な知識や技術を持つ人を、specialist は特定の狭い分野に特化した人を、professional はそれを職業として生計を立てている人を指します。
よくある間違い
× He is an expert about history. ○ He is an expert in history. → 「〜の専門家」と言う時は、前置詞 in や on を使います。about は不自然です。
× She is expert in this field. ○ She is an expert in this field. → expert は可算名詞なので、単数形の場合は必ず冠詞の an が必要になります。
コラム
豆知識
expert の語源はラテン語の「経験する(periri)」に由来します。つまり、本から知識を得ただけの人ではなく、実際に多くの経験を積み、試行錯誤を繰り返してきた人こそが本来の「専門家」だという歴史的な背景があります。
リアルな使われ方
ネイティブは皮肉を込めて armchair expert(肘掛け椅子の専門家)という表現を使います。実際には経験がないのに、安全な場所から偉そうに意見を言う「知ったかぶり」の人を指す、SNS 時代によく見かける面白いフレーズです。
映画・音楽での使われ方
映画『アイアンマン2』の作中で、主人公トニー・スタークが法廷で「I am an expert.(私は専門家だ)」と自信満々に言い放つシーンがあります。圧倒的な知識と技術力を持つキャラクターの性格がよく表れているセリフです。
イディオム・定型句
どんな専門家もかつては初心者だった
“Don't give up learning. An expert was once a beginner.”
机上の空論を振りかざす人、知ったかぶり
“He is just an armchair expert on politics.”
特定の業務や技術の専門家
“We need a subject matter expert for this project.”
expertを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
We are having trouble with the new software system.
You should talk to Sarah. She is an expert in IT.
Good idea. I need her expertise to fix this bug.
She gave me some expert advice last week.
I will send her a message right now.
She is a true professional, so she will reply quickly.
文化的背景
欧米では、自らを expert と名乗ることは「その分野で責任を負える十分な実績がある」という強い自信の表れと受け取られます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. expert とは?
特定の分野において高度な知識や技術を持つ「専門家」や「熟練者」のことです。『She is an expert on marketing.(彼女はマーケティングの専門家です)』のように使います。
Q. expert と professional の違いは?
expert は知識やスキルの高さを強調しますが、professional はそれを職業としてお金を稼いでいることを強調します。『He is a professional golfer.』は職業としてのゴルファーを指します。
Q. 「〜の専門家」と言いたい時、前置詞は何を使いますか?
主に in または on を使います。学問などの広い分野には in、特定のテーマには on が好まれます。『He is an expert in biology.(彼は生物学の専門家です)』のように使います。
Q. expert の名詞形(専門知識)は何ですか?
専門的な知識や技術を指す場合は expertise を使います。『We need his expertise to solve this.(これを解決するには彼の専門知識が必要です)』のように、不可算名詞として扱います。
Q. ビジネスでよく聞く SME とは何の略ですか?
Subject Matter Expert の略で、特定の業務や技術における専門家を指します。『Please ask the SME for details.(詳細は専門家に聞いてください)』のように、外資系企業などで頻出します。
CHECK QUIZ
Q: 趣味の写真を仕事にして「お金を稼いでいる」ことを強調する単語は?
Q: 「彼女は日本の歴史の専門家です」の自然な表現は?
Q: 空欄に入る語は? We need his ( ) to solve this problem.