devour

  • ()むさぼり食う、ガツガツ食べる
  • ()貪り読む、夢中で吸収する
  • ()(火などが)飲み込む、破壊する
UK/dɪˈvaʊər/

発音のコツ

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devour は 2 音節目にアクセントを置きます。最初の「de」は力を抜いて「ディ」と「デ」の中間のように短く発音します。後半の「vour(ヴァウア)」は、上の前歯を下唇に軽く当てて「v」を震わせ、口を丸めて「アウ」と響かせながら、最後は舌を軽く丸めて「r」の音で終わります。「デバウアー」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。

活用形

三単現
devours
進行形(-ing)
devouring
過去形
devoured
過去分詞
devoured

コアイメージ

「完全に飲み込む」ように激しく、あるいは夢中で消費することがコアイメージです。食べ物をガツガツ食べる時や、本などを夢中で読む時に使います。

devourの意味・例文

動詞

他動詞

むさぼり食う、ガツガツ食べる

To eat something quickly and completely because you are very hungry.

日常会話

The hungry boy devoured his dinner in seconds.

空腹の少年は夕食を数秒でむさぼり食いました。

激しい空腹を満たすために急いで食べる様子を表します。

SNS・カジュアル

I could devour an entire pizza right now.

今ならピザを丸ごと1枚ペロリと食べられそう。

非常にお腹が空いていることを強調するカジュアルな表現です。

ニュース

The lions devoured their prey after the hunt.

ライオンたちは狩りの後、獲物を食い尽くしました。

野生動物が獲物を激しく食べる描写にもよく使われます。

他動詞

貪り読む、夢中で吸収する

To read or consume something quickly and eagerly.

日常会話

She devoured the new mystery novel in one night.

彼女はその新しいミステリー小説を一晩で貪り読みました。

本や雑誌を夢中になって一気に読み終えるニュアンスです。

アカデミック

The curious students devoured every piece of information.

好奇心旺盛な学生たちは、あらゆる情報を貪欲に吸収しました。

知識や情報を熱心に取り入れる意欲の高さを表現できます。

ビジネス

He devoured the industry reports to prepare for the meeting.

彼は会議に備えて業界レポートを夢中で読み込みました。

ビジネスシーンでも、資料を徹底的に読み込む意味で使えます。

他動詞

(火などが)飲み込む、破壊する

To destroy or consume something completely.

ニュース

The raging fire devoured the old wooden building.

猛烈な火災が古い木造建築を飲み込みました。

火や波などの自然の力が何かを完全に破壊する様子を指します。

フォーマル

The small company was devoured by a large corporation.

その小さな会社は大企業に飲み込まれました。

企業買収などで、完全に吸収されてしまう比喩としても使います。

アカデミック

Guilt and regret completely devoured his conscience.

罪悪感と後悔が彼の良心を完全に蝕みました。

強い感情が人の心を支配してしまう様子を表す文学的な表現です。

語源

devour は接頭辞 de-(完全に)とラテン語の vorare(飲み込む、食い尽くす)が組み合わさってできました。獲物を完全に丸のみにしてしまう激しい様子から、「むさぼり食う」「夢中になる」という意味へと発展しました。同じ vorare の語根を持つ関連語には、voracious(貪欲な)があります。

派生語・ファミリー

名詞devourer

devourの使い方

よく使う組み合わせ

devour a meal (食事をむさぼり食う)devour a book (本を貪り読む)devour information (情報を貪欲に吸収する)be devoured by flames (炎に飲み込まれる)be devoured by guilt (罪悪感に苛まれる)

使い分け

devour は激しく完全に食い尽くし、wolf down は噛まずに急いで胃に流し込み、nibble は少しずつかじるように食べます。

He devoured the entire pizza in minutes.

飢えを満たすように激しく完全に食べるニュアンスです。

wolf down

She wolfed down her breakfast and ran out.

時間がないため急いでかき込むニュアンスです。

nibble

The mouse nibbled on the piece of cheese.

少しずつ小刻みにかじるニュアンスです。

よくある間違い

× He devoured on the hamburger. ○ He devoured the hamburger. → devour は他動詞なので、直後に前置詞を置かずに目的語をとります。

× She ate the novel in one night. ○ She devoured the novel in one night. → 本を「貪り読む」場合は ate は不自然です。比喩的な意味を持つ devour を使います。

コラム

豆知識

devour と同じ語根を持つ単語に carnivore(肉食動物)や herbivore(草食動物)があります。ラテン語の vorare(食い尽くす)が由来で、動物が獲物を丸のみにするような野生の力強さがこの単語の根底に流れています。

リアルな使われ方

ネイティブは面白いドラマシリーズを一気見する時にも devour を使います。「I devoured the entire season on Netflix.(ネットフリックスで全シーズンを一気見した)」のように、現代のエンタメコンテンツの消費にもぴったりの表現です。

映画・音楽での使われ方

映画『ジュラシック・パーク』などの恐竜映画やモンスター映画では、巨大な生物が人間や車を「丸のみにする」描写を表現する際に devour がよく使われます。圧倒的な力で完全に飲み込まれる恐怖を描くのに最適な単語です。

イディオム・定型句

イディオムbe devoured by guilt

罪悪感に苛まれる

He was devoured by guilt after the accident.

イディオムbe devoured by curiosity

好奇心に駆られる

She opened the box, devoured by curiosity.

定型句devour with one's eyes

食い入るように見つめる

He devoured the beautiful painting with his eyes.

devourを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

I heard you bought that new fantasy novel.

B

Yes! I devoured it in just one weekend.

A

Wow, that was fast. I usually savor every chapter.

B

I tried to, but I was devoured by curiosity about the ending.

A

I will borrow it from you later then.

B

Sure, but do not wolf down the story too quickly!

文化的背景

英語圏では、読書家や知識欲が旺盛な人を「voracious reader(貪欲な読者)」と表現することが多く、devour も「知識や情報を貪り食う」という肯定的なニュアンスでよく使われます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. devour とは?

食べ物などを激しく食い尽くすこと、または本や情報を夢中で吸収することです。『He devoured the sandwich.(彼はサンドイッチをむさぼり食った)』のように使います。

Q. eat と devour の違いは?

eat は単に「食べる」という一般的な動作ですが、devour は「飢えを満たすように激しく食い尽くす」という勢いと貪欲さを強調します。『I ate an apple.』より『I devoured an apple.』の方が必死な様子が伝わります。

Q. 食べ物以外にも使えますか?

はい、本や情報を「貪り読む」「夢中で吸収する」という意味でよく使われます。『She devoured the magazine.(彼女は雑誌を貪り読んだ)』のように、知識欲の強さを表す際に便利です。

Q. devour を使った有名な表現は?

『be devoured by guilt(罪悪感に苛まれる)』などの受動態の表現が有名です。『He was devoured by jealousy.』のように、強い感情に心が完全に飲み込まれてしまう状態を表現できます。

Q. devour の発音のコツは?

アクセントは後半の「vour(ヴァウア)」に置きます。『devour』と発音する際、最初の「de」は弱く短くし、後半を強く長く響かせると自然な英語の音色になります。

CHECK QUIZ

Q: 「一晩で小説を devour した」の意味は?

Q: 「時間がないため朝食を急いでかき込んだ」に最適な動詞は?

Q: 「炎に飲み込まれる」の自然な英語表現は?