deaf

  • (形)耳が聞こえない
  • (形)耳を貸さない
  • (名)聴覚障害者
UK/ˈdɛf/

発音のコツ

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deaf の母音は /e/(エ)です。「ディーフ」ではなく「デフ」と発音します。口を少し横に開き、短く「エ」と発声してください。最後の /f/ は、上の前歯で下唇を軽く押さえ、隙間から「フッ」と息を摩擦させて出します。日本語の「フ」のように唇を丸めないよう注意しましょう。

活用形

比較級
deafer
最上級
deafest

コアイメージ

音を感知する能力が欠如している、または極めて弱い状態であることがコアイメージです。物理的に耳が聞こえない状況だけでなく、他人の意見や忠告を意図的に無視する態度を比喩的に表現したい時に使います。

deafの意味・例文

形容詞

耳が聞こえない

Lacking the power of hearing or having severely impaired hearing.

日常会話

My grandfather has been completely deaf since last year.

祖父は去年から完全に耳が聞こえません。

→

物理的に聴力がない状態を表す最も一般的な表現です。

ニュース

The school provides special programs for deaf children.

その学校は聴覚障害のある子供たちに特別なプログラムを提供しています。

→

教育や福祉の文脈で客観的な状態を示す際に使われます。

アカデミック

Researchers are studying the genetic causes of being born deaf.

研究者たちは生まれつき耳が聞こえないことの遺伝的原因を研究しています。

→

born deaf で「生まれつき耳が聞こえない」という定型句になります。

フォーマル

Please speak clearly if the person is partially deaf.

その人が部分的に耳が遠い場合は、はっきりと話してください。

→

partially deaf で一部の聴力が残っている状態を表します。

耳を貸さない

Unwilling or refusing to listen, heed, or be persuaded.

ビジネス

The manager was deaf to our requests for a budget increase.

マネージャーは私たちの予算増額の要求に耳を貸しませんでした。

→

他人の意見や要求をかたくなに拒絶する態度を表します。

日常会話

She remained deaf to all my sensible advice.

彼女は私の賢明なアドバイスすべてに聞く耳を持ちませんでした。

→

deaf to 〜 で「〜に耳を貸さない」という比喩表現になります。

ニュース

The government cannot be deaf to the voices of the citizens.

政府は市民の声に耳を塞ぐことはできません。

→

権力者や組織が人々の訴えを無視する状況で頻出します。

SNS・カジュアル

Why are you so deaf to logic today?

今日はどうしてそんなに理屈が通じないのですか?

→

論理や正論を受け入れようとしない相手への非難に使えます。

名詞

可算

聴覚障害者

People who are unable to hear, considered as a group.

ニュース

The facility was built specifically for the deaf.

その施設は特に聴覚障害者のために建てられました。

→

the deaf でひとまとまりの集団を指します。

フォーマル

Sign language is an essential communication tool for the deaf.

手話は聴覚障害者にとって不可欠なコミュニケーションツールです。

→

the + 形容詞の形で複数扱いになる点に注意が必要です。

アカデミック

The study focuses on the education system for the deaf.

その研究は聴覚障害者のための教育システムに焦点を当てています。

→

研究対象や政策の対象として集団を示す際に適しています。

語源

deaf は古英語の deaf(耳が聞こえない、空っぽの)に由来します。さらに遡ると、インド・ヨーロッパ語族の語根 *dheubh-(ぼやけた、感覚が鈍い)に行き着きます。視界がかすむように「音がはっきりと捉えられない」という成り立ちから、現在の意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、dumb(口がきけない)があります。

派生語・ファミリー

名詞deafness
動詞deafen
副詞deafly

deafの使い方

よく使う組み合わせ

completely deaf (完全に耳が聞こえない)partially deaf (部分的に耳が聞こえない)go deaf (耳が聞こえなくなる)born deaf (生まれつき耳が聞こえない)profoundly deaf (重度の聴覚障害がある)

使い分け

deaf は完全にまたは大部分の聴力を失っている状態を、hearing-impaired は聴覚障害全般を指すフォーマルな表現を、hard of hearing は完全ではないが耳が遠い状態を表します。

“He was born completely deaf in his left ear.”

→ 完全に、または大部分の聴力が失われている状態を強調します。

hearing-impaired

“The theater offers devices for hearing-impaired guests.”

→ 公式な案内や医療の文脈で使われる、丁寧で包括的な表現です。

hard of hearing

“My grandmother is a bit hard of hearing lately.”

→ 高齢などで少し耳が遠くなっている、日常的な状態を指します。

よくある間違い

× He is deaf about my advice. ○ He is deaf to my advice. → 「〜に耳を貸さない」という対象を示すには、前置詞の to を使います。

× The deaf needs help. ○ The deaf need help. → 「the + 形容詞」は複数扱いになるため、動詞には s を付けません。

コラム

豆知識

deaf は古英語に遡る古い言葉ですが、語源的には「ぼんやりした」「感覚が鈍い」という意味を持っていました。同じ語源から派生した言葉に dust(ほこり)があります。視界を遮るほこりと、音が聞こえなくなる状態が「感覚がぼやける」という共通のイメージで結びついているのは興味深い点です。

リアルな使われ方

ネイティブの日常会話やSNSでは、tone-deaf という表現が頻出します。本来は「音痴な」という意味ですが、比喩的に「空気が読めない」「無神経な」という意味で広く使われます。政治家の的外れな発言や、状況にそぐわない企業の広告に対して「That ad is completely tone-deaf.」のように批判する際に使います。

映画・音楽での使われ方

2021年のアカデミー賞作品賞を受賞した映画『CODA(コーダ あいのうた)』は、聴覚障害を持つ家族の中で唯一耳が聞こえる少女の物語です。タイトルの CODA は「Child of Deaf Adults(耳が聞こえない親を持つ子供)」の頭文字をとった言葉で、ろう文化への理解を深めるきっかけとなりました。

イディオム・定型句

ことわざThere are none so deaf as those who will not hear.

聞こうとしない者ほど耳が聞こえない者はいない

“You cannot convince him; there are none so deaf as those who will not hear.”

イディオムturn a deaf ear

見て見ぬふりをする、耳を貸さない

“The company turned a deaf ear to the complaints.”

イディオムfall on deaf ears

無視される、聞き入れられない

“My suggestions fell on deaf ears at the meeting.”

deafを使った会話例

オフィスで同僚の提案について話す

A

Have you discussed the schedule delay with the manager?

B

I tried, but my warnings fell on deaf ears.

A

He seems completely deaf to any negative feedback lately.

B

Exactly. It is like talking to a brick wall.

A

Maybe we should ask Sarah. She is hard of hearing, but she always listens to us.

B

Good idea. She volunteers to help the deaf, so she knows how to communicate well.

文化的背景

欧米では、手話を第一言語とし、独自の文化やアイデンティティを持つコミュニティに属する人々を「Deaf(大文字のD)」と表記して尊重する文化があります。医学的な聴力低下を指す小文字の deaf と区別されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. deaf とは?

音を感知できない、または他人の意見を聞き入れない状態です。『My dog went deaf.(私の犬は耳が聞こえなくなった)』のように使います。

Q. the deaf は単数扱いですか?

いいえ、複数扱いになります。『the + 形容詞』で「〜な人々」という集団を指すため、『The deaf communicate using sign language.(聴覚障害者は手話で意思疎通する)』のように動詞は複数形を取ります。

Q. 「耳を貸さない」という比喩的な使い方はありますか?

はい、意図的に無視する態度を表現できます。『He is deaf to our warnings.(彼は私たちの警告に耳を貸さない)』のように、前置詞 to と組み合わせて使われることが一般的です。

Q. deaf と hard of hearing の違いは?

deaf は完全に、または大部分の聴力を失っている状態です。一方 hard of hearing は『My grandfather is hard of hearing.(祖父は耳が遠い)』のように、聞こえにくいものの完全には失われていない状態を指します。

Q. deaf を使った有名なイディオムは?

『turn a deaf ear(耳を貸さない)』が頻出します。『He turned a deaf ear to my request.』のように、都合の悪い意見や頼み事を意図的に無視する状況でよく使われる表現です。

CHECK QUIZ

Q: 「彼は私の忠告に耳を貸さなかった」の自然な表現は?

Q: 「He turned a deaf ear to the warning.」の意味は?

Q: 「祖母は最近少し耳が遠い」と言うのに最適な表現は?