counteroffer
- (名)対案、反対提案
- (動)対案を出す、反対提案する
発音のコツ
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counteroffer は最初の「カ」と後半の「オ」にアクセントがあります。出だしの /aʊ/ は口を大きく開けてからすぼめ、「カゥンター」と発音します。後半の offer の /ɔ/ は口を縦に開けて「オ」と「ア」の中間のような音を出します。アメリカ英語では真ん中の t が柔らかい弾き音(フラップT)になり、「カウナラファー」のように聞こえる点に注意しましょう。
活用形
- 三単現
- counteroffers
- 進行形(-ing)
- counteroffering
- 過去形
- counteroffered
- 過去分詞
- counteroffered
- 複数形
- counteroffers
コアイメージ
相手からの提案に対して、条件を変えて新たな提案を返すことがコアイメージです。給与交渉や不動産取引など、ビジネスで条件をすり合わせる時に使います。
counterofferの意味・例文
名詞
対案、反対提案
An offer made in response to another offer.
He rejected the initial salary and made a counteroffer.
彼は最初の提示給与を断り、対案を出しました。
給与交渉や取引で条件を出し直す時の定番表現です。
I received a counteroffer from the seller for the used car.
中古車の売り手から反対提案を受け取りました。
フリマアプリや個人間取引での価格交渉にも使われます。
The contract is void if the counteroffer is not accepted.
反対提案が受諾されない場合、その契約は無効となります。
契約交渉における法的なやり取りでも頻出します。
動詞
対案を出す、反対提案する
To make a different offer in response to an original offer.
The buyer counteroffered with a slightly lower price.
買い手は少し低い価格で逆提案しました。
counteroffer with 〜 で「〜の条件で逆提案する」と表します。
The union counteroffered a five percent wage increase.
労働組合は5パーセントの賃上げを対案として提示しました。
他動詞として対案の内容を直接目的語にとることもできます。
If they offer too little, you should counteroffer.
もし提示額が低すぎたら、対案を出すべきです。
自動詞として単独で使うことも可能です。
語源
counteroffer は接頭辞 counter-(対して、逆に)と offer(提案する)から成り立っています。相手からの申し出(offer)に対して、逆の立場から新たな条件を突き返す(counter)という成り立ちから、現在の「反対提案」という意味に発展しました。同じ counter- を持つ関連語には、counterattack(反撃する)があります。
派生語・ファミリー
counterofferの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
counteroffer は提示された条件に対する具体的な逆提案、counterproposal は計画や方針に対する包括的な対案、alternative は既存の案に縛られない別の選択肢を表します。
“The union presented a counterproposal to the management.”
→ 計画や方針に対する包括的でフォーマルな対案のニュアンスです。
よくある間違い
× I counteroffered to his proposal. ○ I counteroffered his proposal. → counteroffer は他動詞として目的語を直接とるか、名詞として make a counteroffer to の形で使います。
× He did a counteroffer. ○ He made a counteroffer. → 「対案を出す」は do ではなく make を使います。提案や決断には make が自然です。
コラム
豆知識
転職活動において、退職を申し出た際に現在の会社から提示される引き留め条件のことも counteroffer と呼びます。「給与を上げるから残ってほしい」という提案ですが、これを受け入れた人の多くが結局1年以内に退職するというデータもあり、ビジネスパーソンの間ではよく議論の的になります。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話では、フリマアプリや中古車販売での価格交渉でも頻出します。「I made an offer, but they came back with a counteroffer.(値引き交渉したけど、向こうも対案を出してきた)」のように、come back with と組み合わせて使われるのが定番です。
映画・音楽での使われ方
不動産リアリティ番組『セリング・サンセット(Selling Sunset)』などのビジネスや交渉を扱う作品では、この単語が頻繁に飛び交います。数百万ドルの豪邸をめぐって、買い手と売り手が counteroffer を何度も応酬する様子は、アメリカの不動産取引のリアルな姿を描いています。
イディオム・定型句
対案を提示する、逆提案で応じる
“They came back with a counteroffer.”
対案を受け入れる余地がある
“The seller is open to a counteroffer.”
対案より良い条件を出す
“We must beat their counteroffer to hire him.”
counterofferを使った会話例
火曜の午後、オフィスで上司と部下が採用について
The candidate rejected our initial salary offer.
That is unfortunate. Did he make a counteroffer?
Yes, he counteroffered with a ten percent increase.
We really need his skills. Should we accept it?
I think we should come back with a counteroffer somewhere in the middle.
Good idea. Let's offer a five percent increase and see his reaction.
I will draft the email right away.
Thanks. We need to close this deal by Friday.
文化的背景
アメリカなどの欧米圏では、初任給や不動産売買において条件交渉を行うことは一般的で、最初から合意せず対案を出すプロセスが前提となっていることも少なくありません。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. counteroffer とは?
相手から提示された条件に対して、自分から異なる条件を突き返す「反対提案」のことです。『She made a counteroffer of $500.(彼女は500ドルという対案を出した)』のようにビジネスや交渉で頻出します。
Q. counteroffer はどんな場面で使いますか?
給与交渉、不動産の売買、企業間の契約など、条件をすり合わせる場面で使います。『I received a counteroffer from my current employer.(現在の雇用主から引き留めの対案を受け取った)』は転職時によくある状況です。
Q. counteroffer と counterproposal の違いは?
どちらも対案ですが、counteroffer は金額などの具体的な取引条件の逆提案に多く使われます。一方の counterproposal は『submit a counterproposal(対案を提出する)』のように、計画などの包括的な提案を指す傾向があります。
Q. counteroffer は動詞としても使えますか?
はい、動詞として「反対提案をする」という意味で使えます。『He counteroffered with a higher price.(彼はより高い価格で逆提案した)』のように、with を伴って具体的な条件を示すことがよくあります。
Q. counteroffer を受けた時の返答フレーズは?
提案を受け入れるなら accept、断るなら reject や decline を使います。『We decided to accept their counteroffer.(私たちは彼らの対案を受け入れることにした)』のように、シンプルな動詞と組み合わせるのが一般的です。
CHECK QUIZ
Q: 「労働組合は経営陣に包括的な対案を提出した」に最適な語は?
Q: 「彼は私の提案に対して対案を出した」の自然な表現は?
Q: 「より高い価格で逆提案した」を表す動詞の使い方は?