contentious
- (形)論争の的になる
- (形)議論好きな
発音のコツ
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contentious は第2音節の「ten」にアクセントを置きます。「テ」を強くはっきりと発音してください。続く「tious」は「シャス」ではなく、口の力を抜いて「ʃəs」と曖昧な母音で短く発音します。全体として「カンテェンシャス」のように、メリハリをつけて読むのがコツです。最初の「con」も「カン」と弱めに発音しましょう。
コアイメージ
「議論や争いを引き起こしやすいこと」がコアイメージです。意見が対立しやすい話題や、論争の的になる問題を客観的に説明する時に使います。
contentiousの意味・例文
形容詞
論争の的になる
causing or likely to cause an argument; controversial.
Abortion is a highly contentious issue in the country.
妊娠中絶はその国において非常に論争の的となる問題です。
highly contentious issue で「激しい論争を呼ぶ問題」となります。
We should avoid contentious topics during the initial meeting.
初回の会議では議論になりやすい話題は避けるべきです。
意見が対立しやすいテーマを指す時に使います。
The researcher proposed a contentious theory about human evolution.
その研究者は人類の進化に関する論争を呼ぶ理論を提唱しました。
専門家の間で見解が分かれる学説にも適しています。
議論好きな
involving heated argument or given to arguing.
He is known as a contentious person in our community.
彼は私たちの地域で議論好きな人として知られています。
人の性格を表す時は、好戦的なニュアンスを含みます。
The negotiation was contentious from the very beginning.
その交渉は最初から論争が絶えませんでした。
状況ややり取りが対立的であることを表します。
The board members had a contentious debate over the budget.
役員たちは予算を巡って激しい議論を交わしました。
激しく意見がぶつかり合う話し合いを描写します。
語源
ラテン語の contentio(争い)に由来し、con-(共に)と tendere(伸ばす、引っ張る)から成り立っています。互いに引っ張り合う、つまり「激しく対立する」という成り立ちから、現在の「議論を引き起こす」という意味に発展しました。同じ tendere(伸ばす)の語根を持つ関連語には、tend(傾向がある)や extend(伸ばす)があります。
派生語・ファミリー
contentiousの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
contentious は対立や激しい議論を引き起こし、controversial は世間で広く賛否両論が分かれ、disputatious は些細なことでも言い争おうとする個人の性格を指します。
“He is known as a disputatious academic.”
→ 些細なことでも論争をふっかける個人の性格を指します。
よくある間違い
× We discussed a contentious problem. ○ We discussed a contentious issue. → 解決すべき problem よりも、議論の的となる issue と結びつくのが自然です。
× The seminar was contentious. ○ The seminar was content-rich. → contentious を「内容(content)が充実している」と勘違いしないよう注意が必要です。
コラム
豆知識
contentious はラテン語の contentio(争い)に由来しますが、同じ語源を持つ単語に contend(主張する、競う)があります。スポーツで優勝を争うチームを contender(挑戦者)と呼ぶのも、この「互いに引っ張り合う、競い合う」というイメージが根底にあるからです。
リアルな使われ方
ニュース報道やビジネス文書で、意見が真っ二つに割れるようなテーマを扱う時に highly contentious issue(非常に論争を呼ぶ問題)というフレーズが頻出します。感情的になりすぎず、客観的に「これは議論になりやすい」と伝えるのに便利な表現です。
映画・音楽での使われ方
政治学の分野では、チャールズ・ティリーらが著した『Contentious Politics(論争的政治)』という有名な学術書があります。デモや暴動、社会運動など、人々が権力に対して異議を申し立てる集団行動を分析する際の重要な専門用語としても使われています。
イディオム・定型句
非常に論争の的となる問題
“The new policy became a highly contentious issue.”
議論を呼ぶ結果となる
“The decision will likely prove contentious among voters.”
争いの絶えない関係
“The two countries have maintained a contentious relationship.”
contentiousを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
The new remote work policy seems to be a contentious issue.
Yes, many employees have strong opinions about it.
The meeting on Friday turned into a contentious debate.
I know. The marketing director was being quite argumentative.
Hopefully, it won't prove contentious in the long run.
We need to find a compromise before it divides the team.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。政治や法律、ビジネスの場で意見が対立する状況を客観的に表現する際によく好まれる、ややフォーマルな響きを持つ単語です。日常会話では argumentative を使うことが多く、場面による使い分けが重要になります。
よくある質問
Q. contentious とは?
意見の対立や激しい議論を引き起こしやすいことを表す形容詞です。『It is a highly contentious issue.(それは非常に論争を呼ぶ問題だ)』のように使われます。
Q. contentious と controversial の違いは?
contentious は激しい口論や対立を引き起こす点に焦点が当たります。一方の controversial は『a controversial movie(賛否両論ある映画)』のように世間で広く意見が分かれる様子を表します。
Q. contentious は人の性格にも使えますか?
はい、議論好きで好戦的な人を表す時に使えます。『He is a contentious person.(彼は議論好きな人だ)』のように、すぐ口論になりやすい気質を表現できます。
Q. contentious を簡単な言葉で言い換えると?
argument(議論)の形容詞形である argumentative に言い換えられます。『an argumentative person(議論好きな人)』のように、日常会話ではこちらがよく使われます。
Q. contentious の名詞形を使った表現は?
contention(争い)を使った『a bone of contention(争いの種)』というイディオムが有名です。『Money is a bone of contention.』のように、対立の主な原因を指す時に使います。
CHECK QUIZ
Q: 「世間で賛否両論ある映画」を表現するのに最適な形容詞は?
Q: 「非常に論争を呼ぶ問題」の自然な表現は?
Q: 「He is a contentious person.」が表す性格は?