concisely
- (副)無駄を省いて簡潔に、手短に
発音のコツ
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concisely は真ん中の音節「ci(サイ)」にアクセントを置きます。最初の「con」は口をリラックスさせて「カン」と「クン」の中間のように弱く発音します。「ci」は「サ」から「イ」へ滑らかに二重母音を響かせ、最後の「sely(スリー)」は息をこすらせる「s」の音から「リ」へと繋げます。「コンサイスリー」と平坦に読まないよう注意してください。
活用形
- 比較級
- more concisely
- 最上級
- most concisely
コアイメージ
無駄を省き、要点だけを短く明確に伝えることがコアイメージです。文章やスピーチなどで、情報量を落とさずに分かりやすく説明したい時に使います。
conciselyの意味・例文
副詞
無駄を省いて簡潔に、手短に
In a short and clear way, expressing what needs to be said without unnecessary words.
Please explain the new project concisely.
新しいプロジェクトについて簡潔に説明してください。
explain conciselyはビジネスで頻出の組み合わせです。
The author states his main argument concisely in the introduction.
著者は序論で主な主張を簡潔に述べています。
論文やレポートなどで要点を短くまとめる際に適した表現です。
She answered all the questions concisely.
彼女はすべての質問に手短に答えました。
質問に対して無駄な言葉を挟まず、的確に答える様子を表します。
The report must be written clearly and concisely.
報告書は明確かつ簡潔に書かれなければなりません。
clearly and conciselyは定型のセット表現です。
語源
conciselyは、接頭辞con-(完全に)とラテン語のcaedere(切る)、そして副詞を作る接尾辞-lyから成り立っています。不要な部分を「完全に切り落とす」という成り立ちから、短い言葉で要点を突く「簡潔に」という意味に発展しました。同じcaedere(切る)の語根を持つ関連語には、decide(切り捨てて決断する)があります。
派生語・ファミリー
conciselyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
conciselyは無駄を省き要点を明確に伝え、brieflyは単に時間が短いことや手短であることを表し、succinctlyは短い言葉で本質を鋭く突くことを強調します。
よくある間違い
× He spoke concise about the problem. ○ He spoke concisely about the problem. → 動詞を修飾するため、形容詞 concise ではなく副詞 concisely を使います。
× Please explain it concisely in detail. ○ Please explain it concisely. → concisely は手短にという意味なので、in detail(詳細に)と使うと矛盾します。
コラム
豆知識
concisely の語根 caedere(切る)は、scissors(ハサミ)や precise(正確な)と同じ語源を持っています。無駄な枝葉をハサミで切り落とし、幹だけを残すようなイメージを持つと、この単語が持つ「短くても中身が詰まっている」というニュアンスが理解しやすくなります。
リアルな使われ方
ネイティブのビジネス会話では、KISSの法則(Keep It Short and Simple)がよく引用されます。この法則に従い、メールやプレゼンでは情報を concisely に伝えることが求められます。会議で「Please explain concisely.(簡潔に説明して)」と促されるのは日常茶飯事です。
映画・音楽での使われ方
スティーヴン・キングの有名な著書『On Writing(書くことについて)』では、文章を書く際の極意として無駄な言葉を削ぎ落とすことが強調されています。名文家たちは皆、自分の考えをいかに concisely に表現するかを追求しており、この単語は執筆活動の核心を表す言葉と言えます。
イディオム・定型句
要点を絞って手短に言うと、簡潔に言えば
“To put it concisely, we need more time.”
無駄を省いて明確かつ簡潔に、分かりやすく
“You must write your report clearly and concisely.”
conciselyを使った会話例
火曜の午後、オフィスで上司と部下が
I have finished the first draft of the project proposal.
Great. Did you make sure to state our goals concisely?
Yes. I removed all the unnecessary details.
Good. The executives prefer to read things briefly.
I also summarized the budget section concisely.
Thank you. To put it concisely, this looks perfect.
文化的背景
英語圏のビジネスや学術の世界では、ダラダラと長く話すよりも要点を絞って短く伝える方が知的だと見なされるため、情報を concisely に伝える能力が非常に高く評価されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. concisely とは?
無駄な言葉を省いて要点だけを明確に伝えることを意味する副詞です。『Please explain it concisely.(簡潔に説明してください)』のように、ビジネスや学術的な場面でよく使われます。
Q. concisely と briefly の違いは?
concisely は「無駄を省いて要点を押さえる」という質の高さに焦点があります。一方 briefly は「時間が短い」ことに焦点があり、『We met briefly.(少しだけ会った)』のように使います。
Q. concisely はどんな場面で使いますか?
報告書を書く時やプレゼンをする時など、相手に分かりやすく情報を伝える場面で使います。『Write your answers concisely.(解答は簡潔に書きなさい)』は試験問題でよく見る指示です。
Q. concisely を言い換えると?
より日常的な表現なら in short(手短に言うと)が使えます。また、少し硬い表現で succinctly に言い換えると、『She spoke succinctly.(彼女は簡潔に話した)』のように鋭く本質を突くニュアンスが出ます。
Q. concisely とよく一緒に使われる単語は?
clearly(明確に)と組み合わせて clearly and concisely と表現することが非常に多いです。『Communicate clearly and concisely.(明確かつ簡潔に伝えなさい)』はビジネスの基本とされます。
CHECK QUIZ
Q: 「会議の前に『少しだけ』話す」の自然な表現は?
Q: 「clearly and concisely」が表す理想的な伝え方は?
Q: 「The instructions were written ____.」の空欄に入るのは?