bucket
- (名)バケツ
- (名)大量、バケツ一杯
- (動)土砂降りになる
- (名)データの保管場所、分類枠
発音のコツ
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bucket の最初の母音 /ʌ/ は、日本語の「ア」よりも口をあまり開けず、短く「アッ」と発音します。続く /k/ で息を鋭く出し、最後の /ɪt/ は「イ」と「エ」の中間のようなリラックスした音にして、舌先を上の歯茎の裏につけて軽く「ト」と添えます。「バケット」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- buckets
- 進行形(-ing)
- bucketing
- 過去形
- bucketed
- 過去分詞
- bucketed
- 複数形
- buckets
コアイメージ
取っ手がついた円筒形の容器で、液体や物を運んだり保管したりすることがコアイメージです。掃除や水汲みの場面だけでなく、比喩的に大量のものを表す時にも使います。
bucketの意味・例文
名詞
バケツ
An open container with a handle used to hold and carry liquids or solids.
She filled the bucket with warm water to clean the floor.
彼女は床を掃除するためにバケツを温水で満たしました。
水や洗剤を入れて運ぶ一般的な用途を表します。
The researchers collected a bucket of soil samples from the field.
研究者たちは現場からバケツ一杯の土壌サンプルを採取しました。
砂や土などの固形物を運ぶ際にも使われます。
I bought a cute plastic bucket for my garden.
庭用に可愛いプラスチックのバケツを買いました。
園芸やアウトドアの文脈でも頻出します。
大量、バケツ一杯
A large amount of something, especially liquid.
I sweat buckets during the intense workout yesterday.
昨日の激しいトレーニング中に大量の汗をかきました。
体液や感情を誇張して表現する際に複数形で使います。
She wept buckets when she watched the sad movie.
彼女はその悲しい映画を観て大泣きしました。
weep buckets で「涙をボロボロ流す」という意味になります。
We picked buckets of strawberries at the farm.
農場で大量のイチゴを摘みました。
果物などの収穫量が非常に多いことを強調できます。
データの保管場所、分類枠
A distinct category or storage space, especially in computing.
Please sort the customer feedback into three different buckets.
顧客のフィードバックを3つの異なる枠に分類してください。
情報をカテゴリごとに整理する際によく使われます。
The data is stored in a secure cloud bucket.
データは安全なクラウドストレージに保存されています。
IT分野でデータを格納する論理的な領域を指します。
We need to put these expenses into a separate bucket.
これらの経費は別のカテゴリーに分ける必要があります。
予算や経費を管理する項目の比喩としても機能します。
動詞
土砂降りになる
To rain very heavily.
We cannot go out because it is bucketing down.
土砂降りなので外出できません。
bucket down の形で、激しい雨を表すイギリスやオーストラリアでよく使われる表現です。
It bucketed down all night, causing severe floods in the area.
一晩中土砂降りが続き、その地域に深刻な洪水を引き起こしました。
災害レベルの豪雨を報道する際にも登場します。
I got soaked because it suddenly started to bucket.
突然土砂降りになったので、ずぶ濡れになりました。
down を省略して単独の動詞として使うこともあります。
語源
bucket はアングロ・フランス語の buquet(桶、バケツ)に由来します。もともとはゲルマン語系の *buk-(腹、膨らんだ容器)に関連するとされ、そこから水や物を運ぶための「膨らんだ容器」として現在の意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、bulge(膨らむ)があり、どちらも丸く膨らんだ形状を表しています。
派生語・ファミリー
bucketの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
bucket は取っ手があり水や物を運ぶための一般的な容器で、pail は子供の砂遊び用や金属製のバケツを指すやや古い言葉で、tub は取っ手がなく浅くて広い桶や浴槽を指します。
よくある間違い
× He kicked the bucket list. ○ He made a bucket list. → kick the bucket は「死ぬ」という俗語です。死ぬまでにしたいことのリストは make a bucket list と言います。
× We need a bucket of water to take a bath. ○ We need a tub of water to take a bath. → 入浴に使うような大きくて浅い容器は tub を使います。bucket は持ち運び用の小さなバケツです。
コラム
豆知識
bucket はもともと木製の容器を指していましたが、産業革命以降は金属製やプラスチック製のものが主流になりました。中世ヨーロッパでは、火事が起きた際に人々が列を作ってバケツリレー(bucket brigade)を行い、火を消すのが一般的な消火方法でした。
リアルな使われ方
ネイティブは雨が激しく降っている時、It is raining heavily の代わりに It is bucketing down(バケツをひっくり返したような雨だ)とよく言います。イギリスやオーストラリアの日常会話で特に好まれる、非常に視覚的で分かりやすい表現です。
映画・音楽での使われ方
2007年の映画『最高の人生の見つけ方(原題:The Bucket List)』は、余命宣告を受けた2人の男性が、病院を抜け出して「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行する感動的な物語です。この映画の大ヒットにより、bucket list という言葉が世界中に広まりました。
イディオム・定型句
焼け石に水、ほんのわずか
“That donation is just a drop in the bucket.”
死ぬ、くたばる
“The old car finally kicked the bucket yesterday.”
死ぬまでにしたいことリスト
“Traveling to Japan is on my bucket list.”
土砂降りになる
“It started to bucket down just as we left.”
bucketを使った会話例
キャンプ場でテントを設営しながら
It looks like it is going to bucket down soon.
Yeah, the sky is getting really dark. We should hurry up.
Could you grab the plastic bucket from the car? We need to collect some rainwater.
Sure. Should I also bring the tub for washing the dishes?
No, just the bucket is fine. Oh, and make sure the tent is secure.
If this tent blows away, it will be a disaster.
True. Surviving a storm in a tent was not on my bucket list.
Mine neither. Let's finish this before we get soaked.
文化的背景
アメリカやイギリスでは、死ぬまでにやりたいことをまとめた「bucket list」という言葉が日常的に使われます。これは「死ぬ」を意味する俗語 kick the bucket に由来しており、人生を後悔なく生きるための前向きなリストとして親しまれています。
よくある質問
Q. bucket とは?
取っ手がついた円筒形の容器で、水や物を運ぶための「バケツ」のことです。『She filled the bucket with water.(彼女はバケツを水で満たした)』のように、日常的な掃除や作業の場面でよく使われます。
Q. bucket と pail の違いは?
どちらもバケツですが、bucket の方が日常的に広く使われます。pail はやや古い言葉で、『a sand pail(砂遊び用のバケツ)』のように子供のおもちゃや、金属製・木製のものを指す傾向があります。
Q. 会話で buckets はどのように使いますか?
複数形で「大量の〜」という意味になり、特に液体や感情の表現で使われます。『I sweat buckets during the workout.(トレーニング中に大量の汗をかいた)』のように、誇張して伝える時に便利です。
Q. bucket を使った有名なイディオムはありますか?
『a drop in the bucket』が有名です。『It is just a drop in the bucket.』のように、必要な全体量に対して「ほんのわずかな量(焼け石に水)」であることを表す際によく使われます。
Q. ビジネスで bucket は使われますか?
はい、IT分野やマーケティングで「データの保存場所」や「分類の枠」という意味で使われます。『Sort the data into three buckets.(データを3つの枠に分類して)』のように、情報を整理する文脈で登場します。
CHECK QUIZ
Q: 「庭に置く大きなプラスチックの桶」を指すのに適した単語は?
Q: 「彼の寄付は焼け石に水だった」の自然な表現は?
Q: 「I sweat buckets today.」の意味は?