bowel
- (名)腸
- (名)奥深く、内部
発音のコツ
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bowel の発音は最初の「バ」にアクセントを置きます。「バウ」と二重母音でしっかり発音し、口を大きく開けてからすぼめてください。続く「el」は舌先を上の歯茎の裏に軽く当て、曖昧で弱い「ル」の音を出します。「ボウル(bowl)」と混同しやすいので、「バウ」の響きを意識しましょう。
活用形
- 複数形
- bowels
- 比喩的な「奥深く」の意味では常に複数形で使われます
コアイメージ
消化器系の一部である「腸」がコアイメージです。医学的な文脈や、建物・地球などの奥深くを表現したい時に使います。
bowelの意味・例文
名詞
腸
The part of the alimentary canal below the stomach; the intestine.
He was successfully treated for bowel cancer.
彼は大腸がんの治療に成功しました。
bowel cancer は大腸がんを指す一般的な表現です。
The small bowel absorbs most of the nutrients from food.
小腸は食べ物からほとんどの栄養素を吸収します。
small bowel で小腸、large bowel で大腸を意味します。
Drinking water helps maintain healthy bowel function.
水を飲むことは健康な腸の機能を維持するのに役立ちます。
健康や消化に関する日常的な話題でも使われます。
奥深く、内部
The deepest inner parts of something.
The miners worked deep in the bowels of the earth.
鉱夫たちは地球の奥深くで働きました。
この意味では常に複数形の bowels で使われます。
The secret document was hidden in the bowels of the building.
その秘密文書は建物の地下深くに隠されていました。
巨大な建物や組織の深部を比喩的に表現します。
We explored the dark bowels of the ancient ship.
私たちはその古代船の暗い内部を探索しました。
船や機械の奥底を指す際にも適しています。
語源
bowel はラテン語の botellus(小さなソーセージ)に由来し、古フランス語の boel を経て英語に入りました。ソーセージの形が腸に似ていることから、腸そのものを指す言葉として定着したという成り立ちを持っています。同じくラテン語の botellus に由来する関連語には、botulism(ボツリヌス菌中毒)があります。
派生語・ファミリー
bowelの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
bowel は医学的・日常的に幅広く腸全体を指し、intestine は解剖学的な小腸や大腸を厳密に区別する際に使い、gut は消化管全体や直感を指すカジュアルな表現です。
よくある間違い
× I have a pain in my bowels. ○ I have a stomachache. → 腹痛を言う時は stomachache を使います。bowel は腸そのものを指し、日常的な腹痛には不自然です。
× The treasure was found in the bowel of the ship. ○ The treasure was found in the bowels of the ship. → 「奥深く」という比喩的な意味で使う場合は、必ず複数形の bowels にします。
コラム
豆知識
昔のヨーロッパでは、人間の感情や思いやりは心臓ではなく「腸(bowels)」に宿ると信じられていました。そのため、古い英語の文献や聖書には「bowels of compassion(思いやりの腸=深い同情)」という表現が登場します。現代ではこの使い方は廃れましたが、言葉の歴史を感じさせるエピソードです。
リアルな使われ方
日常会話で「過敏性腸症候群」を指す irritable bowel syndrome は、頭文字をとって IBS と呼ばれることが非常に多いです。SNSや健康系のブログでも、IBS と表記してストレスによる胃腸の不調を相談する様子がよく見られます。現代人にとって馴染み深い医療用語の一つです。
映画・音楽での使われ方
映画館や劇場の地下深くを表現する際、in the bowels of the building のようなフレーズがホラーやミステリー作品でよく使われます。映画『オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)』でも、怪人が潜む地下深くの迷宮はまさに建物の bowels と呼ぶにふさわしい空間です。
イディオム・定型句
排便、お通じ
“He had a regular bowel movement this morning.”
〜の奥深くに
“They found the old documents in the bowels of the archive.”
過敏性腸症候群
“Stress can often worsen irritable bowel syndrome.”
bowelを使った会話例
病院の待合室で、患者と看護師が話している
I have an appointment for a bowel cancer screening today.
Please fill out this form. Have you noticed any changes in your bowel movements?
No, everything has been normal. But my gut tells me I should get checked.
That is a very smart decision. Early detection makes a big difference.
Will the doctor examine my small intestine as well?
Today's test focuses mainly on the large bowel.
文化的背景
英語圏の医療現場では、排便について直接的な単語を避けるため、bowel movement(略して BM)という表現がよく使われます。健康管理においてお通じの話題は重要視されており、日常的にも耳にする言葉です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. bowel とは?
消化器系の一部である「腸」を指す名詞です。『He suffers from bowel cancer.(彼は大腸がんを患っている)』のように医学・健康の文脈で頻出します。
Q. bowel と intestine の違いは?
bowel は日常や医療現場で腸全体を指す際に使われ、intestine は解剖学的に小腸・大腸を厳密に区別する際に好まれます。『The small intestine is long.』のように学術的な響きを持ちます。
Q. bowel movement とはどういう意味ですか?
医療現場や健康に関する話題において「排便」や「お通じ」を意味する丁寧な表現です。『How are your bowel movements?(お通じの具合はいかがですか?)』と医師が尋ねる際によく使います。
Q. bowel が「奥深く」という意味になるのはなぜですか?
腸が体内の深い場所にあることから、建物や地球の内部を比喩的に表すようになりました。『deep in the bowels of the earth(地球の奥深くで)』のように、通常は複数形で使われます。
Q. bowel cancer は大腸がんと小腸がんのどちらですか?
bowel cancer は主に「大腸がん(結腸がん・直腸がん)」を指すことが一般的です。医学的に厳密に言う場合は『colon cancer(結腸がん)』などの用語が使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「最近、直感で嫌な予感がする」の「直感」に当たる単語は?
Q: 「地球の奥深くで」と言いたい時の自然な表現は?
Q: 病院で医師が「How are your bowel movements?」と尋ねました。何を聞いている?