boast

  • ()自慢する、鼻にかける
  • ()(場所などが)〜を誇る
  • ()自慢、誇り
UK/boʊst/

発音のコツ

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boast は「ボウスト」のように二重母音 /oʊ/ をしっかり発音するのがポイントです。口を丸くして「オ」と発音した後、唇をすぼめて「ウ」と滑らかに変化させます。カタカナの「ボースト」のように伸ばすだけにならないように注意しましょう。最後の /st/ は声を出さず、息だけで軽く添えるように発音します。

活用形

三単現
boasts
進行形(-ing)
boasting
過去形
boasted
過去分詞
boasted
複数形
boasts

コアイメージ

自分が持っているものや成し遂げたことを、誇らしげに周囲へアピールすることがコアイメージです。自分の優れた点や所有物を自慢したい時や、場所が名所などを誇る時に使います。

boastの意味・例文

動詞

intransitive / transitive

自慢する、鼻にかける

To speak too proudly or happily about what you have done or what you own.

日常会話

He always likes to boast about his expensive car.

彼はいつも自分の高価な車を自慢したがります。

boast about で「〜について自慢する」という定番の形です。

ビジネス

She never boasts of her achievements in the office.

彼女は職場で自分の業績を自慢することは決してありません。

boast of も about と同様に「〜を自慢する」という意味で使われます。

SNS・カジュアル

Stop boasting and show us what you can really do.

自慢話はやめて、本当にできることを見せてください。

目的語をとらずに単独で使うこともできます。

他動詞

(場所などが)〜を誇る

To have or own something to be proud of.

ニュース

The city boasts a brand new baseball stadium.

その都市は真新しい野球スタジアムを誇っています。

場所が素晴らしい施設や特徴を持っていることを表します。

アカデミック

The university boasts one of the best libraries in the country.

その大学は国内最高レベルの図書館を誇っています。

組織や機関が持つ優れた点を客観的に表現する際に適しています。

ビジネス

Our hotel boasts a stunning view of the ocean.

当ホテルは見事なオーシャンビューを誇ります。

観光案内や宣伝文句として非常によく使われる表現です。

名詞

countable / uncountable

自慢、誇り

An act of speaking with excessive pride.

日常会話

His statement sounded like an empty boast.

彼の発言は空威張りのように聞こえました。

empty boast で「口先だけの自慢」という意味になります。

フォーマル

It is her proud boast that she has never been late.

一度も遅刻したことがないのが彼女の誇りです。

it is someone's boast that 〜 で「〜であることは(人)の自慢だ」と表します。

アカデミック

The company made a boast of its environmental policies.

その企業は自社の環境政策を自慢の種にしました。

make a boast of 〜 で「〜を自慢する」という名詞構文になります。

語源

boast の語源は、古フランス語の boster(大きな音を立てる、自慢する)や中英語の bosten に由来するとされています。「大きな音を立てて自分を誇示する」という様子から、「自慢する」「誇る」という意味に発展しました。同じく「音を立てる」というニュアンスを持つ関連語には、boost(押し上げる、高める)があります。

派生語・ファミリー

名詞boaster
形容詞boastful
副詞boastfully

boastの使い方

よく使う組み合わせ

boast about (〜について自慢する)boast of (〜を自慢する)an empty boast (空威張り)make a boast of (〜を自慢の種にする)boast a large population (多数の人口を誇る)

使い分け

boast は自分が持っているものや達成したことを誇ることで、brag は鼻持ちならない態度で大げさに自慢し、show off は実際の行動や品物を見せびらかして注意を引きます。

He likes to boast about his achievements.

正当な誇りや実績を言葉でアピールするニュアンスです。

Stop bragging about how much money you make.

他人が不快に感じるほど大げさに自慢するニュアンスです。

show off

She drove her new car to show off.

実際に物や技術を見せびらかして注目を集めるニュアンスです。

よくある間違い

× He boasted his new car. ○ He boasted about his new car. → 「〜を自慢する」と人について言う時は他動詞ではなく boast about/of と前置詞を伴います。

× The city boasts about a beautiful park. ○ The city boasts a beautiful park. → 場所や組織が「〜を誇る(持っている)」と言う場合は他動詞となり、前置詞は不要です。

コラム

豆知識

boast の語源は古フランス語に遡り、「大きな音を立てる」というニュアンスがありました。昔の戦士たちが戦いの前に自分の武勇伝を大きな声で語り、敵を威嚇していた様子が目に浮かぶようです。現在の「自慢する」という意味も、自分を大きく見せようとする心理から来ています。

リアルな使われ方

観光地のガイドブックやホテルのウェブサイトでは、The hotel boasts a large pool.(当ホテルは大きなプールを完備しています)という表現がよく使われます。これは「自慢する」というより「誇れるほどの素晴らしい設備を持っている」という客観的なアピールとして機能します。

映画・音楽での使われ方

イギリスのレゲエバンド UB40 の代表曲の一つに『Boasting』があります。歌詞の中では、自己中心的な態度や虚栄心を皮肉る文脈で boast が使われており、自慢ばかりする人間の滑稽さが音楽に乗せて表現されています。

イディオム・定型句

イディオムempty boast

空威張り、口先だけの自慢

His threat was just an empty boast.

定型句nothing to boast about

自慢するほどのことではない

The hotel was okay, but nothing to boast about.

boastを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

How was your weekend trip to Kyoto?

B

It was great. The city boasts many beautiful historical temples.

A

I agree. Did you meet your friend who moved there?

B

Yes, but he kept boasting about his new expensive apartment.

A

That sounds annoying. Nobody likes listening to someone brag.

B

Exactly. His place was nice, but nothing to boast about.

文化的背景

欧米文化では、自分の成果をアピールすることは自己表現の一環として肯定的に捉えられる場面もありますが、過度な boast は日本と同様に嫌がられます。面接やビジネスでは事実を客観的に伝えることが好まれます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. boast とは?

自分が持っているものや達成したことを誇らしげに話すことです。『He likes to boast about his success.(彼は自分の成功を自慢するのが好きだ)』のように使います。

Q. boast と brag の違いは?

どちらも自慢するという意味ですが、brag の方がより大げさで、周囲を不快にさせるニュアンスが強くなります。『Nobody likes a person who brags.(自慢ばかりする人は誰からも好かれない)』のようにネガティブに使われます。

Q. 場所が「〜を誇る」と言う時の使い方は?

街やホテルなどが素晴らしい施設や特徴を持っていることを表す際、他動詞として使います。『The city boasts a new stadium.(その都市は新しいスタジアムを誇っている)』は観光案内などで頻出する表現です。

Q. boast の形容詞形は?

boastful という形容詞があり、「自慢したがる」「鼻にかける」という意味になります。『She is always boastful of her family.(彼女はいつも家族のことを自慢している)』のように使います。

Q. boast を別の言葉で言い換えると?

「誇りに思う」というポジティブなニュアンスを強調したい場合は take pride in が適しています。『We take pride in our work.(私たちは自分たちの仕事に誇りを持っています)』のように、より謙虚な印象を与えられます。

CHECK QUIZ

Q: 「彼は新しい時計を見せびらかした」の自然な表現は?

Q: 「その美術館は素晴らしいコレクションを誇っている」の正しい英文は?

Q: 「それは自慢するほどのことではない」を意味するフレーズは?