avarice

  • ()強欲、貪欲、欲張り
UK/ˈævərɪs/

発音のコツ

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最初の母音「æ」にアクセントを置きます。口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音をはっきりと出してください。続く「vər」は下唇を軽く噛んで「ヴ」と発音し、母音は力を抜いた曖昧な音にします。最後の「ice」は「アイス」ではなく、短く「イス(ɪs)」と発音して息だけで終わらせるのがポイントです。

活用形

複数形
avarices
基本的には不可算名詞ですが、稀に複数形で使われます

コアイメージ

富や物質的な利益に対する極端な執着がコアイメージです。金銭欲や強欲さを批判的に表現する時に使います。

avariceの意味・例文

名詞

不可算

強欲、貪欲、欲張り

Extreme greed for wealth or material gain.

アカデミック

The king's avarice led to the downfall of his empire.

王の強欲さが帝国の滅亡を招きました。

歴史や文学において権力者の欲深さを表す際によく使われます。

ニュース

Corporate avarice is often blamed for environmental destruction.

企業の強欲さはしばしば環境破壊の原因として非難されます。

企業や組織が利益を優先しすぎる状況を批判する表現です。

フォーマル

He was driven by pure avarice rather than ambition.

彼は野心というより、純粋な貪欲さに突き動かされていました。

be driven by avarice で「強欲に突き動かされる」となります。

ビジネス

The management's avarice resulted in a massive financial scandal.

経営陣の強欲さが大規模な金融不祥事を引き起こしました。

金銭的な利益を不正に追求した事件などを描写するのに適しています。

語源

avarice は、ラテン語で「切望する」「強く求める」を意味する avere に由来します。この言葉が、単なる欲求を超えて「富や物質を極端に追い求めること」という否定的なニュアンスを持つようになり、現在の「強欲、貪欲」という意味に発展しました。同じ avere(切望する)を語源に持つ関連語には、avid(熱心な、熱狂的な)があります。

派生語・ファミリー

形容詞avaricious
副詞avariciously

avariceの使い方

よく使う組み合わせ

pure avarice (純粋な強欲)driven by avarice (強欲に突き動かされて)blind avarice (盲目的な強欲)corporate avarice (企業の強欲)human avarice (人間の貪欲さ)

使い分け

avarice は富や金銭に対する極端な執着を、greed は食欲や権力などあらゆるものに対する一般的な欲深さを、cupidity は特に金銭や財産に対する貪欲な所有欲を表します。

His avarice blinded him to the needs of others.

富や物質的な利益を極端に追い求めるニュアンスです。

The child ate all the cookies out of greed.

食べ物やお金など、より多くを欲しがる一般的な強欲さです。

cupidity

The cupidity of the invaders led to the looting.

他人の財産などを強く欲しがる、やや文語的な表現です。

よくある間違い

× He has an avarice for power. ○ He has a greed for power. → avarice は主に富に対する強欲さを指すため、権力などには greed を使います。

× She ate it with avarice. ○ She ate it with greed. → 食欲に avarice は使いません。食べ物を欲しがる場合は greed が適切です。

コラム

豆知識

ダンテの叙事詩『神曲(The Divine Comedy)』において、avarice(強欲)は地獄で重い罰を受ける大罪として描かれています。中世ヨーロッパでは、金銭に対する過度な執着は魂を滅ぼす最も危険な罪の一つと考えられており、この単語にはその歴史的な重みが今も残っています。

リアルな使われ方

ネイティブの日常会話では、avarice よりも greedy(形容詞)や greed(名詞)を使うのが一般的です。avarice はニュース記事で企業の不正を批判する際や、歴史上の独裁者を表現する時など、よりフォーマルで深刻な文脈で登場する傾向があります。

映画・音楽での使われ方

映画『ウォール街(Wall Street)』(1987年)における有名なセリフ「Greed, for lack of a better word, is good.(強欲は善だ)」は、資本主義の極端な avarice(強欲さ)を象徴する言葉として、現在でも頻繁に引用されます。

イディオム・定型句

ことわざPoverty wants some things, avarice all things.

貧乏は一部を欠くが強欲は全てを欠く

Remember that poverty wants some things, avarice all things.

定型句avarice knows no bounds

強欲には際限がない

The dictator's avarice seemed to know no bounds.

定型句fall victim to avarice

強欲の犠牲になる

Many citizens fell victim to corporate avarice.

avariceを使った会話例

歴史の授業の後、大学のキャンパスで

A

Did you understand the professor's lecture on the fall of the empire?

B

Yes. It seems that the king's avarice was the main cause.

A

Exactly. His desire for gold was a prime example of pure avarice.

B

It is sad how greed can blind leaders to their people's suffering.

A

True. If he had shown some generosity, a rebellion might have been avoided.

B

I agree. History shows that avarice knows no bounds.

文化的背景

キリスト教における「七つの大罪(Seven Deadly Sins)」の一つである「強欲(greed)」の同義語として、文学や宗教的な文脈で avarice が使われることがあります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. avarice とは?

富や物質的な利益に対する極端な執着のことです。『His avarice ruined the company.(彼の強欲さが会社を破滅させた)』のように、金銭欲を批判する際に使います。

Q. avarice と greed の違いは?

avarice は主に金銭や富に対する強欲さに限定されます。一方の greed は『greed for power(権力への貪欲さ)』のように、あらゆる欲求に対して幅広く使われます。

Q. avarice は日常会話でよく使われますか?

フォーマルで文語的な響きがあるため、日常会話よりもニュースや学術的な文章で使われます。日常会話では『He is greedy.(彼は欲深い)』のように形容詞の greedy が一般的です。

Q. avarice の対義語は何ですか?

気前が良いことや寛大さを意味する generosity が対義語に当たります。『He showed great generosity.(彼は素晴らしい寛大さを示した)』のように、他人に惜しみなく与える態度を表します。

Q. avarice の形容詞形はどう使いますか?

形容詞形は avaricious(強欲な)です。『an avaricious merchant(強欲な商人)』のように名詞を修飾し、利益を極端に追求する人物や態度を描写する際に使われます。

CHECK QUIZ

Q: 「彼には権力への貪欲さがある」と言う時の自然な名詞は?

Q: 企業の利益至上主義を批判する文脈で適した表現は?

Q: avarice の形容詞形として正しいものはどれ?