audit
- (動)監査する、審査する
- (動)聴講する
- (名)監査、審査
発音のコツ
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audit は最初の母音「au」にアクセントを置きます。口を縦に開けて「オー」と発音してください。続く「di」は「ディ」と短く切り、最後の「t」は舌先を上前歯の裏に当てて息を止め、軽く破裂させます。「オーディット」と平坦で間延びしたカタカナ読みにならないよう、最初の音を強く短く発音するのがコツです。
活用形
- 三単現
- audits
- 進行形(-ing)
- auditing
- 過去形
- audited
- 過去分詞
- audited
- 複数形
- audits
コアイメージ
記録や業務が正しく行われているかを公式に点検し、確認することがコアイメージです。企業の財務状況やシステムの安全性を客観的に評価したい時に使います。
auditの意味・例文
動詞
監査する、審査する
To conduct an official financial examination of an organization's accounts.
We hired an external firm to audit our accounts.
外部の会社を雇って会計を監査してもらいました。
外部の第三者によって客観的に調査される際によく使われます。
The government will audit the use of public funds.
政府は公的資金の使途を監査します。
税金や公的な資金が正しく使われているか確認する文脈です。
All financial records must be audited annually.
すべての財務記録は毎年監査されなければなりません。
法律や規則に基づく義務的な点検を表します。
聴講する
To attend a class informally without working for academic credit.
I decided to audit the history class this semester.
今学期は歴史の授業を聴講することにしました。
単位を取得せずに授業に参加する制度を指します。
You can audit the lecture for free if you ask.
頼めばその講義を無料で聴講できますよ。
興味のある分野を気軽に学ぶ状況で使われます。
I am just auditing the course, so no exams for me.
コースを聴講しているだけなので、試験はありません。
課題や試験の負担がないことを強調できます。
名詞
監査、審査
An official inspection of an individual's or organization's accounts.
The company is preparing for an upcoming tax audit.
その会社は間近に控えた税務調査の準備をしています。
名詞として、調査というイベントそのものを指します。
A detailed audit revealed several accounting errors.
詳細な監査によっていくつかの会計ミスが明らかになりました。
調査の結果として問題が発覚する定番の文脈です。
The independent audit confirmed the safety of the system.
独立監査によりシステムの安全性が確認されました。
財務だけでなく、セキュリティや品質の審査にも使います。
語源
audit はラテン語の audire(聞く)に由来します。昔の財務調査は書類ではなく、担当者が口頭で報告する数字を監査役が「聞いて」確認していたため、「監査する」という意味に発展しました。同じ「聞く」の語根を持つ関連語には、audience(聴衆)や audio(音声)があります。
派生語・ファミリー
auditの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
auditは財務や業務の記録を公式に監査し、examineは対象に異常や問題がないか注意深く調べ、inspectは安全基準や規則を満たしているか公式に検査します。
よくある間違い
× We will audit to the company. ○ We will audit the company. → audit は他動詞なので、直後に前置詞を置かずに目的語をとります。
× I decided to take an audit class. ○ I decided to audit the class. → 授業を聴講する場合は、audit を動詞として使って直接目的語をとるのが自然です。
コラム
豆知識
audit は「聞く」という意味のラテン語 audire が語源です。中世ヨーロッパでは、多くの人が読み書きできなかったため、会計報告は書類を提出するのではなく、役人の前で内容を読み上げる形式でした。それを監査役が「聞いて」審査していた歴史が単語に刻まれています。
リアルな使われ方
IT業界では、システムの操作履歴やデータの変更履歴を追跡できる仕組みを audit trail(監査証跡)と呼びます。セキュリティ事故が起きた際に原因を特定するために不可欠な機能であり、エンジニアの会議や仕様書で頻繁に登場する重要なビジネス用語です。
映画・音楽での使われ方
2022年の大ヒット映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(Everything Everywhere All at Once)』では、主人公が厳しい国税庁の tax audit(税務調査)を受ける場面から物語が動き出します。アメリカ社会における監査の恐ろしさが描かれています。
イディオム・定型句
監査を通過する、審査に通る
“We worked hard to pass the safety audit.”
監査を受ける、審査に直面する
“The corporation will face a strict tax audit.”
監査証跡
“The software leaves a secure audit trail.”
auditを使った会話例
金曜の午後、オフィスで同僚と
Are we ready for the internal audit next week?
Almost. I am gathering all the expense reports now.
Great. An external auditor will also arrive on Wednesday.
I hope we can pass the audit without any issues.
We should be fine. We just need to examine the data again.
Right. I will double-check everything before they inspect our files.
文化的背景
欧米の大学では、単位を取得せずに興味のある授業に出席する制度が広く普及しており、これを audit a class と呼びます。ビジネスシーンでの厳格な「監査」だけでなく、学生生活でも日常的に使われる身近な単語です。
よくある質問
Q. audit とは?
記録や業務が正しく行われているかを公式に点検することです。『The firm will audit our accounts.(その会社が私たちの会計を監査する)』のようにビジネスで頻出します。
Q. audit は大学の文脈でどう使いますか?
単位を取得せずに授業に参加する「聴講する」という意味で使います。『I want to audit the psychology class.(心理学の授業を聴講したい)』のように表現します。
Q. audit と inspect の違いは?
audit は主に財務や業務プロセスの記録を点検します。一方の inspect は物理的な状態や安全基準を確認し、『inspect the building(建物を検査する)』のように使います。
Q. audit を行う人のことは何と呼びますか?
監査を行う人は auditor(監査役、監査人)と呼びます。『The auditor found a mistake.(監査役が間違いを見つけた)』のように、名詞の派生形として非常によく使われます。
Q. audit trail とはどういう意味ですか?
ITや金融の分野で「監査証跡」を意味する専門用語です。『We need to keep an audit trail.(監査証跡を残す必要がある)』のように、後から操作履歴を追跡できる記録を指します。
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CHECK QUIZ
Q: 「消防署が建物の安全基準を検査する」のに最適な動詞は?
Q: 「I will audit the math class.」の意味は?
Q: 「会社が内部監査を実施する」の自然な表現は?