advise
- (動)助言する、勧める
- (動)通知する、知らせる
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
動詞の advise は最後の「se」を濁らせて「アドバイズ(/ədˈvaɪz/)」と発音します。名詞の advice(アドバイス)と混同して濁らずに発音する日本人が多いため注意が必要です。アクセントは後半の「vi」に置き、「ヴァイ」と下唇を軽く噛んで振動させながら力強く発音してください。
活用形
- 三単現
- advises
- 進行形(-ing)
- advising
- 過去形
- advised
- 過去分詞
- advised
コアイメージ
専門的な知識や経験に基づいて、相手に最適な行動を提案することがコアイメージです。目上の人や専門家が、解決策や方向性を論理的に示したい時に使います。
adviseの意味・例文
動詞
助言する、勧める
To offer suggestions about the best course of action to someone.
The lawyer will advise you on legal matters.
弁護士が法的な問題についてあなたに助言します。
専門家が知識に基づいて指導する状況で頻出します。
I strongly advise you to see a doctor.
医者に診てもらうことを強くお勧めします。
相手の利益を考えて強い提案をする時に使います。
The teacher advised him on his career path.
先生は彼の進路について助言しました。
advise A on B で「A に B について助言する」となります。
Police advise caution when traveling alone at night.
警察は夜間の単独行動には注意を払うよう勧めています。
公的機関が市民に警戒や行動を促す際にも使われます。
通知する、知らせる
To officially inform someone about a fact or situation.
Please be advised that the meeting is canceled.
会議が中止になったことをお知らせします。
ビジネス文書で決定事項を伝える定型表現です。
We will advise you of any changes in the schedule.
スケジュールの変更があればお知らせします。
advise 人 of 事柄 で「人に事柄を知らせる」となります。
The bank advised its customers of the new security policy.
銀行は顧客に新しいセキュリティ方針を通知しました。
企業が顧客に公式な案内を出す場面で適しています。
語源
advise は接頭辞 ad-(〜へ)と、ラテン語の visus(見る)から成り立っています。相手が直面している状況を「見て」、進むべき方向を指し示すという成り立ちから、「助言する」という意味に発展しました。同じ visus(見る)の語根を持つ関連語には、上から見ることで「監督する」を意味する supervise があります。
派生語・ファミリー
adviseの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
advise は専門知識に基づいて行動を促し、recommend は個人的な良い経験から推薦し、suggest は控えめに選択肢の一つとして提案します。
“I highly recommend this restaurant.”
→ 自分が気に入っているものを自信を持って勧めるニュアンスです。
“I suggest taking a short break.”
→ 押し付けがましくなく、一つのアイデアとして提示するニュアンスです。
よくある間違い
× I will advice you on this matter. ○ I will advise you on this matter. → advice は名詞(助言)、advise は動詞(助言する)です。品詞が異なるため使い分けが必要です。
× I advise to study hard. ○ I advise you to study hard. → advise は「誰に」助言するかを明示するため、advise 人 to do の形をとるのが基本です。
コラム
豆知識
大統領の側近や専門家の肩書きとして「アドバイザー(advisor / adviser)」という言葉をよく耳にします。英語では、名詞 advice には接尾辞を付けられず、動詞 advise に -er や -or を付けて「助言する人」を表します。公式な役職では advisor が好まれる傾向があります。
リアルな使われ方
ビジネスの場で「お知らせします」と伝える際、inform よりも堅い表現として Please be advised that... が使われます。やや官僚的で冷たい印象を与えることもあるため、社内の親しい同僚には使わず、顧客への公式な通知や契約上の重要事項を伝える場面に限定して使うのがネイティブの自然な感覚です。
映画・音楽での使われ方
映画『プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)』などのビジネスを舞台にした作品では、弁護士や上司が「I strongly advise you to...(〜することを強くお勧めします)」と警告に近いトーンで助言するシーンがよく登場します。プロとしての権威を示す重要なフレーズです。
イディオム・定型句
〜しないよう忠告する
“I strongly advise against making a hasty decision.”
〜をご承知おきください
“Please be advised that the office will be closed tomorrow.”
〜するのが賢明である
“You would be well advised to listen to her.”
adviseを使った会話例
オフィスで上司と部下が面談で
I would like to ask for your opinion on this new project.
I strongly advise you to review the budget first.
Do you think the current budget is too small?
Yes, and I advise against cutting costs on marketing.
I understand. I will revise the plan immediately.
Please be advised that the deadline is next Friday.
文化的背景
英語圏では、専門家(弁護士、医師、金融アドバイザーなど)からの advise は非常に重みのあるものとして扱われます。日常会話での軽い提案には suggest や recommend が好まれ、advise はより公式で責任を伴う響きを持ちます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. advise とは?
専門的な知識や経験に基づいて、相手に最適な行動を提案することです。『The doctor advised him to quit smoking.(医者は彼に禁煙するよう助言した)』のように使います。
Q. advise の後ろにはどんな形が続きますか?
「advise 人 to do(人に〜するよう勧める)」の形が最も一般的です。『I advise you to start early.(早めに始めることをお勧めします)』のように、行動を促す対象を明記します。
Q. advise と advice の違いと覚え方は?
advise は動詞で「ズ」と濁り、advice は名詞で「ス」と澄んだ音になります。『give advice(助言を与える)』や『advise a friend(友人に助言する)』のように品詞と発音で区別してください。
Q. ビジネスメールでよく見る please be advised that とは?
フォーマルな「お知らせ」を表す定型表現です。『Please be advised that the meeting is postponed.(会議が延期されたことをお知らせします)』のように、決定事項を丁寧に伝える際に使われます。
Q. advise と warn の違いは?
advise は相手の利益になるような最善の策を提案しますが、warn は危険や不利益が迫っていることを警告します。『I warn you not to go there.(そこに行かないよう警告する)』のように、切迫感が異なります。
TANZAM 収録単語帳
CHECK QUIZ
Q: 空欄に入る適切な単語は? "Let me give you a piece of ( )."
Q: 「Please be advised that...」の最も適切な意味は?
Q: 「その投資はしないよう忠告する」の自然な表現は?