violin
- (名)バイオリン
発音のコツ
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violin は後半の「リ」の部分に強いアクセントがあります。最初の /v/ は上の前歯で下唇を軽く弾くように振動させて「ヴァ」と発音し、続く「イオ」は力を抜いて素早く繋げます。最後の /lɪn/ で舌先を上の歯の裏に当てて「リン」と強く響かせます。「バイオリン」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- violins
コアイメージ
弓で弦をこすって音を出す、高音域の弦楽器であることがコアイメージです。オーケストラやクラシック音楽の話題、または楽器を演奏する場面の時に使います。
violinの意味・例文
名詞
バイオリン
A musical instrument with four strings, played with a bow.
She has been playing the violin since she was five.
彼女は5歳の時からバイオリンを弾いています。
play the violin で「バイオリンを弾く」という定番フレーズです。
The violin is one of the most important instruments in an orchestra.
バイオリンはオーケストラで最も重要な楽器の一つです。
楽器の総称として the violin のように定冠詞を付けます。
He performed a beautiful violin concerto at the concert hall.
彼はコンサートホールで美しいバイオリン協奏曲を演奏しました。
violin concerto (バイオリン協奏曲) のように名詞を修飾することもできます。
The stolen antique violin was finally recovered by the police.
盗まれたアンティークのバイオリンがようやく警察によって回収されました。
高価な楽器として事件の話題に上がることもあります。
語源
violin は中世ラテン語の vitula(弦楽器)を語源とするイタリア語の viola(ビオラ)に、小さいことを表す接尾辞 -ino が付いた violino に由来します。「小さなビオラ」という成り立ちから、現在知られる高音域の美しい弦楽器を指すようになりました。同じく vitula を語源に持つ関連語には、viola(ビオラ)があります。
派生語・ファミリー
violinの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
violin はクラシック音楽で使われる正式な呼称であり、fiddle は主に民俗音楽で使われる同じ楽器の口語表現、viola はバイオリンより少し大きく低い音が出る別の楽器です。
“He played a lively fiddle tune at the local pub.”
→ カントリーやアイリッシュ音楽でのくだけた呼び方です。
“The viola plays an inner harmony part in the quartet.”
→ バイオリンより一回り大きく、中音域を担当する楽器です。
よくある間違い
× I play violin every day. ○ I play the violin every day. → 楽器を演奏すると言う時は、一般的に play の後に定冠詞 the を付けます。
× There is two violin in the room. ○ There are two violins in the room. → violin は可算名詞なので、2つ以上ある場合は複数形の s を付けます。
コラム
豆知識
バイオリンの最高峰として知られるストラディバリウス(Stradivarius)は、17〜18世紀のイタリアで作られた名器です。その美しい音色の秘密は現代の科学でも完全には解明されておらず、数億円という破格の値段で取引されることもあります。
リアルな使われ方
オーケストラにおいて、第一バイオリンの首席奏者はコンサートマスターと呼ばれ、指揮者の次に重要な役割を担います。そこから派生して、日常会話で play first violin と言うと「主導権を握る」「リーダーシップを取る」という比喩的な意味になります。
映画・音楽での使われ方
ジブリ映画『耳をすませば(Whisper of the Heart)』では、主人公が恋する少年がバイオリン職人を目指してイタリアへ留学する姿が描かれています。劇中で彼が手作りする violin は、夢を追う若者の情熱の象徴として印象的に使われています。
イディオム・定型句
主導権を握る、リーダーになる
“She always wants to play first violin in every project.”
脇役を務める、次席に甘んじる
“He was tired of playing second violin to his younger brother.”
violinを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Do you have any plans for this weekend?
I am going to a classical concert. My sister plays the violin.
That is amazing! Is she a professional violinist?
Yes, she plays first violin in the city orchestra.
Wow, I would love to hear her play the violin some time.
I can get you a ticket for her next performance.
Thank you! I will definitely go.
Great. I am sure you will enjoy the concerto.
文化的背景
欧米では、子供の習い事としてピアノと並んでバイオリンが非常に人気です。クラシック音楽だけでなく、フィドル(fiddle)と呼ばれてカントリー音楽やアイリッシュ音楽などでも広く親しまれています。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. violin とは?
弓で弦をこすって音を出す、高音域の弦楽器のことです。『She practices the violin every day.(彼女は毎日バイオリンを練習する)』のように日常会話や音楽の話題で使います。
Q. violin と fiddle の違いは?
指している楽器の物理的な構造は同じですが、演奏する音楽のジャンルによって呼び方が変わります。『play the fiddle』と言うと、クラシックではなくカントリーや民俗音楽を弾くニュアンスになります。
Q. 楽器を弾く時に the は必要ですか?
一般的に、特定の楽器の演奏スキルや習慣を話す時は the が必要です。『Can you play the violin?(バイオリンを弾けますか?)』のように、play the 楽器名 の形が基本ルールとして定着しています。
Q. violin を弾く人は英語で何と言いますか?
バイオリン奏者のことは violinist(バイオリニスト)と呼びます。『He is a famous violinist.(彼は有名なバイオリニストです)』のように、職業や役割を表す名詞として頻出します。
Q. violin は数えられますか?
はい、可算名詞(数えられる名詞)です。楽器そのものの数を言う時は『I have two violins.(私はバイオリンを2丁持っています)』のように、複数形の s を付けて表現します。
CHECK QUIZ
Q: 「彼はバイオリン協奏曲を作曲した」の自然な表現は?
Q: カントリー音楽のバンドで「バイオリンを担当している」と言う場合、カジュアルで自然な呼称は?