very
- (副)とても、非常に
- (形)まさにその、ちょうど
発音のコツ
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v の発音は、下唇を上の前歯で軽く押さえ、隙間から息を出しながら「ヴ」と摩擦音を出します。日本語のバ行にならないよう注意が必要です。続く e は日本語のエより少し口を開け、r は舌先をどこにも触れずに丸めて発音します。最後に y は口をリラックスさせて「ィ」と短く添えるように発音しましょう。
活用形
- 比較級
- verier
- 現代では使われない古い表現
- 最上級
- veriest
- 「全くの」を意味する古い表現
コアイメージ
程度が極めて高いこと、または「まさにそれ」と特定することがコアイメージです。形容詞や副詞を強調して「とても」と言いたい時や、名詞を強調して「まさにその〜」と特定したい時に使います。
veryの意味・例文
副詞
とても、非常に
in a high degree; extremely
Thank you very much for your help.
手伝ってくれて本当にありがとうございます。
感謝の気持ちを強調する際の定番フレーズです。
The new system is very efficient.
新しいシステムは非常に効率的です。
形容詞を修飾して程度を客観的に強調します。
I am very excited about the trip.
旅行がとても楽しみです。
自分の感情表現を強めたい時に使います。
形容詞
まさにその、ちょうど
exact or particular
He is the very man I was looking for.
彼こそ私が探していたまさにその人です。
the very + 名詞で「まさにその〜」を意味します。
At that very moment, the earthquake occurred.
まさにその瞬間、地震が発生しました。
時間や瞬間を特定して強調する表現です。
The very existence of the company is in danger.
会社の存在そのものが危険にさらされています。
名詞の持つ意味そのものを強調します。
語源
very はラテン語の verus(真実の、本当の)を語源とし、古フランス語の verai を経て英語に入りました。もともとは「本当に」「真実に」という意味でしたが、そこから強調を表す「とても」「非常に」という意味へと発展しました。同じ verus の語根を持つ関連語には、verify(真実であることを証明する、確認する)があります。
派生語・ファミリー
veryの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
very は日常的に様々な形容詞や副詞の程度を強調し、extremely は very よりもさらに極端で普通ではないレベルを表し、highly は主に抽象的な概念や能力の評価を高く見積もる時に使います。
よくある間違い
× I very like this book. ○ I like this book very much. → very は動詞を直接修飾できないため、very much を文末に置きます。
× He is very taller than me. ○ He is much taller than me. → 比較級を強調する場合は very ではなく much を使います。
コラム
豆知識
very はもともと「真実の」を意味するラテン語 verus が語源です。昔は「本当に」という意味で使われていましたが、時代とともに単なる強調の「とても」に変化しました。真実であることを確認する verify(証明する)と同じ語源を持つのはこのためです。
リアルな使われ方
ネイティブは相手の提案に同意する際、「Very well.(承知しました)」や「Very true.(全くその通り)」という定型フレーズをよく使います。ビジネスなどのフォーマルな場面でも使える、丁寧で実用的な表現です。
映画・音楽での使われ方
世界中で愛されているエリック・カールの児童文学『はらぺこあおむし』の原題は『The Very Hungry Caterpillar』です。ここでの very は hungry を強調しており、「とってもお腹をすかせた」という愛らしいニュアンスを見事に表現しています。
イディオム・定型句
承知しました
“Very well, we will proceed as planned.”
まさに目の前で
“The magic happened before my very eyes.”
まさにその言葉
“She said those very words to me.”
veryを使った会話例
カフェで友人たちと
The cake here is very delicious.
I agree. It is extremely popular among students.
Did you finish reading that book I lent you?
Yes, and it was the very book I needed for my research.
I am very glad to hear that.
I liked it very much. Thanks for recommending it.
文化的背景
英語圏では very を多用すると語彙力が乏しく聞こえる傾向があります。そのため、very good を excellent に言い換えるなど、より具体的な形容詞を選ぶことが推奨されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. very とは?
程度が極めて高いことを表す副詞、または「まさにその」と特定する形容詞です。『He is very kind.(彼はとても親切だ)』のように日常会話で頻出します。
Q. very と really の違いは?
very は客観的に程度が高いことを示し、really は話し手の主観的な感情や真実味を強調します。『I am really tired.』の方が個人的な実感を込めた表現になります。
Q. very は過去分詞を修飾できますか?
原則として、過去分詞には very ではなく much を使います。ただし『I am very tired.』のように、形容詞として完全に定着した過去分詞には very を使うことができます。
Q. the very とはどういう意味ですか?
the very の直後に名詞を置いて「まさにその〜」と強調する形容詞の用法です。『This is the very book I wanted.(これこそ私が欲しかった本だ)』のように使います。
Q. very good をもっと豊かに表現するには?
very を使いすぎると単調になるため、文脈に合わせて言い換えるのがおすすめです。素晴らしい時は excellent、見事な時は fantastic と表現すると、語彙力が豊かに聞こえます。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は私よりずっと背が高い」の自然な表現は?
Q: 「He is the very man.」の very の意味は?
Q: 「私はこの映画がとても好きだ」の正しい英語は?