verbal
- (形)言葉の、言語の
- (形)口頭の、音声による
- (形)(文法)動詞の
発音のコツ
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verbal の発音の難所は「v」と「r」と「l」です。最初の「v」は上の前歯で下唇を軽く押さえ、息を摩擦させて「ヴ」と濁らせます。続く「er」は舌をどこにも触れさせずに軽く巻き上げ、「ヴァー」と伸ばします。最後の「l」は舌先を上の歯の裏にしっかり当てて「ル」と発音し、日本語の「バル」にならないよう注意してください。
活用形
- 複数形
- verbals
- 文法用語の「準動詞」を指す場合
コアイメージ
言葉や文字といった「言語」に関わることがコアイメージです。身振り手振りなどの非言語コミュニケーションと対比したり、書面ではなく「口頭」で伝える状況を強調したい時に使います。
verbalの意味・例文
形容詞
言葉の、言語の
Of or relating to words or language.
The test measures both mathematical and verbal skills.
そのテストは数学能力と言語能力の両方を測定します。
verbal skills で「言語能力」を表す定番の表現です。
Babies respond well to verbal cues from their parents.
赤ちゃんは親からの言葉による合図によく反応します。
身振りなどの非言語(nonverbal)と対比される使い方です。
I am not good at verbal explanations.
私は言葉での説明が苦手です。
言葉を使って何かを伝える状況を指します。
口頭の、音声による
Spoken rather than written.
We cannot proceed based on a verbal agreement alone.
口頭での合意だけに基づいて進めることはできません。
契約の場面で written(書面の)と対比して使われます。
The police officer issued a verbal warning to the driver.
警察官は運転手に口頭注意を与えました。
verbal warning は公式な記録に残らない注意を指します。
Please confirm your verbal request in writing.
口頭でのご要望を書面にてご確認ください。
in writing(書面で)とセットで頻出する表現です。
(文法)動詞の
Relating to or derived from a verb.
A gerund is a type of verbal noun.
動名詞は動詞的派生名詞の一種です。
動詞の性質を持った名詞を表す文法用語です。
The student struggled to understand verbal phrases.
その生徒は動詞句を理解するのに苦労しました。
英語の構造を学ぶ際に見かける専門的な用法です。
Infinitives and participles are classified as verbal forms.
不定詞と分詞は準動詞の形として分類されます。
動詞から派生した形であることを示します。
語源
verbal はラテン語の verbum(言葉、単語)に由来します。もともとは「言葉に関する」という意味でしたが、そこから派生して「書面ではなく口頭での」という使い方や、文法用語の「動詞の」という意味に発展しました。同じ verbum を語源に持つ関連語には、動詞を意味する verb があります。
派生語・ファミリー
verbalの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
verbal は文字か音声かを問わず言葉によることや口頭であることを、spoken は実際に声に出して話されたことを、oral は口という身体器官を通じて発声されることを表します。
よくある間違い
× He gave a verbal presentation. ○ He gave an oral presentation. → 学術やビジネスでの「口頭発表」には oral を使います。verbal は「言葉による」という広い意味になります。
× They agreed verbal on the price. ○ They agreed verbally on the price. → agreed(合意した)という動詞を修飾するため、形容詞の verbal ではなく副詞の verbally を使います。
コラム
豆知識
verbal の語源であるラテン語の verbum には「言葉」という意味があります。英文法で「動詞」を意味する verb も同じ語源から来ており、文の中で最も重要な「言葉」であることからそう名付けられました。言葉そのものを表す単語が、文法の要である動詞の語源にもなっているのは興味深い事実です。
リアルな使われ方
日常会話や心理学の分野では、nonverbal communication(非言語コミュニケーション)という表現が頻繁に登場します。身振り手振り、表情、声のトーンなど、言葉(verbal)以外の手段で伝わる情報がいかに重要かを語る際によく使われる、現代の必須キーワードです。
映画・音楽での使われ方
1995 年の名作サスペンス映画『ユージュアル・サスペクツ(The Usual Suspects)』には、「ヴァーバル(Verbal)」というあだ名の詐欺師が登場します。彼は非常におしゃべりで「言葉巧み」であることからこの名が付けられており、単語の持つニュアンスがキャラクターに見事に反映されています。
イディオム・定型句
言葉の暴力、暴言
“She was a victim of verbal abuse.”
口頭注意
“The police officer gave him a verbal warning.”
詭弁、巧妙な言葉遊び
“He used verbal gymnastics to avoid answering.”
verbalを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you get the contract signed by the client?
Not yet. But we have a verbal agreement on the main terms.
That is good, but a verbal promise isn't legally binding here.
I know. I will ask them to put it in written form today.
Great. Also, make sure to communicate clearly. Avoid any verbal gymnastics.
Understood. I will explain everything verbally first, then send the email.
文化的背景
欧米のビジネスや法律の場では、verbal agreement(口頭での合意)も一定の法的効力を持つ場合がありますが、証拠を残すために書面(written agreement)を交わすことが強く推奨されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. verbal とは?
「言葉による」「口頭の」という意味を持つ形容詞です。『They made a verbal agreement.(彼らは口頭で合意した)』のように、書面ではなく言葉で伝える場面でよく使われます。
Q. verbal と oral の違いは?
verbal は書面に対する「口頭の」や非言語に対する「言語の」を広く指します。一方の oral は口という器官に焦点が当たり、『an oral exam(口述試験)』のように特定の形式を表す際に好まれます。
Q. ビジネスで verbal はどのように使われますか?
契約や手続きの文脈で、書面(written)の対義語として「口頭の」という意味で頻出します。『We received a verbal confirmation.(口頭での確認を受け取りました)』のように使います。
Q. verbal abuse とはどういう意味ですか?
「言葉の暴力」や「暴言」という意味の定型フレーズです。『The manager was fired for verbal abuse.(そのマネージャーは暴言を理由に解雇された)』のように、相手を言葉で傷つける行為を指します。
Q. verbal の副詞形や動詞形は?
副詞は verbally(口頭で)、動詞は verbalize(言葉で表す)になります。『Please verbalize your thoughts.(あなたの考えを言葉にしてください)』のように、感情や考えを言語化する時に使います。
CHECK QUIZ
Q: 「言葉による暴力」を英語で表現する時、自然な組み合わせは?
Q: 教授が「明日の試験は口述形式です」と伝えるのに最適な表現は?
Q: 「私たちはその件について口頭で話し合いました」の空欄に入る語は? We discussed the matter _____.