transparency
- (名)透明性、情報公開
- (名)透明度、透明さ
発音のコツ
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transparency は /trænsˈpærənsi/ と発音します。最初の「træns」は口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音を出します。アクセントは「pæ」の部分にあり、ここも同じく「ア」と「エ」の中間音で強く発音します。「トランスペアレンシー」とカタカナで平坦に読まず、アクセント位置を意識してメリハリをつけましょう。
活用形
- 複数形
- transparencies
- スライド写真や透明シートなど具体的な物を指す場合
コアイメージ
物事の向こう側が透けて見え、隠し事がない状態であることがコアイメージです。水やガラスの物理的な透明さを表すほか、ビジネスや政治で情報が公開されていることを強調したい時に使います。
transparencyの意味・例文
名詞
透明性、情報公開
The condition of being open, honest, and easy to understand without hidden motives.
The new CEO promised full transparency regarding the company's finances.
新しいCEOは会社の財務に関して完全な透明性を約束しました。
企業経営において情報を隠さない誠実な姿勢を表します。
Citizens are demanding more transparency from the local government.
市民は地方政府にさらなる情報公開を求めています。
政治や行政に対して不正のない状態を求める文脈で頻出します。
A lack of transparency can damage trust among team members.
透明性の欠如はチームメンバー間の信頼を損なう可能性があります。
lack of transparency(透明性の欠如)は定番のフレーズです。
透明度、透明さ
The quality of allowing light to pass through so that objects behind can be distinctly seen.
The transparency of the water indicates a healthy ecosystem.
その水の透明度は健康な生態系を示しています。
水や空気などの澄み切った状態を科学的に表す際に使います。
The glass is known for its high transparency and durability.
そのガラスは高い透明度と耐久性で知られています。
素材が透き通っている物理的な性質を表現します。
語源
transparency は接頭辞 trans-(通り抜けて)と parere(現れる)、そして名詞を作る -ency(状態)から成り立っています。向こう側が通り抜けて見えるという成り立ちから物理的な「透明さ」を意味し、現在では比喩的に隠し事がない「情報の透明性」へと発展しました。同じ parere の語根を持つ関連語には apparent(明白な)があります。
派生語・ファミリー
transparencyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
transparency は隠し事がなく情報が公開されていることを、clarity は表現や思考が明確で理解しやすいことを、openness は態度が開放的で意見を受け入れやすいことを表します。
“We appreciate your openness to new ideas.”
→ 心や態度が開かれており、他者を受け入れやすい状態を表します。
よくある間違い
× The company needs to be more transparency. ○ The company needs to be more transparent. → transparency は名詞です。be 動詞の後で「透明である」と状態を述べる場合は形容詞の transparent を使います。
× We demand a transparency in the process. ○ We demand transparency in the process. → 「透明性」という抽象的な概念を表す場合、不可算名詞となるため不定冠詞の a は付けません。
コラム
豆知識
語源である trans(通り抜けて)を持つ単語には、transfer(移動させる)、translate(翻訳する)、transport(輸送する)などがあります。いずれも「AからBへと壁や境界を越えていく」という共通イメージを持っており、transparency も視線が障害物を越えて真っ直ぐ通る様子を表しています。
リアルな使われ方
ネイティブは何かを打ち明ける際の前置きとして in the interest of transparency(透明性を期すために、一応言っておくと)という表現をよく使います。利害関係を明らかにしたり、誤解を防ぐための誠実なクッション言葉として、ビジネス会議などで非常に重宝する定番フレーズです。
映画・音楽での使われ方
2014 年に放送開始された Amazon プライム・ビデオのドラマシリーズ『トランスペアレント(Transparent)』は、親がトランスジェンダーであることをカミングアウトした家族を描いた作品です。性別(Trans)と親(parent)、そして隠し事のない「透明性」をかけた見事なタイトルです。
イディオム・定型句
透明性を期して、念のため言っておくと
“In the interest of transparency, I should mention my prior involvement.”
徹底的な情報公開
“The startup built its culture on radical transparency.”
transparencyを使った会話例
水曜の午後、オフィスで同僚と
The new management team promised full transparency regarding the budget.
That is a relief. The lack of transparency in the past was frustrating.
Exactly. They are even sharing the detailed financial reports with us.
I appreciate their openness to answering our questions directly.
Yes, they want to ensure transparency at every level of the company.
I hope this new approach builds strong trust among the employees.
文化的背景
現代の欧米ビジネスにおいて、transparency は企業の信頼性を測る最も重要なキーワードの一つです。ESG投資やコンプライアンスの観点から、情報を隠さず公開する誠実な姿勢が強く求められており、英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. transparency とは?
物事の向こう側が透けて見えることや、隠し事がない情報の透明性を指す名詞です。『We need more transparency in government.(政府にはもっと透明性が必要です)』のように使います。
Q. transparency はどんな場面で使いますか?
ビジネスや政治で、不正を防ぐために情報公開を求める場面で頻出します。『The board demanded financial transparency.(取締役会は財務の透明性を要求した)』のように使われます。
Q. transparency と clarity の違いは?
transparency は事実が隠されていない状態を指し、clarity は分かりやすさを指します。『I appreciate the clarity of your report.(レポートの明確さに感謝します)』のように使い分けます。
Q. transparency を使ったビジネス用語は?
『radical transparency(徹底的な透明性)』という言葉が近年注目されています。『Our startup embraces radical transparency.』のように、給与や経営課題まで全て公開する企業文化を指します。
Q. transparency は数えられますか?
「透明性」という概念の場合は数えられない不可算名詞です。ただし、プロジェクターで使う『transparencies(透明シート)』のように具体的な物を指す場合は複数形になります。
CHECK QUIZ
Q: プレゼンの説明が「明確で分かりやすい」ことを褒めるのに最適な名詞は?
Q: 「透明性の欠如」を表す自然な表現は?
Q: 「The rules must be ____.」の空欄に入る適切な語は?