structural
- (形)構造上の、建築上の
- (形)組織的な、構造的な
発音のコツ
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structural の発音は /ˈstrʌktʃərəl/ です。最初の子音群「str」は、唇を少し丸めながら一気に発音します。「ʌ」は口をあまり開けず短く「ア」と声を出します。中盤の「ctu」は「クチュ」ではなく、舌を上あごに当てて「チュ」と摩擦させます。最後の「ral」は舌先を前歯の裏につけて「ル」と響かせ、カタカナの「ラル」にならないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- structurals
- 構造材など、専門用語として名詞で使われる場合
コアイメージ
物事の骨組みや全体を構成する枠組みに関わることがコアイメージです。建物などの物理的な構造や、組織・社会などの抽象的な仕組みについて話す時に使います。
structuralの意味・例文
形容詞
構造上の、建築上の
relating to the physical makeup of a building or object
The earthquake caused severe structural damage to the bridge.
その地震は橋に深刻な構造上の損傷を与えました。
建物やインフラの骨組みに関する被害を表す際によく使われます。
We found a structural problem in the roof of our house.
私たちは家の屋根に構造上の問題を見つけました。
目に見える物理的な欠陥や問題を指摘する時に便利です。
Engineers are testing the structural strength of the new material.
エンジニアたちは新素材の構造的な強度をテストしています。
工学や建築の分野で、物理的な耐久性を議論する場面で頻出します。
組織的な、構造的な
relating to the way in which parts of a system or organization are arranged
The company needs a structural change to survive the crisis.
その企業が危機を乗り越えるには構造的な変化が必要です。
表面的な対処ではなく、根本的な仕組みを変えることを意味します。
The government promised to tackle structural unemployment.
政府は構造的失業に取り組むと約束しました。
経済や社会システムに深く根ざした問題を表現する時に使います。
The professor discussed the structural inequality in modern society.
教授は現代社会における構造的な不平等について議論しました。
社会学や経済学で、システム全体が抱える偏りを指す専門的な用語です。
語源
structural は、ラテン語の struere(建てる、組み立てる)に由来します。部品を積み上げて一つの形を作るという動作から「構造」を意味する名詞 structure が生まれ、形容詞の structural(構造上の)へと発展しました。同じ語根を持つ関連語には、construct(建設する)や destroy(破壊する)があります。
派生語・ファミリー
structuralの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
structural は全体を支える骨組みや仕組みに関わり、architectural は建物の設計やデザインに関わり、organizational は人や業務の編成に関わります。
“The company announced an organizational restructuring.”
→ 会社などの人や業務の編成、管理体制に関するニュアンスです。
よくある間違い
× The building has a structure problem. ○ The building has a structural problem. → 名詞 problem を修飾するため、形容詞の structural を使うのが文法的に正しい形です。
× The company made a structural to improve efficiency. ○ The company made a structural change to improve efficiency. → structural は形容詞なので単独で名詞として使うことはできず、直後に名詞が必要です。
コラム
豆知識
語源の「struere(建てる)」は、英語の多くの重要単語のベースになっています。例えば、construct(建設する)や instruct(教える、心の中に建てる)、destroy(破壊する、建てたものを壊す)などです。語根を意識すると、これらの単語がすべて「組み立てる」イメージで繋がっていることが分かります。
リアルな使われ方
ニュースやビジネスでは structural reform(構造改革)という表現が頻出します。これは単なる表面的な改善ではなく、組織や経済の根本的な仕組みから作り直す大がかりな変化を意味します。ネイティブは、問題の根が深いことを強調したい時にこの単語を好んで使います。
映画・音楽での使われ方
建築やエンジニアリングをテーマにしたドキュメンタリー番組『メガストラクチャーズ(Megastructures)』では、巨大建築物の structural integrity(構造的完全性)がいかに保たれているかが毎回の見どころとなっています。物理的な強度を表現する際の生きた英語を学べる良い教材です。
イディオム・定型句
構造物の強度や安全性
“The earthquake compromised the structural integrity of the bridge.”
構造改革
“The government promised to implement structural reform.”
構造的失業
“Structural unemployment occurs when skills do not match job openings.”
structuralを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you read the report on the new factory?
Yes, it seems there is a structural issue with the roof.
That sounds serious. Will it affect the structural integrity of the whole building?
The engineers are checking it now. We might need architectural changes too.
I see. By the way, how is the structural reform in our department going?
It is progressing slowly. Making fundamental changes takes time.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。近年では、人種差別や不平等などの社会問題を議論する際、「structural racism(構造的レイシズム)」のように、個人の問題ではなく社会システム全体の問題として捉える文脈で頻繁に用いられます。
よくある質問
Q. structural とは?
建物などの物理的な骨組みや、社会・組織の全体的な枠組みに関することを表す形容詞です。『The building has structural damage.(その建物には構造的な損傷がある)』のように使います。
Q. structural と architectural の違いは?
structural は建物の強度や骨組みなど、物理的に支える部分に重点があります。一方の architectural は設計やデザインに重点があり、『architectural design(建築デザイン)』のように見た目やスタイルを指す時に使います。
Q. ビジネスで structural はどのように使われますか?
組織の仕組みや経済の根本的な部分を議論する際に頻出します。『We need structural changes.(構造的な変化が必要だ)』のように、表面的な対処ではなく根本からの見直しを求める場面で使われます。
Q. structural とよく一緒に使われる単語は?
物理的な文脈では damage(損傷)や integrity(完全性)、抽象的な文脈では reform(改革)や changes(変化)と結びつきます。『structural reform(構造改革)』はニュースでもよく耳にする表現です。
Q. structural の副詞形はどう使いますか?
副詞の structurally は「構造的に」という意味で使われます。『The bridge is structurally safe.(その橋は構造的に安全だ)』のように、形容詞を修飾してどのような観点で安全なのかを説明する時に便利です。
CHECK QUIZ
Q: 建物の「デザインや見た目」の変更を提案するのに最適な形容詞は?
Q: 「政府が構造改革を実行する」という時の自然な表現は?
Q: 「The problem is structural.」が意味する最も適切なニュアンスは?