sieve

  • ()ふるい、こし器
  • ()ふるいにかける、こす
  • ()(情報などを)選別する
UK/sɪv/

発音のコツ

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sieve の発音は /sɪv/(シヴ)です。綴りの「ie」に引きずられて「シーヴ」と長く発音しがちですが、実際には短い「イ」になります。口をリラックスさせ、日本語の「イ」と「エ」の中間のような音で短く「シ」と発音し、最後は上の前歯で下唇を軽く噛んで摩擦音の「v」を出します。

活用形

三単現
sieves
進行形(-ing)
sieving
過去形
sieved
過去分詞
sieved
複数形
sieves

コアイメージ

網目を通して必要なものと不要なものを「より分ける」ことがコアイメージです。料理で粉をふるったり、大量の情報から重要なものだけを選別したりする時に使います。

sieveの意味・例文

名詞

可算

ふるい、こし器

A utensil with wire mesh or a perforated bottom, used for separating finer particles.

日常会話

Pass the flour through a fine sieve.

小麦粉を目の細かいふるいにかけてください。

料理で粉をふるう際によく使う最も基本的な表現です。

アカデミック

The archaeologists used a sieve to find small artifacts in the soil.

考古学者たちは土の中の小さな遺物を見つけるためにふるいを使いました。

発掘調査などで土と遺物を分ける道具としても使われます。

ニュース

The workers use a large sieve to separate the gravel from the sand.

作業員たちは砂利と砂を分けるために大きなふるいを使います。

建設現場などの工業的な文脈でも使われます。

動詞

他動詞

ふるいにかける、こす

To put a substance through a sieve to remove lumps or large particles.

日常会話

You should sieve the sugar before mixing it.

混ぜる前に砂糖をふるいにかけたほうがいいです。

ダマを取り除くという目的を伝える際によく使います。

フォーマル

Sieve the sauce to ensure a smooth texture.

なめらかな食感を保つためにソースをこしてください。

レストランのレシピなど、丁寧な指示出しで使われます。

アカデミック

The soil samples were sieved for further analysis.

さらなる分析のために土壌サンプルはふるいにかけられました。

科学的な実験手順を説明する際にも適しています。

他動詞

(情報などを)選別する

To examine a lot of things or information to find what is important.

ビジネス

We need to sieve through hundreds of job applications.

私たちは何百もの求人応募をふるいにかけなければなりません。

sieve through で「大量のものから厳選する」という意味になります。

ニュース

The committee will sieve the proposals to find the best one.

委員会は最良のものを見つけるために提案をふるいにかけます。

候補を絞り込むという比喩的な使い方です。

アカデミック

Researchers sieved through the historical data to find a pattern.

研究者たちはパターンを見つけるために歴史的データを厳密に調べました。

膨大なデータから意味のある情報を抽出する際に使います。

語源

sieve は古英語の「sife(ふるい)」に由来します。もともと網目状の道具を使って細かいものと粗いものを分ける動作や道具そのものを指しており、それが現代英語の sieve へと形を変えました。同じく「ふるいにかける」という意味を持つ動詞 sift も、この古英語の語根から派生した関連語です。物理的な選別から、情報などをより分ける比喩的な意味にも発展しました。

派生語・ファミリー

名詞siever
形容詞sievelike

sieveの使い方

よく使う組み合わせ

pass through a sieve (ふるいにかける)a fine sieve (目の細かいふるい)sieve flour (小麦粉をふるう)sieve soil (土をふるいにかける)sieve through data (データをふるいにかける)

使い分け

sieve は粉などの細かい粒子や液体をこす網目の細かい道具、strainer は液体から固形物を取り除くこし器全般、colander はパスタや野菜の湯切りに使う穴の開いたボウル状の道具です。

Use a sieve to remove lumps from the flour.

粉のダマを取り除くための細かい網目というニュアンスです。

strainer

Pour the tea through a strainer.

お茶の葉など液体から固形物をこし取るニュアンスです。

colander

Drain the boiled pasta in a colander.

茹でたパスタや野菜の水を切るための大きな穴の道具です。

よくある間違い

× I drained the pasta with a sieve. ○ I drained the pasta with a colander. → パスタの湯切りには穴の大きい colander を使います。sieve は網目が細かすぎるため不自然です。

× He has a memory like a colander. ○ He has a memory like a sieve. → 「忘れっぽい」という有名なイディオムでは sieve を使います。他の調理器具に置き換えることはできません。

コラム

豆知識

古代ギリシャの数学者エラトステネスが考案した素数を見つけるアルゴリズムは「Sieve of Eratosthenes(エラトステネスの篩)」と呼ばれます。数字のリストから合成数をふるい落としていく様子を網目の道具に例えた、歴史的にも有名な数学用語です。

リアルな使われ方

ネイティブは膨大な書類やデータから特定のものを見つけ出す際、sieve through という句動詞をよく使います。「We need to sieve through the evidence(証拠をふるいにかける)」のように、警察の捜査やビジネスの調査などで頻出する実践的な表現です。

映画・音楽での使われ方

ファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズには、記憶を保存・整理するための魔法の道具「Pensieve(憂いの篩)」が登場します。これはフランス語の penser(考える)と英語の sieve(ふるい)を組み合わせた造語で、思考をより分けるという単語のイメージが美しく表現されています。

イディオム・定型句

イディオムhave a memory like a sieve

記憶力がざるのようだ、ひどく忘れっぽい

I forgot his name again, I have a memory like a sieve.

定型句sieve through

〜をふるいにかける、〜を厳密に調べる

We need to sieve through the evidence.

sieveを使った会話例

週末のキッチンで友人と

A

Can you pass me the sieve? I need to remove the lumps from this flour.

B

Sure, here it is. Are you baking a cake for the party?

A

Yes. After I sieve the dry ingredients, I will mix them with the butter.

B

Sounds delicious. I will use the colander to wash the strawberries.

A

Thanks. By the way, did you invite John? I have a memory like a sieve.

B

Yes, I invited him yesterday. Don't worry about it!

文化的背景

イギリス英語でもアメリカ英語でも、調理器具の「ふるい」を表す際によく使われます。英語圏では、情報が漏れやすいことや記憶が抜け落ちることを「ふるいの網目」に例える文化があり、日常会話の比喩表現として定着しています。

よくある質問

Q. sieve とは?

網目を通して必要なものと不要なものをより分ける「ふるい」や「ふるいにかける」ことです。『Pass the sauce through a sieve.(ソースをふるいでこす)』のように料理でよく使われます。

Q. sieve と sift の違いは?

sieve は主に道具である「ふるい」を指し、動詞としても使われますが、動詞として「ふるいにかける」と言う場合は sift の方が一般的です。『sift the flour(小麦粉をふるう)』のように使います。

Q. sieve は料理以外でも使えますか?

はい、大量の情報や候補者の中から必要なものを選び出す比喩的な場面でも使えます。『sieve through the data(データをふるいにかける)』のように、ビジネスや研究の文脈で役立ちます。

Q. sieve の発音の注意点は?

綴りを見ると「シーヴ」と読みたくなりますが、正しい発音は短い「イ」の /sɪv/(シヴ)です。『I need a sieve.(ふるいが必要です)』という時に、母音を伸ばさないよう注意してください。

Q. sieve を使った面白い表現はありますか?

とても忘れっぽいことを表す『have a memory like a sieve(記憶力がざるのようだ)』という表現があります。『I have a memory like a sieve.』のように日常会話でよく使われます。

CHECK QUIZ

Q: 茹でたパスタのお湯を切るために使う最適な道具はどれですか?

Q: 「私は最近とても忘れっぽい」と言いたい時の自然な表現は?

Q: We have to sieve through the applications. の意味として最も適切なものは?