piston
- (名)ピストン
- (動)ピストンのように動く
発音のコツ
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piston は冒頭の「pi」にアクセントを置き、唇をしっかり閉じてから息を強く破裂させて「ピ」と発音します。後半の「ton」は母音を曖昧なシュワー(/ə/)にし、「トゥン」のように軽く添えるだけにするのが自然に聞こえるコツです。日本語のように「ピストン」とすべての音を平坦に強く発音しないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- pistons
- 進行形(-ing)
- pistoning
- 過去形
- pistoned
- 過去分詞
- pistoned
- 複数形
- pistons
コアイメージ
エンジンやポンプの中で往復運動をして、動力を伝えたり圧力をかけたりする円筒形の部品がコアイメージです。機械の構造や動作の仕組みを説明する時に使います。
pistonの意味・例文
名詞
ピストン
A short, solid piece of metal that moves up and down inside a cylinder.
The mechanic said a piston is broken.
整備士はピストンが壊れていると言いました。
車のエンジントラブルの話題でよく登場します。
We manufacture high-quality pistons for sports cars.
私たちはスポーツカー向けの高品質なピストンを製造しています。
自動車産業や製造業の文脈で使われます。
The movement of the piston generates mechanical energy.
ピストンの動きが力学的なエネルギーを生み出します。
物理学や工学で機械の仕組みを説明する表現です。
The factory will increase its production of engine pistons.
その工場はエンジン用ピストンの生産を増やします。
自動車部品の生産動向を伝えるニュースで使われます。
動詞
ピストンのように動く
To move up and down or back and forth like a piston.
His legs pistoned up and down as he ran.
彼が走ると、脚がピストンのように上下に動きました。
体の一部が規則正しく激しく動く様子を表します。
The athlete's arms pistoned powerfully during the final sprint.
そのアスリートの腕は、最後のスプリントで力強く前後に動きました。
スポーツ中継などで力強い動きを描写する際に使われます。
The machine's steel rods piston continuously to crush the rocks.
その機械の鋼鉄の棒は絶え間なくピストン運動をして岩を砕きます。
機械が反復運動を続ける様子を示す動詞用法です。
語源
piston の語源は、ラテン語の pinsere(突く、砕く)に由来し、イタリア語の pistone(大きな杵)を経て英語に入りました。筒の中で激しく上下に「突く」ように往復運動する部品の様子から、現在の意味に発展しました。同じ pinsere を語根に持つ関連語には、料理に使う pestle(すりこぎ、乳棒)があります。
派生語・ファミリー
pistonの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
piston は筒の中で動力を伝える円筒形の部品、plunger は流体などを押し出すための棒状の部品、cylinder はそれらの部品を収める外側の筒を指します。
よくある間違い
× The piston is the outer tube. ○ The cylinder is the outer tube. → ピストンは内側で動く部品です。外側の筒を表す場合は cylinder を使います。
× He pushed the piston of the toilet. ○ He pushed the plunger of the toilet. → トイレの詰まりを直す道具(ラバーカップ)は plunger と呼びます。
コラム
豆知識
piston の語源であるラテン語の pinsere(突く)は、料理に使う pestle(すりこぎ)と同じ語源です。エンジンの筒の中で激しく突くピストンの動きを、臼の中で食材をすりつぶす様子に例えたと考えると、無機質な機械部品が少し身近に感じられるのではないでしょうか。
リアルな使われ方
ネイティブは、スポーツなどで腕や脚を規則正しく力強く動かす様子を「pump like a piston(ピストンのように動かす)」と表現します。陸上選手の力強い走りを描写する際などに、スポーツ中継や記事でよく登場する比喩表現です。
映画・音楽での使われ方
ピクサーの長編アニメーション映画『カーズ(Cars)』シリーズには、世界最高のレーサーを決める「ピストン・カップ(Piston Cup)」という架空の大会が登場します。車の心臓部であるピストンを冠したネーミングは、車を擬人化したこの作品ならではの秀逸な設定です。
イディオム・定型句
全力で機能する、絶好調である
“The team is firing on all pistons today.”
ピストンのように規則正しく力強く
“His legs pumped like a piston.”
pistonを使った会話例
週末の昼下がり、ガレージで友人と
My car is making a weird noise again.
It might be an issue with the piston or the engine.
Is a broken piston a serious problem?
Yes, the engine won't run properly if it's not firing on all pistons.
I see. Should I replace the whole cylinder?
A mechanic needs to check it first. It could just be a worn-out ring.
文化的背景
車社会であるアメリカでは、車のエンジン構造に関する用語が日常会話に登場しやすく、piston を用いた比喩表現もよく使われます。機械好きの人の間では特に頻出する単語です。英米間で発音や意味に大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. piston とは?
エンジンやポンプの中で往復運動をして動力を伝えたり圧力をかけたりする円筒形の部品のことです。『The piston broke.(ピストンが壊れた)』のように機械の話題で使います。
Q. piston と cylinder の違いは?
piston は筒の中で往復運動をする内側の部品です。一方の cylinder は、ピストンを収めている外側の筒そのものを指し、『The piston moves inside the cylinder.』のように位置関係を表せます。
Q. piston は日常会話で使いますか?
主に車や機械の話題で使われます。また、スポーツなどで腕や脚を規則正しく力強く動かす様子を『His arms pumped like a piston.』のように例えることもあります。
Q. 車の話でよく聞く piston ring とは何ですか?
ピストンの外周にはめ込まれた金属製のリングのことです。『We need to replace the piston rings.』のように使い、エンジン内の気密性を保つ重要な役割を果たします。
Q. piston を動詞として使うことはありますか?
はい、ピストンのように規則正しく激しく動く様子を表す自動詞として使われます。『His legs pistoned as he sprinted.(彼が全力疾走すると脚が激しく上下した)』のように描写します。
CHECK QUIZ
Q: トイレの詰まりを直す「ラバーカップ」を指す適切な英単語は?
Q: 「The team is firing on all pistons.」の意味は?
Q: 「ピストンがシリンダーの内部を動く」の自然な表現は?