non

  • ()非〜、無〜、不〜
  • ()非該当者、不参加者
UK/nɑn/

発音のコツ

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non の母音は、口を縦に大きく開けて「ア」と「オ」の中間の音を出します。日本語の「ノン」のように唇を丸めると不自然に聞こえるため注意してください。また、接頭辞として使う場合は『non-smoking』のように後ろの単語にアクセントが置かれることが多く、non 自体はやや軽く発音されます。

活用形

複数形
nons
非会員などを指す略語として使われる場合

コアイメージ

「〜ではない」「〜を欠いている」と、ある状態や性質を単純に否定することがコアイメージです。名詞や形容詞の頭に付けて、反対の意味や「非〜」「無〜」を表したい時に使います。

nonの意味・例文

副詞

非〜、無〜、不〜

not doing; not involved with; not having a particular quality

日常会話

The restaurant offers a non-smoking section.

そのレストランは禁煙セクションを提供しています。

喫煙ではないという客観的な事実を表します。

ビジネス

We signed a non-disclosure agreement.

私たちは秘密保持契約に署名しました。

ビジネスで頻出する NDA(秘密保持契約)の略称の元です。

ニュース

The protest remained completely non-violent.

その抗議活動は完全に非暴力のままでした。

暴力を持たない状態を客観的に表現します。

名詞

可算

非該当者、不参加者

a person who does not do a particular thing

ビジネス

The fee is $10 for members and $15 for nons.

料金は会員が10ドル、非会員が15ドルです。

non-members の略として複数形で使われることがあります。

日常会話

They divided the group into smokers and nons.

彼らはグループを喫煙者と非喫煙者に分けました。

特定の性質を持たない人々を簡潔に指す用法です。

アカデミック

The survey targets both users and nons.

その調査はユーザーと非ユーザーの両方を対象としています。

データ分析などで対象外のグループを指す時に便利です。

語源

non はラテン語の non(〜ではない、ない)に由来する接頭辞です。もともと単なる否定を表す言葉であり、それが英語に取り入れられて、様々な単語の頭に付いて「非〜」や「無〜」という意味を作るようになりました。同じラテン語の否定辞を語源とする関連語には、none(誰も〜ない)があります。

派生語・ファミリー

名詞nonsense
名詞nonentity

nonの使い方

よく使う組み合わせ

non-profit organization (非営利団体)non-disclosure agreement (秘密保持契約)non-smoking area (禁煙エリア)non-verbal communication (非言語コミュニケーション)non-governmental organization (非政府組織)

使い分け

non は単なる状態の否定や欠如を客観的に表し、un は本来あるべき状態の反転や反対の意味を強調し、in は形容詞に付いて否定的な性質や不可能であることを表します。

It is a non-profit organization.

単に営利を目的としないという事実を客観的に表します。

un

The bed is very uncomfortable.

本来あるべき快適さが反転して「不快だ」と強調します。

His answer was incorrect.

正しい状態ではない、という否定的な性質を表します。

よくある間違い

× The story is un-fiction. ○ The story is non-fiction. → 事実ではない文学ジャンルを指す場合、反転の un ではなく単純否定の non を使います。

× He is a no-smoker. ○ He is a non-smoker. → 名詞を否定して「〜する人ではない」と表す時は、no ではなく接頭辞の non を使います。

コラム

豆知識

non はラテン語に由来し、もともとは単独で「ない」を意味する言葉でした。現代英語では独立して使われることはほぼなくなり、接頭辞としての役割に特化しています。しかし、法律や哲学の専門用語である non sequitur(不条理な推論)などには、ラテン語のままの形で古い用法が色濃く残っています。

リアルな使われ方

日常会話では、期待外れだった出来事を a non-event(つまらないイベント)と呼ぶことがあります。また、ビジネスシーンでは、議論する価値のない問題を a non-issue(問題ではないこと)と表現するなど、名詞と組み合わせて便利なフレーズを作るのがネイティブの特徴です。

映画・音楽での使われ方

ビートルズの有名な曲『Nowhere Man』には、存在感のない人を表す nonentity という単語に似たテーマが描かれています。また、映画や小説では、人間ではない存在を non-human と客観的に表現することで、対象の冷たさや異質さを際立たせる演出がよく使われます。

イディオム・定型句

定型句a non-starter

最初から見込みのない計画

That idea is a non-starter.

定型句a non-event

期待外れのつまらない出来事

The big party was a non-event.

イディオムnon sequitur

筋の通らない発言

His conclusion was a non sequitur.

nonを使った会話例

オフィスの会議室で

A

I reviewed the proposal, but it seems like a non-starter.

B

Really? I thought it had some good points for our non-profit project.

A

The budget is unrealistic. We cannot accept this unprofessional plan.

B

I see. Should we focus on the non-technical aspects instead?

A

Yes. We need a service that is easy for nons to understand.

B

Understood. I will draft a new plan by tomorrow morning.

文化的背景

英語圏では、差別や偏見を避けるために non を使った中立的な表現が好まれます。例えば、特定の人種やグループを指す際に、否定的なニュアンスを含まない客観的な分類として用いられます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. non とは?

名詞や形容詞の頭に付いて「〜ではない」「無〜」という単純な否定や欠如を表す接頭辞です。『This is a non-smoking area.(ここは禁煙エリアです)』のように、客観的な事実を示す時に頻出します。

Q. non と un の違いは?

non は単なる事実の否定を表し、un は状態の反転やマイナスの評価を含みます。『He is a non-professional.』は単にプロではない人を指し、『His behavior is unprofessional.』はプロとして不適切な態度を指します。

Q. non はどんな単語に付きますか?

名詞や形容詞に付いて新しい単語を作ります。『non-profit(非営利)』や『non-stop(直行の)』のように、ハイフンで繋ぐか一語にまとめて使うのが一般的です。

Q. non の発音のコツは?

日本語の「ノン」のように口をすぼめず、口を縦に開けて「ナン」と「ノン」の中間のような音を出します。『It is non-toxic.(それは無毒です)』のように、続く単語と滑らかに繋げて発音します。

Q. non を使った有名な表現は?

『non-starter(見込みのないこと)』が日常会話やビジネスでよく使われます。『His proposal is a non-starter.』のように、最初から検討に値しないアイデアを却下する時に便利です。

CHECK QUIZ

Q: 「プロとしてふさわしくない態度」を表すのに最適なのは?

Q: 「a non-issue」の文脈として最も適切なのは?

Q: 会議で提案が「最初から見込みがない」と却下する時の表現は?