moon
- (名)月
- (名)(惑星の)衛星
- (動)ぼんやり過ごす
発音のコツ
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moon の母音 /uː/ は、日本語の「ウ」よりも唇を丸く突き出して、長く「ウー」と発音します。最後に舌先を上の歯茎の裏にしっかりつけて /n/ の音を鼻に響かせます。「ムーン」と平坦で短いカタカナ読みにならないよう、母音をしっかり伸ばして余韻を残すように発音しましょう。
活用形
- 三単現
- moons
- 進行形(-ing)
- mooning
- 過去形
- mooned
- 過去分詞
- mooned
- 複数形
- moons
コアイメージ
地球の周りを回る天体である「月」がコアイメージです。夜空に浮かぶ月を指す時や、他の惑星の衛星について話す時に使います。
moonの意味・例文
名詞
月
The natural satellite of the earth, visible by reflected light from the sun.
Look at the moon! It's so beautiful tonight.
月を見て!今夜はとてもきれいです。
特定の天体を指すため the をつけるのが基本です。
The rocket will travel to the moon next year.
そのロケットは来年、月へ向かいます。
宇宙開発の話題で頻出する表現です。
The moon orbits the Earth every 27.3 days.
月は27.3日ごとに地球を周回します。
科学的な文脈でも the moon として扱われます。
(惑星の)衛星
A natural satellite of any planet.
Jupiter has more than 90 known moons.
木星には90以上の知られている衛星があります。
地球以外の惑星の衛星を指す時は可算名詞として扱います。
Scientists discovered a new moon orbiting Saturn.
科学者たちは土星を回る新しい衛星を発見しました。
惑星探査のニュースでよく登場する用法です。
I didn't know Mars had two moons.
火星に2つの衛星があるとは知りませんでした。
複数ある場合は a moon や moons のように使います。
動詞
ぼんやり過ごす
To act in a dreamily infatuated or depressed manner.
Stop mooning around and do your homework.
ぼんやりしていないで宿題をやりなさい。
moon around/about で「ぼんやり過ごす」という意味になります。
He is always mooning over that girl.
彼はいつもあの女の子に夢中になってぼーっとしています。
moon over で「〜に恋い焦がれる」というニュアンスです。
She spent the afternoon mooning out the window.
彼女は窓の外をぼんやり眺めて午後を過ごしました。
焦点が定まらず夢想している状態を表します。
語源
moon は古英語の mōna に由来し、さらに遡るとインド・ヨーロッパ祖語で「測る」を意味する語根 *me- に行き着きます。古代の人々は月の満ち欠けの周期を基準にして時間を測っていたため、この意味に発展しました。同じく時間を測る単位である month(月、1ヶ月)も同じ語根を持つ関連語です。
派生語・ファミリー
moonの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
moon は地球や他の惑星の周りを回る自然の衛星を、satellite は人工衛星や自然の衛星全般を、planet は太陽などの恒星の周りを回る大きな天体を指します。
よくある間違い
× Look at a moon! ○ Look at the moon! → 地球の月は1つしかない唯一の存在であるため、通常は定冠詞 the をつけて the moon とします。
× There are many craters in the moon. ○ There are many craters on the moon. → クレーターなどは「月の表面」にあるため、前置詞は in ではなく接触を表す on を使います。
コラム
豆知識
英語の Monday(月曜日)は、「月の日(Moon's day)」に由来しています。太陽(Sun)に由来する日曜日(Sunday)の次に位置づけられており、古代の天文学や神話の概念がゲルマン系言語に翻訳されて定着した歴史的な名残です。
リアルな使われ方
ネイティブは非常に嬉しい時に over the moon という表現をよく使います。「月を飛び越えるくらい嬉しい」という比喩で、試験に合格した時やプロポーズされた時など、大きな喜びを伝えるための日常的な定番フレーズです。
映画・音楽での使われ方
1961年の映画『ティファニーで朝食を』の主題歌「Moon River」は世界中で愛される名曲です。主演のオードリー・ヘプバーンが窓辺でギターを弾きながら歌うシーンは、映画史に残るロマンチックな名場面として広く知られています。
イディオム・定型句
ごくまれに、めったに〜ない
“I only eat fast food once in a blue moon.”
大喜びして、有頂天になって
“She was over the moon when she got the job.”
無い物ねだりをする
“Expecting a perfect score is like asking for the moon.”
moonを使った会話例
夜、ベランダで友人と
Look at the moon! It's so bright tonight.
Yeah, it's a beautiful full moon. Did you know Jupiter has more than 90 satellites?
Wow, that's a lot of moons! I can't even imagine that.
I read an article about it today. I was absolutely over the moon because I love astronomy.
You really are a big fan of space.
Definitely. I want to buy a new telescope, but it's expensive. Am I asking for the moon?
Maybe a little. But you should save up for it.
I will. I want to spend hours mooning over the craters.
文化的背景
欧米では、月は古くから「狂気」や「ロマンス」と結びつけられてきました。また、日本のように「月でウサギが餅つきをしている」という見立てはなく、「人の顔(The Man in the Moon)」に見立てるのが一般的です。
よくある質問
Q. moon とは?
地球の周りを回るただ1つの自然の衛星(月)のことです。『Look at the bright moon.(明るい月を見て)』のように、日常会話から科学の話題まで幅広く使われます。
Q. moon には常に the をつけますか?
地球の月を指す時は唯一の存在なので the moon とするのが基本です。ただし『a full moon(満月)』のように種類や状態を形容詞で修飾する時は a をつけます。
Q. 「満月」や「新月」は英語で何と言いますか?
満月は full moon、新月は new moon と言います。『The full moon is beautiful tonight.(今夜は満月が美しい)』のように表現します。
Q. moon を使った有名なイディオムはありますか?
『once in a blue moon(ごくまれに)』が非常に有名です。『I see him once in a blue moon.(彼にはめったに会わない)』のように、頻度が極めて低いことを表します。
Q. moon と satellite の違いは?
moon は自然の天体としての月や衛星を指し、satellite は人工衛星を指すことが多いです。『A weather satellite was launched.(気象衛星が打ち上げられた)』のように使い分けます。
CHECK QUIZ
Q: 気象観測などのために打ち上げられた「人工衛星」を指すのに最適な単語は?
Q: 「人類は月に着陸した」の自然な表現は?
Q: 「I only eat fast food once in a blue moon.」の意味は?