mesh
- (名)メッシュ、網目
- (動)うまく合う、調和する
- (動)噛み合う
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
mesh は「メッシュ」とカタカナで発音しがちですが、最初の母音 /e/ は日本語のエより少し口を縦に開けて短く発音します。語尾の /ʃ/ は唇を丸めて前に突き出し、息だけで「シュ」と摩擦音を出します。母音の「ウ」を入れないように注意して、息を抜くように終わらせるのがコツです。
活用形
- 三単現
- meshes
- 進行形(-ing)
- meshing
- 過去形
- meshed
- 過去分詞
- meshed
- 複数形
- meshes
コアイメージ
網の目のように糸や線が交差して繋がっている状態がコアイメージです。素材としての「メッシュ」だけでなく、歯車が噛み合ったり、人や意見がうまく調和したりする時に使います。
meshの意味・例文
名詞
メッシュ、網目
Material made of a network of wire or thread.
We bought a tent with mesh windows to keep bugs out.
虫よけのためにメッシュ窓のテントを買いました。
通気性の良い網目状の素材を指します。
The office chairs have a breathable mesh back.
そのオフィスチェアは通気性の良いメッシュの背もたれになっています。
家具や衣服の素材としてよく使われます。
A fine wire mesh is used to filter the liquid.
液体のろ過には細かい金網が使われます。
wire mesh で「金網」という意味になります。
動詞
うまく合う、調和する
To work together or fit together successfully.
Their working styles do not mesh well.
彼らの働き方はうまく噛み合いません。
チームワークや意見が合わない時によく否定形で使います。
My ideas meshed perfectly with hers.
私のアイデアは彼女のものと完璧に一致しました。
mesh with で「〜と調和する」となります。
The new evidence meshes with our previous theory.
新しい証拠は私たちの以前の理論と合致します。
論理や証拠が矛盾なく一致する場面で使えます。
噛み合う
Of the teeth of a gear to engage with another gear.
The gears failed to mesh, causing the machine to stop.
歯車が噛み合わず、機械が停止しました。
機械部品が正しく接続される状態を指します。
The two systems must mesh smoothly for the project to succeed.
プロジェクト成功のためには、2つのシステムがスムーズに連動しなければなりません。
システム同士の連携にも使われます。
When the cogs mesh, power is transmitted to the wheels.
歯車が噛み合うと、車輪に動力が伝わります。
物理的な接触と連動を表します。
語源
mesh は古英語の mæscre(網の目)に由来し、もともとは漁や狩猟に使う網の隙間を指す言葉でした。そこから、線や糸が交差して繋がっている網状の構造全体を意味するようになり、やがて歯車が物理的に噛み合う様子や、人間関係・考え方がぴったりと調和するという比喩的な意味へと発展しました。古くから生活に根ざした言葉です。
派生語・ファミリー
meshの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
mesh は素材としての網目や要素の噛み合いを、net は獲物を捕らえたり物を覆ったりする道具としての網を、web はクモの巣や複雑に入り組んだネットワークを指します。
よくある間違い
× Their ideas didn't mesh each other. ○ Their ideas didn't mesh with each other. →「調和する」と言う時は自動詞として使い、前置詞 with を置きます。
× I bought a net chair for my desk. ○ I bought a mesh chair for my desk. → 網目状の素材そのものを指す場合は、net ではなく mesh を使います。
コラム
豆知識
mesh はもともと漁業用の網の目を指す言葉でしたが、産業革命以降、機械の歯車が噛み合う様子を表す動詞として広く使われるようになりました。現代ではさらに発展し、IT用語の「メッシュネットワーク」や、ビジネスにおける人間関係の「噛み合い」を表すなど、時代とともに活躍の場を広げている非常に興味深い単語です。
リアルな使われ方
ネイティブは会議や日常会話で、意見やスケジュールが合わない時に「They don't mesh.(噛み合わないね)」とよく言います。直接的に「You are wrong」と否定するのではなく、歯車が合わないだけだと客観的に伝えることができるため、角が立たない便利な表現としてビジネスでも重宝されています。
映画・音楽での使われ方
80年代のファッションでは、マドンナなどのポップスターが「mesh shirt(メッシュシャツ)」を着用し、若者の間で大流行しました。現在でもストリートファッションのアイテムとして定着しており、透け感のある網目素材をファッションに取り入れる文化は、音楽シーンから大きく広まったと言えます。
イディオム・定型句
噛み合って、連動して
“The gears are perfectly in mesh.”
噛み合わなくて、調和しないで
“The team is currently out of mesh.”
入り組んだ〜、〜の絡み合い
“He was caught in a mesh of lies.”
meshを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
How is the new team member doing?
To be honest, his working style doesn't mesh well with ours.
Really? I thought his skills would perfectly mesh with the project needs.
His skills are fine, but our personalities are completely out of mesh.
That's tough. Good teamwork is like gears that mesh smoothly, not a tangled web.
Exactly. I will try to talk to him over a cup of coffee.
文化的背景
最近のスポーツウェアやオフィス家具の分野では、通気性の良さから mesh 素材が非常に人気です。また、ビジネスシーンで「意見が噛み合わない」ことを don't mesh と表現するのは、合理的でシステム的な考え方を好む英語圏の文化を反映しています。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. mesh とは?
糸や線が交差した網目状の素材や、歯車などが噛み合うことを指します。『The gears mesh perfectly.(歯車が完璧に噛み合っている)』のように、物理的な連動や人間関係の調和を表す際にも使われます。
Q. mesh と net の違いは?
mesh は網目という「構造や素材」に焦点を当て、net は獲物を捕らえたり遮ったりする「道具」に焦点を当てます。『a mesh chair(メッシュチェア)』とは言いますが、net chair とは言いません。
Q. 動詞の mesh はどう使いますか?
人の意見や性格がうまく合う時に自動詞としてよく使われます。『Our personalities mesh well.(私たちの性格はよく合う)』のように、チームワークや相性を語るビジネスや日常会話で便利です。
Q. mesh の後ろにはどの前置詞が来ますか?
何かと調和する・噛み合うと言う時は with を使います。『His story doesn't mesh with the facts.(彼の話は事実と噛み合わない)』のように、矛盾を指摘する際によく登場します。
Q. IT分野での mesh とは?
通信経路が網の目のように相互接続されたネットワーク構造を指します。『We set up a mesh network.(メッシュネットワークを構築した)』のように、Wi-Fiルーターなどの文脈で頻出します。
CHECK QUIZ
Q: 「クモの巣」を英語で表現する際に最も適切な単語は?
Q: 「彼の話は事実と噛み合わない」の自然な表現は?
Q: 「The gears mesh smoothly.」の mesh の意味は?