lime
- (名)ライム(果実・果汁)
- (名)石灰
発音のコツ
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limeの発音は/laɪm/です。最初の「l」は舌先を上の前歯の裏にしっかり押し当てて発音します。続く「i」は「ア」から「イ」へ滑らかに変化する二重母音です。最後の「m」は唇をしっかり閉じて鼻から「ム」と音を抜きます。日本語の「ライム」のように平坦にならず、「ラァィム」と抑揚をつけるのがコツです。
活用形
- 複数形
- limes
- 果実のライムを数える場合
コアイメージ
爽やかな酸味を持つ緑色の柑橘類、または建築や農業に使われる白い石灰がコアイメージです。料理や飲み物の風味付け、あるいは土壌の改良など、目的に応じて使い分ける時に使います。
limeの意味・例文
名詞
ライム(果実・果汁)
A green citrus fruit with a sour taste, or its juice.
I squeezed some fresh lime over the tacos.
タコスに新鮮なライムを絞りました。
料理や飲み物の風味付けに日常的に使われます。
We import organic limes from Mexico.
私たちはメキシコから有機ライムを輸入しています。
果実そのものを数える時は可算名詞になります。
This cocktail has a strong lime flavor.
このカクテルはライムの風味が強いです。
風味を指す場合は不可算名詞として扱われます。
石灰
A white substance containing calcium, used in building and farming.
Farmers add lime to the soil to reduce acidity.
農家は酸性度を下げるために土壌に石灰を加えます。
農業分野で土壌改良剤として頻出する用法です。
The old building was constructed using lime mortar.
その古い建物は石灰モルタルを使って建設されました。
建築材料としての歴史的な使われ方を示します。
The factory produces a large amount of quick lime.
その工場は大量の生石灰を生産しています。
quicklime(生石灰)のように複合語でも使われます。
語源
柑橘類のlimeと石灰のlimeは語源が異なります。柑橘類はアラビア語のlīma(レモンやライムの類)に由来し、爽やかな果実を指します。一方、石灰は古英語のlīm(粘着性の物質)から発展し、建材の白い粉を意味するようになりました。後者と同じ語根を持つ関連語には、slime(スライム、泥)があります。
派生語・ファミリー
limeの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
lime は緑色で特有の苦味を伴う酸味があり、lemon は黄色でより強く明るい酸味を持ち、citrus はこれらを含む柑橘類全般を指します。
“She added a slice of lemon to her tea.”
→ 黄色くて強い酸味を持つ最も一般的な柑橘類のニュアンスです。
“Oranges and grapefruits are types of citrus.”
→ 個別の果実ではなく、柑橘類という大きな分類のニュアンスです。
よくある間違い
× I bought two lime at the supermarket. ○ I bought two limes at the supermarket. → 果実としてのライムを数える場合は、可算名詞として複数形の s を付けます。
× We need to add a lime to the soil. ○ We need to add lime to the soil. → 土壌改良剤の「石灰」として使う場合は不可算名詞なので、a は付けません。
コラム
豆知識
石灰の lime は、かつて劇場の舞台照明に欠かせないものでした。石灰を高温の炎で熱すると強烈な白い光を放つ性質があり、これが limelight(ライムライト)と呼ばれました。現在でも「脚光を浴びる」という意味で in the limelight という表現が使われています。
リアルな使われ方
日常会話では、鮮やかな黄緑色を指して lime green と表現することがよくあります。服や車の色を説明する際に「It is a bright lime green.(明るいライムグリーンだよ)」のように使い、視覚的に分かりやすい色の表現として定着しています。
映画・音楽での使われ方
チャールズ・チャップリンの代表作である1952年の映画『ライムライト(Limelight)』は、かつて名声を得た老コメディアンの物語です。このタイトルは、まさに舞台照明の石灰光と、かつて浴びた「脚光」を掛けて名付けられています。
イディオム・定型句
世間の注目を浴びて、脚光を浴びて
“The young actor is suddenly in the limelight.”
飲み物に添える少量のライム
“I would like a gin and tonic with a twist of lime.”
limeを使った会話例
週末のバーベキューパーティーで
Did you bring the limes for the drinks?
Yes, I have a whole bag of them here.
Great. I will squeeze some lime over the grilled chicken, too.
That sounds delicious. By the way, my garden soil needs some lime.
Oh, are you trying to grow citrus trees?
Exactly. I want to grow my own lemons next year.
文化的背景
イギリス英語のスラングで、イギリス人を「Limey(ライミー)」と呼ぶことがあります。これは18世紀以降、イギリス海軍の船員が長旅での壊血病予防のためにライム果汁を日常的に飲んでいた歴史に由来しています。現在ではやや古風な表現ですが、歴史的な背景を感じさせる言葉です。
よくある質問
Q. lime とは?
緑色の酸っぱい柑橘類、または建築や農業に使われる白い石灰のことです。『I bought some fresh limes.(新鮮なライムをいくつか買った)』のように日常で使われます。
Q. lime と lemon の違いは?
色と風味に違いがあります。lime は緑色で少し苦味を伴う酸味があり、lemon は黄色で明るい酸味があります。『A mojito needs lime, not lemon.(モヒートにはレモンではなくライムが必要です)』のように使い分けます。
Q. lime は数えられますか?
意味によって異なります。果実のライムは『two limes』のように数えますが、果汁や石灰を指す場合は数えられません。『Add some lime juice.(ライム果汁を少し加えて)』のように不可算で使います。
Q. limelight とは関係ありますか?
はい、関係があります。昔の舞台照明に石灰(lime)を燃やして発する強い光(limelight)が使われていたため、『in the limelight(脚光を浴びて)』という表現が生まれました。
Q. 農業の文脈で lime はどういう意味ですか?
農業では「石灰」という意味で使われます。酸性の土壌を中和して作物を育ちやすくするために撒かれます。『Farmers spread lime on their fields.(農家は畑に石灰を撒く)』のように使われます。
CHECK QUIZ
Q: 園芸店で「I need some lime for my garden.」と言った場合、何を求めている?
Q: カクテルに「黄色くて明るい酸味の果汁」を加えたい時に適した単語は?