IPO
- (名)新規株式公開
発音のコツ
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IPOはアルファベットを一つずつ「アイ・ピー・オー」と読みます。それぞれの文字をはっきりと発音しますが、アクセントは最後の「O」に置くのが自然です。「ピー」の時は唇をしっかり閉じてから息を破裂させ、「オー」は「オゥ」と二重母音を意識して口を丸めるとネイティブらしい発音になります。
活用形
- 複数形
- IPOs
コアイメージ
企業が初めて一般の投資家に株式を売り出し、資金を集めることがコアイメージです。ビジネスニュースや株式投資の話題で、未上場企業が上場する時に使います。
IPOの意味・例文
名詞
新規株式公開
The first time that the stock of a private company is offered to the public.
The tech startup announced its IPO last week.
そのテクノロジースタートアップは先週、新規株式公開を発表しました。
企業が株式市場にデビューする際のニュースで頻出します。
We are preparing the documents for our upcoming IPO.
私たちは間近に迫った新規株式公開に向けて書類を準備しています。
上場に向けた社内の準備作業を表す文脈です。
The company raised two billion dollars through its IPO.
同社は新規株式公開を通じて20億ドルを調達しました。
資金調達の手段(through an IPO)として語られます。
Did you buy any shares in the new IPO?
新しい新規公開株をいくつか買いましたか?
投資家同士のカジュアルな会話でもよく使われます。
語源
IPOは Initial(最初の)、Public(公の)、Offering(提供・売り出し)の頭文字をとった略語です。未公開企業が初めて自社の株式を一般大衆(public)に向けて売り出すという成り立ちから、この意味になりました。同じ public を含む関連語には、publicity(世間の注目・宣伝)があります。
派生語・ファミリー
IPOの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
IPOは初めて株式を売り出す具体的なイベント、listingは取引所に名前が載る手続き、going publicは非公開企業が公開企業になるプロセス全体を指します。
“The listing on the stock exchange is complete.”
→ 証券取引所に銘柄として登録され、売買可能になる手続きのことです。
“Going public requires a lot of legal paperwork.”
→ 非公開企業が公開企業へと変わる全体的なプロセスや状態の変化を表します。
よくある間違い
× The company will IPO next month. ○ The company will launch an IPO next month. → IPOを動詞として使うのはカジュアルな俗語です。フォーマルな場では launch や hold などの動詞と組み合わせます。
× We bought shares in the IPO offering. ○ We bought shares in the IPO. → IPOの「O」はOfferingの略なので、後ろにofferingを付けると意味が重複して不自然になります。
コラム
豆知識
IPOは Initial Public Offering の略ですが、金融業界では皮肉を込めて「It's Probably Overpriced(おそらく割高だ)」の略だと言われることがあります。新規公開株は期待先行で価格が高騰しやすく、上場後に株価が下がるケースも多いため、投資家の間で語られる有名なジョークです。
リアルな使われ方
ネイティブのカジュアルなビジネス会話では、IPOを動詞として使うことがあります。過去形は IPO'd または IPOed と表記され、「We IPO'd in 2021(私たちは2021年に上場した)」のように使われます。ただし、フォーマルな文書では go public や launch an IPO を使うのが無難です。
映画・音楽での使われ方
2013年の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート(The Wolf of Wall Street)』では、主人公が靴メーカーのIPOを手がけ、熱狂的に株を売りさばくシーンが描かれています。ウォール街におけるIPOの熱気と狂乱を視覚的に理解できる作品です。
イディオム・定型句
投資家の間で人気の新規公開株
“Many investors want to buy shares in a hot IPO.”
新規株式公開前の
“They invested heavily in the pre-IPO stage.”
新規株式公開後の
“The stock price stabilized in the post-IPO period.”
IPOを使った会話例
金曜の午後、オフィスで同僚と
Did you hear about the tech startup's upcoming IPO?
Yes, it is expected to be a hot IPO this year.
I am thinking of buying some shares when they go public.
That sounds like a good idea. They plan to raise a lot of capital through the IPO.
Are you going to invest in their IPO too?
I usually wait for the post-IPO period to see how the stock performs.
文化的背景
アメリカのビジネス文化において、IPOは起業家にとって大きな成功の証と見なされます。シリコンバレーのスタートアップ企業は、創業時からIPOを最終目標(エグジット)の一つとして事業計画を立てるのが一般的です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. IPO とは?
未上場企業が初めて一般投資家に株式を売り出す「新規株式公開」のことです。『The company announced its IPO.(その会社はIPOを発表した)』のように、ビジネスや金融のニュースで頻出します。
Q. IPOの正式名称は何ですか?
Initial Public Offering の略です。Initial(最初の)、Public(公の)、Offering(提供)の頭文字を取っています。『This is an initial public offering.』のようにフォーマルな文書では略さずに書かれることもあります。
Q. IPOは動詞として使えますか?
日常会話やカジュアルなビジネスシーンでは動詞として使う人もいます。『The company IPO'd last year.(その会社は昨年IPOした)』のように言いますが、公式文書では名詞として使うのが適切です。
Q. IPOとM&Aの違いは何ですか?
IPOは自社の株式を公開して資金を集めることで、M&Aは他社と合併したり買収したりすることです。『They chose an IPO over an M&A.(彼らはM&AではなくIPOを選んだ)』のように、企業の成長戦略として対比されます。
Q. IPOに関連する有名な表現はありますか?
株式を公開して上場企業になることを「go public」と言います。『The startup plans to go public next year.(そのスタートアップは来年株式を公開する予定だ)』のように、IPOとセットでよく使われるフレーズです。
CHECK QUIZ
Q: 新規公開企業が「取引所に銘柄として登録されること」を指す単語は?
Q: 「彼らはIPOを通じて資金を調達した」の自然な英語は?
Q: 「It is a hot IPO.」が意味するものは?