grape
- (名)ブドウ
- (名)ブドウ色、ブドウ味
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
発音記号は /ɡreɪp/ です。最初の「gr」は、舌を丸めて喉の奥から「グ」と出しながら、すぐに「ル」の音へ滑らかに繋げます。母音は「エ」と「イ」の二重母音なので、口を横に引きながら「エイ」としっかり発音します。最後の「p」は唇を閉じてから息だけで「プ」と破裂させ、声を出しません。
活用形
- 複数形
- grapes
コアイメージ
房になって実る、小粒で甘酸っぱい果実のブドウがコアイメージです。日常会話で果物の種類や味について話す時や、ワインの原料について言及する時に使います。
grapeの意味・例文
名詞
ブドウ
A small, round, sweet fruit that grows in bunches.
I bought a bunch of grapes at the supermarket.
スーパーでブドウを1房買いました。
日常的に最もよく使われる物理的な果実を指す用法です。
Grapes are used to make wine and juice.
ブドウはワインやジュースを作るために使われます。
原料や植物としてのブドウを客観的に述べる表現です。
These green grapes are so sweet and delicious!
このマスカット、すごく甘くて美味しい!
マスカットなどの緑色のブドウは green grapes と表現します。
ブドウ色、ブドウ味
A dark purple color or a flavor resembling grapes.
My daughter loves grape juice.
私の娘はブドウジュースが大好きです。
名詞の前に置いて「ブドウ味の」という形容詞的に使います。
I painted my nails a dark grape color.
爪を濃いブドウ色に塗りました。
紫がかった深い色合いを表現する際に使われます。
We are launching a new grape flavored candy.
私たちは新しいブドウ味のキャンディを発売します。
食品のフレーバーを説明する際の標準的な表現です。
語源
古フランス語で「ブドウの房」を意味する grape に由来します。もともとはブドウを収穫する際に使う「フック(鉤)」を意味するフランク語の krappo が語源でした。そこから、フックで刈り取る対象である「ブドウの房」そのものを指すように意味が発展しました。同じ語根を持つ関連語には、grapple(取っ組み合う、引っ掛ける)があります。
派生語・ファミリー
grapeの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
grapeは生のブドウの果実全体を指し、raisinは保存や製菓のためにブドウを乾燥させた干しブドウを指し、currantは主にスグリなどの別の小粒の果実や、黒ブドウを乾燥させた極小の干しブドウを指します。
“She put some raisins in the bread.”
→ 一般的なサイズのブドウを乾燥させた保存食を表します。
“We picked fresh currants in the garden.”
→ スグリなどの別の小果実や、非常に小粒の干しブドウを表します。
よくある間違い
× I ate a grape. ○ I ate some grapes. → ブドウは通常複数粒で食べるため、1粒だけ食べた場合を除き複数形を使います。
× I bought a grape juice. ○ I bought some grape juice. → 液体であるジュースは不可算名詞なので、a ではなく some などを付けます。
コラム
豆知識
「酸っぱいブドウ(sour grapes)」という表現は、イソップ童話の『キツネとブドウ』に由来します。キツネが高い枝にあるブドウを取れず、「どうせ酸っぱくて美味しくない」と諦めた物語から、負け惜しみを意味する言葉として定着しました。
リアルな使われ方
ネイティブはブドウを房単位で数える時、a bunch of grapes という表現をよく使います。bunch は「束」や「房」を意味し、バナナ(a bunch of bananas)や花束(a bunch of flowers)など、まとまったものを数える際に非常に便利な単語です。
映画・音楽での使われ方
1968年に大ヒットしたマーヴィン・ゲイのソウルミュージックの名曲に『I Heard It Through the Grapevine(悲しいうわさ)』があります。恋人の浮気を「噂で聞いた」という切ない心情を歌っており、grapevine(噂、口コミ)という単語を世界的に有名にしました。
イディオム・定型句
負け惜しみ
“His criticism of the prize is just sour grapes.”
噂で耳にする、口コミで聞く
“I heard through the grapevine that he resigned.”
grapeを使った会話例
スーパーの果物売り場で同僚と
Look at these fresh grapes. They look delicious.
Yes, I love green grapes. Should we buy a bunch for the office?
That is a great idea. Do you prefer seedless ones?
Definitely. No one wants to peel a grape at work.
I also heard through the grapevine that our boss loves them.
Perfect. Let's get them before they are gone.
文化的背景
イギリスやアメリカでは、ブドウは皮ごと食べるのが一般的です。そのため、スーパーでは皮が薄くて種のない seedless grapes が主流として売られています。食べる前によく洗うだけで、手軽なスナックとして親しまれています。
よくある質問
Q. grape とは?
房になって実る丸くて甘い果実のことです。『I like green grapes.(私はマスカットが好きです)』のように、日常的に食べる身近な果物として使われます。
Q. grape は数えられますか?
はい、可算名詞です。1粒なら a grape ですが、通常は複数粒を扱うため grapes と複数形で使います。『I bought some grapes.(ブドウをいくつか買いました)』のように数えます。
Q. マスカットは英語で何と言いますか?
英語では一般的に green grapes(緑のブドウ)と呼びます。Muscat という単語もありますが、日常会話では『These green grapes are delicious.(このマスカットは美味しい)』のように色で表現するのが自然です。
Q. grapevine とはどういう意味ですか?
本来は「ブドウのつる」という意味ですが、会話では「口コミ」や「噂」を指します。『I heard it through the grapevine.(それを噂で聞きました)』は非常によく使われる定型句です。
Q. sour grapes とはどういう意味ですか?
イソップ童話に由来する表現で「負け惜しみ」を意味します。手に入らないものを価値がないと見なす心理を表し、『It is just sour grapes.(ただの負け惜しみだよ)』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 「ブドウ1房」を英語で数える時の正しい表現は?
Q: 「It's just sour grapes.」が表す心理状態はどれ?