foresight
- (名)先見の明、見通し
発音のコツ
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foresight は「フォーサイト」のように発音します。最初の「fore」は唇を少し丸めて「フォー」と長めに発音し、舌を後ろに引いて「r」の音を作ります。後半の「sight」は「サイト」と二重母音をはっきり発音し、最後の「t」は舌先を上前歯の裏に当てて短く息を止めます。平板なカタカナ読みにならないよう、最初の「フォー」にアクセントを置いてください。
活用形
- 複数形
- foresights
- 通常は不可算名詞ですが、稀に複数形で使われます
コアイメージ
将来何が起こるかを見通し、前もって準備する能力がコアイメージです。ビジネスや人生において、将来を見据えた賢明な判断や計画を称賛する時に使います。
foresightの意味・例文
名詞
先見の明、見通し
The ability to predict what will happen in the future and prepare for it.
She had the foresight to invest in renewable energy early.
彼女には早期に再生可能エネルギーに投資する先見の明がありました。
have the foresight to do で「〜する先見の明がある」という頻出表現です。
The government lacked the foresight to prepare for the disaster.
政府にはその災害に備える見通しが欠けていました。
lack the foresight で「先見の明が欠けている」という批判的な文脈で使われます。
Historical analysis requires both hindsight and foresight.
歴史的分析には後知恵と先見性の両方が必要です。
対義語である hindsight(後知恵)と対比されることが多いです。
It takes a lot of foresight to plan a successful career.
成功するキャリアを計画するには、多くの先見の明が必要です。
個人の将来設計や計画の重要性を語る際にも適しています。
語源
foresight は接頭辞 fore-(前の、先の)と sight(見ること)から成り立っています。前方を見るという成り立ちから、未来に起こることを予測し、事前に備える能力という意味に発展しました。同じ接頭辞 fore- を持つ関連語には、forecast(予測する)や foresee(予見する)があります。
派生語・ファミリー
foresightの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
foresight は未来を予測して賢く備える能力を、prudence はリスクを避けて慎重に行動する分別を、forethought は行動する前にあらかじめよく考えることを表します。
“She showed prudence in her investments.”
→ 危険を避けて慎重に判断するニュアンスです。
“The crime was committed with forethought.”
→ 事前によく計画を練っているニュアンスです。
よくある間違い
× He has a good foresight. ○ He has good foresight. → foresight は不可算名詞なので、不定冠詞の a は付けずに使います。
× She had the foresight of buying the stock. ○ She had the foresight to buy the stock. → 「〜する先見の明」は the foresight to do と不定詞を用いるのが自然です。
コラム
豆知識
ギリシャ神話に登場するプロメテウス(Prometheus)の名前は、文字通り「先見の明(forethought/foresight)」を意味します。彼は人間に火を与え、未来を見通す力を持っていたとされています。この神話からも、未来を予測する力が古くから尊ばれてきたことが分かります。
リアルな使われ方
ネイティブはビジネスの会議などで「with the benefit of foresight(先見の明があれば)」という表現を使うことがあります。しかし現実には未来を完璧に予測することは難しいため、対義語である hindsight(後知恵)を使った表現の方が日常会話では頻繁に登場します。
映画・音楽での使われ方
SF映画『マイノリティ・リポート(Minority Report)』は、犯罪が起こる前に予知して犯人を逮捕する未来を描いています。このような未来予知システムは、究極の foresight を具現化したものだと言えます。作中では、未来を知ることの倫理的な問題も深く問いかけられています。
イディオム・定型句
先見の明の欠如、将来への見通しの甘さ
“The project failed due to a lack of foresight.”
〜する先見の明がある、賢明にも〜する
“She had the foresight to leave the party early.”
完璧な先見の明(ユーモアを込めて)
“Nobody has 20/20 foresight in business.”
foresightを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you hear that our competitor went bankrupt?
Yes. It seems they lacked the foresight to adapt to the new market.
Exactly. Our CEO had the foresight to shift our strategy last year.
That was a prudent decision. We avoided a major crisis.
True. It takes careful planning and foresight to survive in this industry.
I hope we can maintain that level of vision going forward.
文化的背景
欧米のビジネス文化では、リスクを予測して事前に対策を打つ「foresight」はリーダーに不可欠な資質として非常に高く評価されます。英米間で発音や使い方に大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. foresight とは?
将来起こることを予測し、事前に適切に備える能力のことです。『He showed great foresight.(彼は素晴らしい先見の明を示した)』のように、ビジネスや人生の賢明な判断を称賛する際に使います。
Q. foresight と hindsight の違いは?
foresight は未来を見通す「先見の明」ですが、hindsight は事後に過去を振り返る「後知恵」を指します。『In hindsight, it was a mistake.(後から思えば、それは間違いだった)』のように対比してよく使われます。
Q. foresight はどのような動詞と一緒に使われますか?
have(持つ)、show(示す)、lack(欠く)などの動詞とよく組み合わされます。『The manager lacked the foresight to prepare.(そのマネージャーには準備する先見の明が欠けていた)』のように使われます。
Q. foresight は数えられますか?
基本的に不可算名詞(数えられない名詞)として扱われます。したがって、『She has a good foresight.』ではなく『She has good foresight.』のように、冠詞の a を付けずに表現するのが正しいです。
Q. foresight に関連する動詞は何ですか?
「予見する」を意味する foresee があります。『We did not foresee this problem.(私たちはこの問題を予見していなかった)』のように、将来の出来事をあらかじめ知るという動詞として頻出します。
CHECK QUIZ
Q: 「早期に投資する先見の明があった」の自然な表現は?
Q: 「後になって振り返ってみると」という意味になる単語は?
Q: 「彼女には素晴らしい先見の明がある」の正しい英文は?