etiquette

  • (名)礼儀作法、エチケット
UK/ˈɛtɪˌkɛt/

発音のコツ

▶ 表示する

etiquette の発音は最初の「e」にアクセントを置きます。口を少し横に引いて「エ」と短く発音してください。続く「ti」は力を抜いた曖昧な音にし、最後の「quette(kət)」は「カ」と「ケ」の中間のような音で、語尾の「t」は舌先を上前歯の裏に当てて息を止めます。「エチケット」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。

活用形

複数形
etiquettes
通常は不可算ですが、種類や文化ごとに分ける場合は複数形になります

コアイメージ

特定の社会や場面における形式的な礼儀作法やルールがコアイメージです。ビジネスや冠婚葬祭など、公的な場で守るべき作法について話す時に使います。

etiquetteの意味・例文

名詞

不可算

礼儀作法、エチケット

The formal rules of correct or polite behavior in society.

日常会話

It is bad etiquette to use a phone during the meeting.

会議中に電話を使うのはマナー違反です。

→

bad etiquette で「マナー違反」を表す定番の表現です。

ビジネス

We must follow strict business etiquette in this country.

この国では厳格なビジネスエチケットに従う必要があります。

→

国や文化による特有の作法を指す際に使われます。

アカデミック

She wrote a detailed book about dining etiquette.

彼女は食事の作法に関する詳細な本を書きました。

→

dining etiquette は食事の際のマナーを指す頻出表現です。

フォーマル

His careless behavior was a serious breach of etiquette.

彼の不注意な振る舞いは重大な作法違反でした。

→

breach of etiquette はフォーマルな場面での違反を表します。

語源

etiquette はフランス語の estiquette(チケット、ラベル)に由来しています。かつてフランスの宮廷で、正しい振る舞い方や儀式の順序を記したカード(チケット)が招待客に配られたことから、「礼儀作法」という意味に発展しました。同じ語源を持つ関連語には、ticket(チケット、切符)があります。

派生語・ファミリー

etiquetteの使い方

よく使う組み合わせ

business etiquette (ビジネスエチケット)proper etiquette (適切な礼儀作法)social etiquette (社交上のエチケット)a breach of etiquette (作法違反)dining etiquette (食事の作法)

使い分け

etiquette は特定の場面での形式的な作法を、manners は他者への思いやりを伴う一般的な態度を、protocol は国家間や公式行事での厳格な規定を指します。

“Knowing proper office etiquette is very important.”

→ 特定の場面で求められる形式的なルールというニュアンスです。

“He always shows good manners at the table.”

→ 個人の振る舞いや他者への一般的な思いやりのニュアンスです。

“The diplomats followed strict protocol during the meeting.”

→ 国家間や公式な儀式における厳格な手順というニュアンスです。

よくある間違い

× He has a good etiquette. ○ He has good manners. → 個人の態度や行儀の良さを褒める場合は manners が自然です。etiquette は社会的なルールを指します。

× It is bad etiquettes to point fingers. ○ It is bad etiquette to point fingers. → etiquette は基本的に不可算名詞として扱うため、複数形の s を付けたり冠詞の a を付けたりしません。

コラム

豆知識

etiquette の語源は、16世紀のフランス宮廷に遡ります。当時の王宮では、招待客が庭園に立ち入って花を踏み荒らさないよう、正しい立ち振る舞いや歩く順路を記した「estiquette(チケット)」を配りました。これが転じて「守るべきルールや作法」を意味するようになったと言われています。

リアルな使われ方

ネイティブの日常会話では、bad etiquette(マナー違反)というフレーズが頻出します。「電車の中で大声で話すのはマナー違反だ」と言いたい時に、bad manners と並んでよく使われます。ビジネスメールの返信が遅れることも、職場における a breach of etiquette(作法違反)と見なされます。

映画・音楽での使われ方

アメリカのエチケットの権威として知られるエミリー・ポストが1922年に出版した著書『Etiquette』は、社交界のルールをまとめた大ベストセラーです。この本は時代に合わせて改訂され続け、現在でもアメリカの家庭や職場で正しい作法を学ぶためのバイブルとして広く親しまれています。

イディオム・定型句

定型句a breach of etiquette

作法違反、エチケット違反

“Arriving late is considered a breach of etiquette.”

定型句rules of etiquette

作法の規則、礼儀作法

“You should learn the basic rules of etiquette.”

定型句a matter of etiquette

礼儀上の問題、作法の問題

“It is simply a matter of etiquette.”

etiquetteを使った会話例

水曜の午後、オフィスで新入社員の研修中に

A

Are you getting used to our office etiquette?

B

Yes, but I am still learning the protocol for formal client meetings.

A

Don't worry. Just remember that punctuality is a strict rule of etiquette here.

B

Understood. I definitely don't want to commit a breach of etiquette.

A

You already have good manners, so I am sure you will do just fine.

B

Thank you for the encouragement. I will review the manual again.

文化的背景

欧米のビジネスシーンでは、握手の仕方やメールの書き方など、場面に応じた etiquette が重んじられます。日本のお辞儀や名刺交換と同様に、相手に敬意を示すための重要なコミュニケーションツールとして認識されており、地域を問わず広く使われる概念です。

よくある質問

Q. etiquette とは?

特定の社会や集団の中で守るべき形式的な礼儀作法やルールのことです。『Follow the proper etiquette.(適切な作法に従いなさい)』のように、公的な場やビジネスシーンでよく使われます。

Q. etiquette と manners の違いは?

manners は個人の思いやりや一般的な行儀の良さを指しますが、etiquette は特定の場面で定められた形式的なルールを指します。『He has bad manners.(彼は行儀が悪い)』のように使い分けます。

Q. etiquette はどんな場面で使いますか?

ビジネス、食事、冠婚葬祭など、特定のルールが存在する場面で使います。『Learn the business etiquette.(ビジネス作法を学ぶ)』のように、名詞の前に場面を表す語を置いて表現することが多いです。

Q. ネット上のマナーを英語でどう表現しますか?

network と etiquette を組み合わせた netiquette(ネチケット)という単語がよく使われます。『Observe basic netiquette online.(オンラインでは基本的なネチケットを守りなさい)』のように使います。

Q. etiquette は数えられますか?

基本的に不可算名詞として扱うため、a を付けたり複数形にしたりしません。『It is common etiquette.(それは一般的なエチケットです)』のように、そのままの形で使うのが正しい文法です。

CHECK QUIZ

Q: 「彼はテーブルマナーが良い」と言う時の自然な表現は?

Q: 「重大な作法違反」を意味する定型フレーズは?

Q: 「それは一般的なエチケットです」の正しい英文は?