England
- (名)イングランド
発音のコツ
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England の発音は /ˈɪŋ.ɡlənd/ です。最初の「E」は「エ」ではなく「イ」と発音する点に注意してください。「ɪŋ」の「ŋ」は舌の付け根を上あごの奥につけて鼻から音を抜きます。続く「g」で軽く破裂させ、「lənd」は口をほとんど開けずに曖昧な「ア」で短く発音します。「イングランド」とカタカナで平坦に読まないよう意識しましょう。
活用形
- 複数形
- Englands
- 通常は不可算。比喩的に「複数の側面」を指す場合のみ使われる
コアイメージ
イギリス(United Kingdom)を構成する主要な地域の一つであることがコアイメージです。歴史的・文化的な文脈や、スポーツの代表チームを指す時などに使います。
Englandの意味・例文
名詞
イングランド
A country forming the largest and southernmost part of Great Britain and of the United Kingdom.
England is part of the United Kingdom.
イングランドはイギリスの一部です。
イギリス全体(UK)の一部としてのイングランドを指します。
I am planning a trip to England next summer.
来年の夏、イングランドへの旅行を計画しています。
旅行の目的地として国名を挙げる一般的な使い方です。
England won the football match yesterday.
昨日、イングランドがサッカーの試合に勝ちました。
スポーツの代表チームを指す場合もよく使われます。
語源
England は古英語の「Engla land(アングロ人の土地)」に由来します。5世紀にヨーロッパ大陸からグレートブリテン島に移住してきたゲルマン系の「アングル人(Angles)」が定住したことから、この名が付きました。同じ語源を持つ関連語には、English(英語、イングランドの)があります。
派生語・ファミリー
Englandの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
England はイギリスの一部である一地域を、the UK は4つの地域からなる主権国家全体を、Great Britain は北アイルランドを除く3地域を含む島を指します。
“She has a passport from the UK.”
→ 国家としての正式な枠組みや国籍を指すニュアンスです。
“The island of Great Britain is in Europe.”
→ 地理的な島、または北アイルランドを除く地域を指すニュアンスです。
よくある間違い
× I went to England to visit Edinburgh. ○ I went to Scotland to visit Edinburgh. → エディンバラはスコットランドの首都です。イギリス全体を England と呼ぶのは誤りです。
× He is the prime minister of England. ○ He is the prime minister of the UK. → 首相はイギリス全体(the UK)のリーダーであり、イングランド単独の首相ではありません。
コラム
豆知識
語源の「アングル人の土地」に関連して、実は「英語(English)」も「アングル人の言葉」という意味です。5世紀にゲルマン系民族が持ち込んだ言葉がベースとなり、長い歴史の中でフランス語やラテン語の影響を受けながら、現在のグローバル言語へと発展しました。
リアルな使われ方
スポーツの国際大会では、UK(イギリス)としてではなく、England、Scotland など各地域が独立した代表チームとして出場することがよくあります。サッカーやラグビーのワールドカップで「イングランド代表」を応援する際は、国歌も地域独自のものが歌われるのが特徴です。
映画・音楽での使われ方
イギリスを代表するミュージシャンであるエルトン・ジョンには、『Made in England』という有名なヒット曲があります。この曲では、イングランドで生まれ育った自身のルーツや誇りが歌われており、文化的な背景や現地の人々のアイデンティティを深く感じることができる作品です。
イディオム・定型句
極めて安全で確実な
“Your money is as safe as the Bank of England.”
保守的な中産階級の人々
“The policy is designed to appeal to Middle England.”
イングランド製(の)
“I bought a pair of shoes made in England.”
Englandを使った会話例
ロンドンのパブで、観光客と地元民
I am so excited to finally visit England.
Welcome! Is this your first time in the UK?
Yes, it is. I plan to travel all around England and then head north.
That sounds great. Are you planning to visit Scotland too?
Exactly! I want to see the difference between England and Scotland.
You will definitely notice it. The cultures are quite distinct.
I cannot wait. By the way, is this beer made in England?
Yes, it is a local ale. Enjoy your trip!
文化的背景
日本人はイギリス全体を「イギリス」と呼びますが、英語で England と言うと「イングランド地域のみ」を指します。スコットランドやウェールズの人々に向かって England と呼ぶと不快感を与えることがあるため、国全体を指す時は the UK を使うのが国際的なマナーです。
よくある質問
Q. England とは?
イギリス(United Kingdom)を構成する4つの「カントリー(国)」のうちの1つで、ロンドンを首都とする地域です。『She lives in London, England.(彼女はイングランドのロンドンに住んでいる)』のように使います。
Q. England と UK の違いは?
England は一地域を指し、UK(United Kingdom)はイングランドを含む4つの地域からなる主権国家全体を指します。『The UK consists of four countries.(イギリスは4つの国から成る)』のように使い分けます。
Q. 「イギリス人」と言いたい時、English と British のどちらを使いますか?
イングランド出身者に限定するなら English、イギリス国籍を持つ人全体を指すなら British が適切です。『He is British, but he is from Scotland.(彼はイギリス人だが、スコットランド出身だ)』のように使い分けます。
Q. スコットランドやウェールズの人に「England 出身ですか?」と聞いてもいいですか?
避けるべきです。彼らは独自の歴史と文化に強い誇りを持っているため、イギリス全体を England と混同すると失礼にあたります。『Are you from the UK?(イギリス出身ですか?)』と聞くのが無難です。
Q. New England とはどういう意味ですか?
アメリカ合衆国北東部の6州(マサチューセッツ州など)を指す歴史的な地域名です。『Boston is the largest city in New England.(ボストンはニューイングランド最大の都市だ)』のように使われます。
CHECK QUIZ
Q: イギリス全体(主権国家)の首相を指す正しい表現は?
Q: 「極めて安全で確実だ」を意味するイディオムに入るのは? as safe as the Bank of _____
Q: 「He is from Middle England.」が表す一般的な人物像は?