coefficient
- (名)係数、率
発音のコツ
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coefficient は、第3音節の「fi」にメインのアクセントを置きます。「コウ・ア・フィ・シャント」のように4つの音節に分け、「フィ」を一番強く高く発音してください。後半の「cient」は「シエント」ではなく、口をリラックスさせて「シャント(/ʃənt/)」と曖昧に短く発音するのが自然に聞こえるコツです。
活用形
- 複数形
- coefficients
コアイメージ
ある性質の程度や、変数にかかる一定の割合を示す数値がコアイメージです。主に数学や物理学などで、特定の条件における変化の割合や指標を表す時に使います。
coefficientの意味・例文
名詞
係数、率
A numerical or constant factor in an algebraic term.
The coefficient of friction determines how slippery the surface is.
摩擦係数は表面の滑りやすさを決定します。
物理学で頻出する「摩擦係数」の表現です。
In the equation, the coefficient of x is five.
その方程式において、xの係数は5です。
数学の代数式で変数にかかる数値を指します。
The Gini coefficient is used to measure economic inequality.
ジニ係数は経済的不平等を測るために使われます。
経済学の指標としてニュースでもよく見かける表現です。
We analyzed the correlation coefficient to understand customer behavior.
顧客の行動を理解するために相関係数を分析しました。
データ分析において変数間の関係性を示す際によく使います。
語源
coefficient は接頭辞 co-(共に)と efficient(結果を生じる)から成り立っています。複数の要素が共に作用して結果を生み出すという成り立ちから、数式において変数と掛け合わされて一定の働きをする係数という意味に発展しました。同じ efficient の語根を持つ関連語には、efficiency(効率)があります。
派生語・ファミリー
coefficientの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
coefficient は変数に掛けられる特定の係数や率を、factor は結果に影響を与える要因や因数を、constant は状況が変わっても変化しない定数を表します。
よくある間違い
× The Gini coefficient are rising. ○ The Gini coefficient is rising. → coefficient は数えられる名詞なので、単数形には単数扱いの動詞を使います。
× Calculate the efficient of friction. ○ Calculate the coefficient of friction. → efficient(効率的な)と混同しやすいですが、特定の割合や係数を表す名詞は coefficient です。
コラム
豆知識
coefficient は16世紀のフランスの数学者フランソワ・ビエトによって初めて導入されたと言われています。彼は代数学において未知数を文字で表す手法を確立し、それに掛けられる既知の数値を「共に作用して結果を生むもの」として名付けました。数学の歴史を形作った重要な言葉です。
リアルな使われ方
日常会話で頻出する単語ではありませんが、ビジネスやニュースでは Gini coefficient(ジニ係数)や correlation coefficient(相関係数)といった特定の指標を表す定型句としてそのまま登場します。データ分析が重視される現代では知っておくべき表現です。
映画・音楽での使われ方
映画『オデッセイ(The Martian)』のようなハードSF作品では、軌道計算や物理現象を説明するシーンで coefficient を含む専門用語が頻繁に飛び交います。科学的なリアリティを演出し、登場人物の専門性の高さを観客に伝えるための重要なエッセンスとして機能しています。
イディオム・定型句
所得分配の不平等を測る指標
“The Gini coefficient has increased significantly this year.”
2つのデータ間の関連性の強さ
“The correlation coefficient between the two variables is high.”
物体の滑りにくさを表す数値
“They measured the coefficient of friction for the new tire.”
coefficientを使った会話例
水曜の午後、オフィスで同僚と
Did you calculate the correlation coefficient for the new data?
Yes, it shows a strong relationship between temperature and sales.
That is a critical factor for our next marketing strategy.
Exactly. I also checked the Gini coefficient for the target region.
Is the income inequality there getting worse?
It seems stable. It has remained almost constant over the past five years.
Good to know. Let's include both metrics in the final report.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。日常会話で頻繁に使う単語ではありませんが、ニュースで耳にするジニ係数や、理系の学術論文など、専門的で論理的な文脈では世界共通で必須となる非常に重要な語彙です。
よくある質問
Q. coefficient とは?
ある性質の程度や、変数にかかる一定の割合を示す数値のことです。『The coefficient of x is three.(xの係数は3である)』のように、数学や物理学で頻出します。
Q. coefficient はどんな場面で使いますか?
数学の方程式や、物理学・経済学の指標を表す場面で使います。『The coefficient of friction is low.(摩擦係数が低い)』のように学術的・専門的な文脈で用います。
Q. coefficient と constant の違いは?
coefficient は変数と一緒に使われる係数ですが、constant は単独で存在する定数です。『Pi is a mathematical constant.(円周率は数学の定数である)』のように使い分けます。
Q. ニュースでよく聞くジニ係数とは英語で何と言いますか?
The Gini coefficient と言います。経済的な格差を測る指標として、『Japan's Gini coefficient is rising.(日本のジニ係数は上昇している)』のように報道で使われます。
Q. coefficient のアクセントはどこですか?
後半の「fi」の部分にアクセントがあります。『The correlation coefficient is positive.(相関係数は正である)』と発音する際、中盤を一番強く読むのがポイントです。
CHECK QUIZ
Q: 「円周率などの変化しない固定値」を表すのに最適な単語は?
Q: 「所得格差を測る指標」としてニュースでよく使われる表現は?