chairman
- (名)会長、委員長
- (名)議長、司会進行役
発音のコツ
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chairman は最初の「ch」にアクセントを置きます。唇を丸めて「チ」と「シ」の中間のような音で息を破裂させてください。続く「air」は「エア」と滑らかに繋げます。後半の「man」は日本語の「マン」とはっきり発音せず、力を抜いて曖昧な「メン」や「マン」の中間(/mən/)にするのが自然に聞こえるコツです。
活用形
- 複数形
- chairmen
コアイメージ
組織や委員会のトップとして、話し合いや活動を進行・統括する人物であることがコアイメージです。企業や団体の代表者を指す時や、会議の司会進行役を表現する時に使います。
chairmanの意味・例文
名詞
会長、委員長
The person in charge of a corporate board or committee.
The chairman of the board announced the new strategy.
取締役会長が新しい戦略を発表しました。
企業の取締役会のトップを指す定番の表現です。
The committee chairman signed the official document.
委員長が公式文書に署名しました。
公的な委員会の責任者を表す際に適しています。
He was elected as the new chairman of the club.
彼はクラブの新しい会長に選ばれました。
地域や学校のクラブの代表者にも使われます。
The former chairman was interviewed on television.
前会長がテレビでインタビューを受けました。
former をつけると「前会長」という意味になります。
議長、司会進行役
The person who controls a meeting or debate.
The chairman opened the meeting with a short speech.
議長は短いスピーチで会議を開会しました。
会議の進行を仕切る役割を強調します。
Address your questions to the chairman.
質問は議長に向けて行ってください。
討論会などで進行役に発言を求める際の表現です。
Thank you, Mr. Chairman, for giving me the floor.
議長、発言の機会をいただきありがとうございます。
Mr. Chairman は公式な場での呼びかけの定型句です。
The chairman kept the discussion focused on the agenda.
議長は議論が議題から逸れないようにしました。
話し合いを円滑に進める責任者を指します。
語源
chairman は「椅子」を意味する chair と「人」を表す man から成り立っています。昔の集会では、一般参加者はベンチに座り、リーダーだけが立派な椅子(chair)に座る特権があったことから、権威ある進行役やトップを指すようになりました。関連語の chairperson(議長)も同じ成り立ちです。
派生語・ファミリー
chairmanの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
chairman は伝統的な組織のトップや決定権を持つ議長を指し、chairperson は性別に配慮した現代的で中立的な呼び方であり、moderator は討論会などで意見を整理し円滑に進める司会役を指します。
“We elected a new chairperson today.”
→ 性別を問わない、現代的で中立的なニュアンスです。
“The moderator kept the debate on time.”
→ 中立的な立場で意見を整理し、進行するニュアンスです。
よくある間違い
× She is the chairman of the committee. ○ She is the chairwoman of the committee. → 女性に対して chairman を使うのは不自然です。chairwoman や、性別不問の chair を使いましょう。
× He chairmans the meeting every week. ○ He chairs the meeting every week. → 「議長を務める」という動詞には chairman ではなく chair を使うのが一般的です。
コラム
豆知識
昔の会議では、一般の参加者はベンチやスツールに座り、リーダーだけが肘掛けのある立派な「椅子(chair)」に座ることができました。この特権的な椅子に座る人(man)という成り立ちから、権威あるポストを指す言葉が生まれました。
リアルな使われ方
議会やフォーマルな会議で発言を求める際、ネイティブは「Mr. Chairman(議長)」や「Madam Chairwoman(議長)」と呼びかけます。ニュースの国会中継などでも頻繁に耳にする、非常に格式高い定型フレーズです。
映画・音楽での使われ方
伝説的な歌手フランク・シナトラは、エンターテインメント界の頂点に君臨したことから「Chairman of the Board(取締役会長)」という愛称で呼ばれていました。自身のレコード会社を設立したトップとしての威厳も込められています。
イディオム・定型句
議長(公式な呼びかけ)
“Thank you, Mr. Chairman.”
会長の座から退く
“He will step down as chairman next year.”
会長代行、委員長代理
“She was appointed as acting chairman.”
chairmanを使った会話例
オフィスの会議室前で同僚と
Who is going to be the chairman for the board meeting tomorrow?
I heard Mr. Smith will take on the role.
That is good. He is an excellent moderator during heated discussions.
Exactly. Have you seen the agenda prepared by the chairman?
Not yet, but as a participant, I need to review it today.
Let's go over it together this afternoon.
文化的背景
かつては男女問わず chairman が使われていましたが、近年はポリティカル・コレクトネスの観点から、性別を特定しない chairperson や chair を使うのが英語圏での標準的なマナーとなっています。公的な場では特に注意が必要です。
よくある質問
Q. chairman とは?
企業や委員会のトップ、または会議の進行役のことです。『He is the chairman of the board.(彼は取締役会長です)』のように、組織の代表を指す際によく使います。
Q. chairman と president の違いは?
chairman は取締役会(board)のトップで経営方針を決定し、president は社長として実務を執行します。『The chairman and the president had a meeting.』のように明確に区別されます。
Q. 女性の議長はどう呼びますか?
現代では性別を問わない chairperson や、単に chair と呼ぶのが主流です。『She is the chair of the department.(彼女は学部の長です)』のように言い換えるのが自然です。
Q. 「議長を務める」を英語で言うと?
動詞の chair を使って表現します。『Who will chair the meeting tomorrow?(明日の会議は誰が進行しますか)』のように、名詞ではなく動詞形を使うのが一般的です。
Q. 副会長は何と言いますか?
vice chairman や deputy chairman と表現します。『The vice chairman will attend in his place.(副会長が彼の代わりに出席します)』のように、ビジネスシーンで頻出します。
CHECK QUIZ
Q: 討論会で中立な立場で意見を整理する「司会者」は?
Q: 性別に配慮して「委員長」を表現する現代的な言い方は?
Q: 「彼が会議の議長を務める」の自然な英語は?