beam

  • ()光線、ビーム
  • ()梁(はり)、桁
  • ()満面の笑みを浮かべる
  • ()(電波などを)送信する
UK/ˈbi:m/

発音のコツ

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beam の母音 /iː/ は、日本語の「イ」よりも唇を左右にしっかり引き、長めに「イー」と発音します。語尾の /m/ は口を完全に閉じ、鼻から息を抜くように響かせます。「ビーム」と平坦なカタカナ発音にならず、口の形を意識してメリハリをつけるのがコツです。

活用形

三単現
beams
進行形(-ing)
beaming
過去形
beamed
過去分詞
beamed
複数形
beams

コアイメージ

「光の束」や「柱のようにまっすぐ伸びるもの」がコアイメージです。物理的な光線や建物を横に支える梁(はり)を表すほか、喜びが顔から溢れ出る「満面の笑み」を表現する時にも使います。

beamの意味・例文

名詞

可算

光線、ビーム

A line of light shining from the sun, a lamp, etc.

日常会話

A beam of light came through the keyhole.

鍵穴から一筋の光が差し込みました。

a beam of light は光線を表す最も一般的な表現です。

ニュース

The laser beam is used for precise eye surgery.

そのレーザービームは精密な眼科手術に使われます。

科学や医療の文脈でも頻出します。

アカデミック

The satellite sends a narrow beam of radar pulses.

その衛星は狭い範囲のレーダーパルスを送信します。

電波や粒子の束を指す際にも使われます。

可算

梁(はり)、桁

A long, heavy piece of wood or metal used in building.

日常会話

The roof is supported by strong wooden beams.

屋根は丈夫な木の梁で支えられています。

建物の横の支えを指す語源通りの使い方です。

ビジネス

We need steel beams to reinforce the bridge.

橋を補強するために鉄骨の梁が必要です。

建設現場や工学の分野で必須の単語です。

アカデミック

The structural integrity of the main beam was tested.

主梁の構造的完全性がテストされました。

構造力学などの専門的な文脈で登場します。

動詞

自動詞

満面の笑みを浮かべる

To smile very happily.

日常会話

She was beaming with joy when she heard the news.

彼女はその知らせを聞いて喜びに満ちた笑顔を浮かべていました。

beam with joy は定番のコロケーションです。

ニュース

The gold medalist beamed at the cheering crowd.

金メダリストは歓声に沸く群衆に向かって満面の笑みを向けました。

beam at 誰々 で「〜に向かって微笑む」と表します。

フォーマル

The principal beamed proudly as the students graduated.

校長は生徒たちが卒業するのを誇らしげに微笑んで見守りました。

内側から溢れる感情を伴う特別な笑顔を示します。

他動詞

(電波などを)送信する

To send a radio or television signal through the air.

ニュース

The concert was beamed live to millions of viewers.

そのコンサートは何百万もの視聴者に生中継で配信されました。

beam A to B で「A を B に送信する」と表します。

ビジネス

Our new satellite can beam high-speed internet anywhere.

当社の新しい衛星はどこへでも高速インターネットを送信できます。

通信技術や IT の文脈で適しています。

アカデミック

The probe beamed data back to Earth from Mars.

探査機は火星から地球へデータを送信しました。

宇宙開発のニュースでよく見かける用法です。

語源

古英語の beam(木、木材)が語源です。もともとは建物の屋根を支える太い「梁(はり)」を意味していましたが、雲間から差し込む太陽の光が柱のようにまっすぐ伸びる様子を木の梁に見立てて「光線」という意味に発展しました。同じ語源を持つ関連語には、ドイツ語の Baum(木)があります。

派生語・ファミリー

形容詞beaming
副詞beamingly

beamの使い方

よく使う組み合わせ

a beam of light (一筋の光)a laser beam (レーザービーム)a wooden beam (木の梁)beam with joy (喜びで満面の笑みを浮かべる)beam with pride (誇らしげに微笑む)

使い分け

beam は光源からまっすぐ放たれる太く強い光の束、ray は太陽などから放射状に広がる細く一筋の光線、shaft は雲間や窓から暗闇に差し込む柱のようなまっすぐな光を表します。

He pointed the flashlight's beam into the dark room.

光源からまっすぐ放たれる太い光の束のニュアンスです。

ray

A few rays of sunlight peeked through the clouds.

放射状に広がる細い光線や、希望などの比喩にも使われます。

shaft

A shaft of light illuminated the dusty floor.

暗闇の中を柱のようにまっすぐ貫く光のニュアンスです。

よくある間違い

× The roof is supported by vertical beams. ○ The roof is supported by vertical pillars. → beam は建物を横方向に支える「梁(はり)」です。縦方向に支える「柱」には pillar や column を使います。

× He gave me a beam smile. ○ He gave me a beaming smile. → 「満面の笑み」と形容詞的に使う場合は、現在分詞の beaming を使います。名詞の beam をそのまま重ねるのは不自然です。

コラム

豆知識

語源である古英語の beam は単なる「木」や「木材」を意味していました。そこから建物を支える「梁」となり、やがて太陽から差し込む光の柱を木の梁に見立てて「光線」という意味が生まれました。物質的な木から実体のない光へと意味が変化した面白い単語です。

リアルな使われ方

ネイティブは「満面の笑み」を表現する際、単なる smile ではなく beaming smile という表現を好んで使います。内側から光(beam)が溢れ出ているかのような、隠しきれない喜びや誇りを強調できるため、日常会話や小説で頻繁に登場する実用的なフレーズです。

映画・音楽での使われ方

SFドラマ『スタートレック』の有名なセリフ「Beam me up, Scotty(転送を頼む、スコッティ)」は、物質を光線(beam)に変換して瞬間移動させる技術を指しています。このセリフは英語圏で広く知られ、比喩的に「ここから連れ出してくれ」という意味で使われることもあります。

イディオム・定型句

イディオムoff the beam

見当違いで、間違って

Your calculations are way off the beam.

イディオムon the beam

正しい、順調で

The project is right on the beam.

定型句broad in the beam

お尻が大きい、幅広の

That old ship is rather broad in the beam.

beamを使った会話例

金曜の夕方、新オフィスの建設現場で同僚と

A

Look at those exposed wooden beams on the ceiling. They look great.

B

Yes, they add a nice touch. The whole project is on the beam.

A

I saw the boss beaming with pride when he checked the progress earlier.

B

I bet. By the way, where are they going to beam the Wi-Fi signal from?

A

From that corner. It should cover the entire floor.

B

Perfect. And I love the beam of sunlight coming through that big window.

A

Exactly. It looks entirely different from a thin ray of light.

文化的背景

欧米の古い家屋では、天井の木製の梁(exposed beams)を隠さずにあえて見せるデザインが人気です。また、SF作品において「光線」は未来的な技術の象徴であり、英語圏のポップカルチャーにも深く根付いています。地域間で大きな意味の違いはありません。

よくある質問

Q. beam とは?

物理的な光線や建物の梁(はり)を表す名詞です。また、内側から光を放つように「満面の笑みを浮かべる」という動詞としても使われます。『She beamed with joy.(彼女は喜びで満面の笑みを浮かべた)』のように使います。

Q. beam と ray の違いは?

beam は懐中電灯やレーザーのような「太く強い光の束」を指します。一方の ray は「細く一筋の光」で、『a ray of hope(一縷の望み)』のように比喩としてもよく使われます。

Q. 笑顔を表す時、beam はどのように使いますか?

自動詞として beam with 〜(〜で満面の笑みを浮かべる)の形でよく使います。『He beamed with pride.(彼は誇らしげに微笑んだ)』のように、喜びや誇りなどの感情を伴うのが特徴です。

Q. 通信の文脈で beam を言い換えると?

broadcast(放送する)や transmit(送信する)に言い換えられます。『The signal was beamed to Earth.(信号が地球に送信された)』のように、電波やデータを遠くへ送る際に使います。

Q. 建築現場で beam は何を指しますか?

建物の屋根や床を横方向から支える「梁(はり)」や「桁(けた)」を指します。『The steel beams support the entire structure.(鉄骨の梁が構造全体を支えている)』のように使われます。

CHECK QUIZ

Q: 以下の文中の beam の意味として最も適切なものは? "The satellite beamed the images to Earth."

Q: 「建物の屋根を支える縦の柱」を英語で言う時、不自然なものは?

Q: 「彼女は喜びに満ちた笑顔を浮かべていた」の自然な英語表現は?