astute
- (形)抜け目ない、機敏な
- (形)鋭敏な、洞察力のある
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
astute は2音節目の「tu:」にアクセントを置きます。最初の「a」は力を抜いた曖昧母音の「ə(ア)」です。アメリカ英語では「アストゥート」のように「トゥー」と発音しますが、イギリス英語では「アスチュート」のように「チュー」に近い音になります。最後の「t」は舌先を歯茎に当てて軽く息を破裂させ、短く切るように発音してください。
活用形
- 比較級
- astuter
- 通常は more astute を用います
- 最上級
- astutest
- 通常は most astute を用います
コアイメージ
状況や人の意図を素早く正確に理解し、自分に有利な判断を下すことがコアイメージです。ビジネスや交渉の場で、抜け目なく賢明な決断をする人を評価する時に使います。
astuteの意味・例文
形容詞
抜け目ない、機敏な
Clever and quick to see how to take advantage of a situation.
She is an astute investor who always spots market trends.
彼女は常に市場のトレンドを見抜く抜け目ない投資家です。
投資の文脈で、市場の動向を見逃さない賢明さを表します。
The CEO made an astute decision to expand the business globally.
CEOは事業をグローバルに拡大するという機敏な決断を下しました。
会社の利益に直結するような機敏な判断を表現します。
The professor is known for his astute management of research funds.
その教授は研究資金の抜け目ない管理で知られています。
資金や資源を無駄なく管理する抜け目なさを指します。
It was astute of him to buy the house before prices went up.
価格が上がる前に家を買ったとは、彼は抜け目がありませんでした。
先を見越して行動する日常的な賢さを褒める表現です。
鋭敏な、洞察力のある
Having or showing an ability to accurately assess situations or people.
That is a very astute observation about his behavior.
彼の行動に対する非常に鋭い観察ですね。
人の言動に対する鋭い気づきを称賛する定型表現です。
Her essay offers an astute analysis of the political situation.
彼女のエッセイは政治状況の鋭敏な分析を提供しています。
複雑な状況を的確に読み解く学術的な分析に用います。
The committee praised his astute understanding of the complex issue.
委員会は複雑な問題に対する彼の鋭い理解を賞賛しました。
理解力の高さや深い洞察力をフォーマルに評価します。
語源
astute はラテン語で「狡猾さ」や「抜け目なさ」を意味する astus に由来します。もともとは「ずる賢い」というネガティブなニュアンスを持っていましたが、時代とともに「状況を素早く読み取り、賢い判断ができる」というポジティブな意味へと発展しました。同じ語根を持つ関連語には、名詞形の astuteness(抜け目なさ)があります。
派生語・ファミリー
astuteの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
astute は状況を正確に読み取り自己の利益に繋げる抜け目なさを、shrewd は実践的で時に計算高い判断力を、perceptive は物事の奥底や他人の感情を鋭く察知する洞察力を表します。
“He made a shrewd investment.”
→ より実践的で、利益を逃さない計算高さを強調します。
“You are very perceptive.”
→ 人が気づかない細部や感情を感じ取る直感力を強調します。
よくある間違い
× He is a very astute. ○ He is a very astute person. → astute は形容詞なので、単独で名詞のように使うことはできません。必ず名詞を修飾します。
× He has much astute. ○ He has much astuteness. → astute は形容詞なので、名詞のように扱うことはできません。名詞形の astuteness を使います。
コラム
豆知識
astute はラテン語の「astus(狡猾さ)」から派生しました。古代ローマ時代には、相手を出し抜くずる賢い人を指す言葉でしたが、現代では「状況を見極めて賢明な判断を下す」という知的なポジティブさが強調されるようになりました。ビジネスシーンで重宝される能力を表す言葉へと進化を遂げています。
リアルな使われ方
ネイティブのビジネス会話では、誰かの鋭い指摘を褒める際に「That's an astute observation.(それは鋭い観察ですね)」という定型表現がよく使われます。単に「Good point.」と言うよりも、相手の深い洞察力を高く評価していることが伝わるため、会議の場で非常に役立つフレーズです。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマの法廷シーンや政治ドラマでは、astute という言葉が頻繁に登場します。例えば、アメリカの大ヒット政治ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のような作品では、登場人物たちの「politically astute(政治的に抜け目ない)」な駆け引きが物語の鍵を握っています。
イディオム・定型句
政治的に抜け目ない
“She is a politically astute leader.”
抜け目ない手段、賢明な一手
“Buying that property was an astute move.”
〜するのに十分抜け目ない
“He was astute enough to realize the danger.”
astuteを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you read the CEO's email about the new merger?
Yes, I did. It is a very astute move for us.
I agree. He is an astute leader who sees the big picture.
Exactly. He is also shrewd enough to negotiate a great deal.
I wonder how the competitors will react to this news.
They will struggle. Our timing was completely astute.
Let's hope this brings more opportunities for our team.
I am sure it will. We just need to stay perceptive.
文化的背景
欧米のビジネス文化において、状況を素早く読み取り自社に有利な判断を下す抜け目なさは、リーダーシップの非常に重要な資質として高く評価される傾向があります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. astute とは?
状況や人の意図を素早く正確に理解し、自分に有利な判断を下すことです。『She is an astute investor.(彼女は抜け目ない投資家です)』のように、ビジネスや交渉で高く評価される能力を表します。
Q. astute と shrewd の違いは?
どちらも「抜け目ない」という意味ですが、astute は知性や鋭い観察力に基づく賢明さに焦点が当たります。一方の shrewd は『a shrewd businessman(抜け目ない実業家)』のように、より実践的で計算高いニュアンスを含みます。
Q. astute はどんな場面で使いますか?
ビジネス、政治、投資など、状況判断が結果に直結する場面でよく使われます。『He made an astute decision.(彼は抜け目ない決断をしました)』のように、的確な判断を褒めるポジティブな表現として活躍します。
Q. astute はネガティブな意味で使われますか?
現代の英語では主にポジティブな意味で使われ、賢さや判断力を称賛する言葉です。ただし『He is an astute politician.(彼は機敏な政治家です)』のように、利益を逃さないずる賢さを微かに匂わせることもあります。
Q. astute の名詞形と副詞形は何ですか?
名詞形は astuteness(抜け目なさ)、副詞形は astutely(抜け目なく)です。『She astutely pointed out the flaw.(彼女は抜け目なく欠陥を指摘しました)』のように、動詞を修飾する際によく使われます。
TANZAM 収録単語帳
CHECK QUIZ
Q: 「他人の微妙な感情の変化に気づく」能力を表すのに最適な形容詞は?
Q: 「抜け目ない決断を下す」の自然な英語表現は?
Q: 「That's an astute observation.」と言われた時の正しい受け取り方は?