amount
- (名)量、金額、総額
- (動)総計〜になる、〜に等しい
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
amount は 2 音節目の母音「aʊ」にアクセントを置きます。最初の「a」は力を抜いた曖昧な「ア」で短く発音し、続く「mount」の「マ」から「ウ」へと滑らかに口の形を変化させながら「マウント」と強調します。最後の「t」は舌先を上の歯茎の裏に当てて息を止め、弱く破裂させて音を飲み込むようにすると自然です。
活用形
- 三単現
- amounts
- 進行形(-ing)
- amounting
- 過去形
- amounted
- 過去分詞
- amounted
- 複数形
- amounts
コアイメージ
あるものの合計や、数えられない全体の「量」や「金額」を表すことがコアイメージです。お金や時間、データなど、個数ではなく全体的なボリュームを強調したい時に使います。
amountの意味・例文
名詞
量、金額、総額
A quantity of something, especially the total of a thing or things.
We spent a huge amount of time on this project.
私たちはこのプロジェクトに莫大な時間を費やしました。
時間やお金など、数えられないものの多さを表します。
Please pay the full amount by Friday.
金曜日までに全額をお支払いください。
請求書や契約書などで「全額」を示す定番の表現です。
A small amount of sugar is added to the recipe.
そのレシピには少量の砂糖が加えられています。
a small amount of で「少量の〜」という意味になります。
動詞
総計〜になる、〜に等しい
To add up to a particular total or be equivalent to something.
The repair bill amounts to 50 dollars.
修理代は総計50ドルになります。
細かい数字が積み重なって最終的な額になることを表します。
Their actions amount to a breach of contract.
彼らの行動は契約違反に等しいです。
実質的に〜と同じ意味合いになる、という比喩的な用法です。
His apology amounted to nothing.
彼の謝罪は結局無意味でした。
結果として何にもならなかったという落胆を伝えます。
語源
amount は接頭辞 a-(〜へ向かって)と mont(登る・山)から成り立っています。頂上に向かって登っていくという成り立ちから、「積み上がって総計〜になる」という意味に発展し、名詞の「量」や「金額」を表すようになりました。同じ mont(登る)の語根を持つ関連語には、mountain(山)があります。
派生語・ファミリー
amountの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
amount は数えられないものの量を表し、number は数えられるものの数を表し、quantity はフォーマルな文脈で測定可能な物理的な量を表します。
“A large number of people attended.”
→ 人や車など、個別に数えられる「数」を表します。
“They seized a large quantity of drugs.”
→ 測定や計量が可能な物質の量を客観的に表します。
よくある間違い
× A large amount of people came to the event. ○ A large number of people came to the event. → 人や車など数えられる名詞には number を使います。amount は数えられない名詞に使います。
× The total cost amounted 100 dollars. ○ The total cost amounted to 100 dollars. → amount は自動詞であり、「総計〜になる」と言う時は必ず前置詞の to を伴います。
コラム
豆知識
amount はもともと「山に登る」という意味の古フランス語に由来します。そこから「積み重なって頂上に達する」というイメージが生まれ、現代の「総計〜になる」や「量」という意味に変化しました。mountain(山)と語源が同じだと知ると、イメージが湧きやすくなります。
リアルな使われ方
ネイティブは「かなりの量」と言いたい時に、a fair amount of という表現をよく使います。「I have a fair amount of work to do.(かなりの仕事がある)」のように、多すぎず少なすぎない、でも十分にあるというニュアンスを伝える便利なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
2008年の映画『007 慰めの報酬(Quantum of Solace)』の quantum も「量」を意味する単語です。amount が一般的な量を表すのに対し、quantum は物理学などでの「特定の量」を指します。日常では amount が圧倒的に使われますが、映画のタイトルで類義語に触れることができます。
イディオム・定型句
結局無駄になる、何にもならない
“All his hard work amounted to nothing.”
大したものになる
“I doubt his new plan will amount to much.”
いくらでも、大量の
“We have any amount of time to finish this.”
amountを使った会話例
月末の予算会議で
Have you calculated the total amount of our office expenses this month?
Yes, and it amounts to slightly over five thousand dollars.
That is a large amount. Did we buy new equipment?
We ordered a large quantity of printer ink and paper.
I see. We should keep a certain amount of cash in reserve.
Understood. I will manage the budget so our efforts don't amount to nothing.
文化的背景
欧米の契約書や請求書では、金額の誤解を防ぐために「the amount of $100」のように明確に記載する習慣があります。英米間で使い方に大きな差はなく、日常会話からビジネスまでどの地域でも広く使われる単語です。
よくある質問
Q. amount とは?
あるものの合計や、数えられない全体の量・金額を表す名詞です。『We need a large amount of money.(多額のお金が必要だ)』のように、ボリュームの大きさを伝える際に使われます。
Q. amount と number の使い分け方は?
amount は数えられない名詞(水、お金、時間など)と一緒に使い、number は数えられる名詞(人、本など)と使います。『a large amount of money(大金)』と『a large number of books(多数の本)』のように区別します。
Q. amount を動詞として使う時の注意点は?
amount は自動詞なので、目的語を取る時は必ず to を伴い「amount to 〜」の形を作ります。『The repair bill amounted to $500.(修理代は総計500ドルになった)』のように、金額や結果に行き着くことを表します。
Q. a large amount of はどう言い換えられますか?
よりカジュアルに言うなら a lot of や plenty of が使えます。逆にフォーマルなビジネス文書では a great deal of が好まれます。『He has a great deal of experience.(彼は豊富な経験を持つ)』のように言い換え可能です。
Q. どんな時に amounts と複数形になりますか?
複数の異なる出所や種類の量を指す時に複数形になります。『They invested large amounts of money.(彼らは多額の資金を投資した)』のように、まとまった量が複数あることを強調します。
TANZAM 収録単語帳
CHECK QUIZ
Q: 「イベントには多数の人が参加した」の自然な表現は?
Q: 「損害額は総計 100 万ドルになった」の自然な表現は?
Q: 「His explanation amounts to a refusal.」の意味として最も適切なものは?