adjacent
- (形)隣接した、近接した
- (形)関連した、隣接する
発音のコツ
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adjacent は最初の「a」を口をリラックスさせた曖昧な「ア」で発音します。日本人がつまずきやすいのは「dj」の部分ですが、「d」は舌を上あごにつけて息を止め、すぐに「ジェイ」と弾くように発音します。アクセントは「ジェイ」にしっかりと置き、最後の「t」は息を軽く吐き出すだけにして強調しすぎないのが自然に聞こえるコツです。
活用形
- 複数形
- adjacents
- 数学用語などで名詞として使われる場合の複数形
コアイメージ
何かのすぐそばに横たわっていることがコアイメージです。建物、土地、部屋などが物理的に隣り合っている状況を説明する時に使います。
adjacentの意味・例文
形容詞
隣接した、近接した
Next to or adjoining something else.
We booked two adjacent rooms for the business trip.
出張のために2つの隣接する部屋を予約しました。
ホテルやオフィスの部屋が隣り合っている状況でよく使います。
The new library will be built on the adjacent land.
新しい図書館は隣接する土地に建設されます。
都市計画や不動産に関するフォーマルな表現です。
They live in the house adjacent to the park.
彼らは公園に隣接する家に住んでいます。
特定の場所のすぐそばにあることを説明する時に便利です。
関連した、隣接する
Closely related or immediately preceding or following.
The professor discussed sociology and adjacent fields.
教授は社会学と隣接する分野について議論しました。
学問や研究領域が密接に関連していることを示します。
We need to consider the adjacent markets for expansion.
事業拡大に向けて隣接市場を検討する必要があります。
既存事業と関連性が高く参入しやすい市場を指します。
The policy affects education and adjacent sectors.
その政策は教育と関連する部門に影響を与えます。
物理的な距離だけでなく、社会的な影響範囲の近さを表します。
語源
adjacent は接頭辞 ad-(〜へ)と jacere(横たわる、投げる)から成り立っています。何かの方向へ投げ出されて横たわっている状態から、「隣り合っている」「近接している」という意味に発展しました。同じ jacere の語根を持つ関連語には、reject(後ろに投げる=拒絶する)があります。
派生語・ファミリー
adjacentの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
adjacent は境界線を接しているかすぐ近くにあることを、neighboring は近くにあるが必ずしも境界を接していないことを、adjoining は壁や境界線を完全に共有して繋がっていることを表します。
“We visited a neighboring town.”
→ 近くの地域にあるという相対的な位置関係を示します。
“We booked two adjoining rooms.”
→ 壁やドアを共有して一部が繋がっているニュアンスです。
よくある間違い
× The park is adjacent with the school. ○ The park is adjacent to the school. → adjacent は前置詞 to と結びついて「〜に隣接して」という意味を作ります。
× They live in the adjacent of the park. ○ They live adjacent to the park. → adjacent は形容詞なので、the をつけて名詞のように使うことはできません。
コラム
豆知識
adjacent の語源には「投げる」を意味するラテン語の jacere が含まれています。同じ語根を持つ単語には、名詞に投げかけられる adjective(形容詞)や、後ろに投げ返す reject(拒絶する)などがあります。何かの方向へ投げ出されて横たわっているイメージから、「隣接している」という意味に繋がったと考えると覚えやすくなります。
リアルな使われ方
ビジネスシーンでは、新規事業の戦略を練る際に adjacent markets(隣接市場)という言葉がよく登場します。これは全く未知の分野ではなく、既存の事業と関連性が高く参入しやすい市場を指します。物理的な距離だけでなく、事業やアイデアの近さを表現する実用的なビジネス用語としてネイティブに重宝されています。
映画・音楽での使われ方
スティーブン・ジョンソンが提唱した adjacent possible(隣接可能性)という概念は、ビジネス書やイノベーションの文脈で広く知られています。現在の技術や知識から一歩だけ先にある実現可能な新しいアイデアを指す言葉です。ドキュメンタリー番組などで、人類の進化や技術的ブレイクスルーを語る際によく引用されるキーワードです。
イディオム・定型句
〜に隣接して、〜のすぐそばに
“The new cafe is adjacent to the library.”
すぐ隣の、直結した
“The parking lot is immediately adjacent.”
隣接可能性
“We should explore the adjacent possibilities.”
adjacentを使った会話例
出張の手配について、オフィスで同僚と
Did you book the hotel for our business trip?
Yes, I booked two adjacent rooms for us.
That is great. Is the hotel adjacent to the conference center?
It is not exactly adjacent, but it is a five-minute walk.
That is close enough. Thank you for arranging it.
No problem. I made sure we are in adjacent seats on the flight, too.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。不動産取引や都市計画、ビジネスの契約書などのフォーマルな文脈で好んで用いられる単語であり、親しい人との日常会話ではよりシンプルでカジュアルな next to が選ばれる傾向があります。
よくある質問
Q. adjacent とは?
建物や土地が物理的に隣り合っている状態を表す形容詞です。『Our office is adjacent to the station.(私たちのオフィスは駅に隣接しています)』のように、道案内や不動産の説明でよく使われます。
Q. adjacent と next to の違いは?
どちらも「隣の」という意味ですが、next to は日常会話でよく使われるカジュアルな表現です。一方の adjacent はフォーマルな響きがあり、『adjacent land(隣接する土地)』のようにビジネスや契約書で好まれます。
Q. adjacent の後ろにはどの前置詞が来ますか?
対象を示す前置詞 to を伴って「adjacent to 〜」の形で使うのが一般的です。『The hotel is adjacent to the beach.(そのホテルはビーチに隣接している)』のように、何に隣接しているかを明確にします。
Q. adjacent は物理的な場所以外にも使えますか?
はい、概念や分野が密接に関連している場合にも使えます。『We discussed adjacent topics.(私たちは関連するトピックについて話し合った)』のように、内容が近いことを論理的に表現できます。
Q. adjacent の発音のコツは?
アクセントは2音節目の「ジェイ」に置きます。最初の「a」は曖昧な音にし、『The rooms are adjacent.』と発音する際は、「アジェイセント」のように「d」の音をほとんど発音しないのが自然に聞こえるコツです。
TANZAM 収録単語帳
CHECK QUIZ
Q: 「壁やドアを共有して繋がっている部屋」に最適な形容詞は?
Q: 「その公園は学校に隣接している」の自然な表現は?
Q: ビジネスにおける adjacent markets の意味として適切なものは?