adamant
- (形)断固とした、譲らない
- (名)非常に硬い物質
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
adamant は最初の「a」に強いアクセントを置きます。口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音「æ」を出してください。続く「da」と「man」は力を抜いた曖昧な音にし、最後の「t」は破裂させず舌を上あごにつけて音を飲み込むように切ると、よりネイティブらしい自然な発音になります。
活用形
- 複数形
- adamants
- 非常に硬い物質という名詞用法の場合
コアイメージ
意志や信念が非常に硬く、周りから何を言われても絶対に曲げないことがコアイメージです。決断や主張に対して、断固として譲らない態度を示したい時に使います。
adamantの意味・例文
形容詞
断固とした、譲らない
Refusing to be persuaded or to change one's mind.
The manager is adamant about not changing the schedule.
マネージャーはスケジュールを変更しないと断固として譲りません。
adamant about で「〜について譲らない」を表します。
The government remains adamant that taxes will not increase.
政府は増税しないと固く主張し続けています。
adamant that 節で「〜であると固く主張する」となります。
She was adamant that she had locked the door.
彼女は絶対にドアの鍵をかけたと譲りませんでした。
自分の記憶や事実に対する強い確信を示す時にも使います。
We must stand adamant against such unfair policies.
私たちはそのような不公正な政策に対して断固として立ち向かわなければなりません。
against を伴って反対の意志を強調します。
名詞
非常に硬い物質
A legendary rock or mineral that is extremely hard.
In ancient mythology, gods used weapons made of adamant.
古代神話では、神々は非常に硬い物質で作られた武器を使用していました。
古代の伝承に登場する伝説の硬い石を指します。
Gamers know adamant as the strongest material for armor.
ゲーマーたちは、防具を作るための最強の素材としてアダマントを知っています。
ゲームなどのファンタジー世界でよく見かける表現です。
The poet described her heart as hard as adamant.
その詩人は彼女の心を硬い石のように冷酷だと表現しました。
文学的な比喩表現として使われることがあります。
語源
adamant は、ギリシャ語の a-(否定)と daman(征服する)が結びついた adamas(征服できない、非常に硬い石)という言葉に由来します。物理的に壊せないほど硬い石という成り立ちから、現在の「意志が固く譲らない」という意味に発展しました。同じ語源を持つ関連語には、最も硬い宝石である diamond があります。
派生語・ファミリー
adamantの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
adamant は自身の信念や決意を絶対に曲げない態度を、unyielding は外部からの圧力や困難に屈しない強さを、inflexible は規則や考えが硬直して融通が利かないことを表します。
よくある間違い
× He is adamant to resign. ○ He is adamant about resigning. → 動詞を続ける場合は to 不定詞ではなく about doing を使います。
× This diamond is an adamant stone. ○ This diamond is a hard stone. → 物理的な硬さには hard を使い、adamant は人の意志に使います。
コラム
豆知識
ギリシャ語の adamas(征服できない)が語源です。古代では壊すことが不可能な伝説の硬い石を指しており、これが転じて「ダイヤモンド(diamond)」の語源にもなりました。物理的な「硬さ」が、現代英語では人間の精神的な「意志の固さ」へと変化した興味深い単語です。
リアルな使われ方
ネイティブは自分の決意が絶対に揺るがないことを強調する際、absolutely と組み合わせて「I am absolutely adamant about this.(これについては絶対に譲りません)」とよく表現します。ビジネスの交渉や、日常会話で強い反対の意志を示す時の定番フレーズです。
映画・音楽での使われ方
マーベル映画『X-MEN』シリーズでウルヴァリンの骨格に注入されている架空の超硬金属「アダマンティウム」や、『ファイナルファンタジー』のアダマンタイトは、この adamant が語源です。エンタメ作品でも「最強の硬さ」の象徴として愛されています。
イディオム・定型句
断固として譲らない
“The committee will stand adamant on this issue.”
断固とした態度を貫く
“She remained adamant despite the criticism.”
〜に断固として反対する
“They are adamant against the new proposal.”
adamantを使った会話例
水曜の午後、オフィスで同僚と
The client is adamant about moving the deadline forward.
Really? That is completely inflexible and unreasonable.
I tried to negotiate, but they remained adamant.
We are already working at full capacity. We can't accept this.
I know. I will be adamant that we need more time.
Good luck. Let me know if you need any help.
文化的背景
アメリカやイギリスのビジネスシーンでは、自分の意見や方針を明確に持ち、妥協しない姿勢が評価される場面が多くあります。そのような強いリーダーシップや確固たる意志を表現する際によく使われます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. adamant とは?
意志や信念が非常に硬く、他人の意見に左右されないことを表す形容詞です。『He is adamant about his decision.』のように、日常会話やビジネスで使います。
Q. adamant の後ろにはどんな前置詞が来ますか?
主に about が続き、その後に名詞や動名詞を置きます。『I am adamant about keeping my promise.』のように、強いこだわりを表現できます。
Q. stubborn(頑固な)と adamant の違いは?
stubborn は他人の意見を聞かず意地を張るというネガティブなニュアンスです。一方の adamant は『She is adamant that she is right.』のように信念に基づく意志を表します。
Q. adamant はビジネスメールでも使えますか?
はい、フォーマルな響きがあるためビジネスシーンでもよく使われます。『The client is adamant about the deadline.』のように、強い要望を伝える際に適しています。
Q. ファンタジー作品の「アダマンタイト」と関係がありますか?
はい、大いに関係があります。adamant の語源は「征服できない硬い石」であり、『He wore armor made of adamant.』のように、最強の金属の由来として広く親しまれています。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は辞任することについて断固として譲らない」の自然な英語は?
Q: 「規則に縛られて融通が利かない上司」を表すのに最適な形容詞は?
Q: adamant の語源的な意味から派生した、同じ語根を持つ宝石はどれ?