adamant
- (形)断固とした、譲らない
- (名)非常に硬い物質
発音のコツ
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adamant は最初の母音「æ」に最も強いアクセントを置きます。口を横に引きながら「ア」と「エ」の中間の音をはっきりと出してください。続く「da」と「mant」は力を抜いた曖昧母音(シュワー)にし、「ダマント」と軽く短く発音します。「アダマント」と全体を平坦なカタカナ読みで発音しないよう注意しましょう。
活用形
- 複数形
- adamants
- 名詞として使われる場合の複数形
コアイメージ
絶対に意見や決意を変えようとしない強固な姿勢がコアイメージです。他人の説得や圧力に対しても、自分の信念や主張を断固として譲らない時に使います。
adamantの意味・例文
形容詞
断固とした、譲らない
Refusing to be persuaded or to change one's mind.
The manager was adamant about the new policy.
マネージャーは新しい方針について断固として譲りませんでした。
adamant about で「〜について断固としている」を表します。
The government remains adamant that taxes will not be raised.
政府は増税しないと固く決意したままです。
remain adamant で「断固たる態度を崩さない」という頻出表現です。
She was absolutely adamant that I should stay for dinner.
彼女は私に夕食を食べていくべきだと断固として主張しました。
absolutely を伴って決意の強さをさらに強調することが多いです。
The professor is adamant in his refusal to accept late assignments.
教授は遅れた課題を受け入れることを断固として拒否しています。
adamant in one's refusal(断固たる拒否)はフォーマルな定型句です。
名詞
非常に硬い物質
A legendary rock or mineral to which many properties were attributed.
The mythical sword was forged from adamant.
その神話の剣は非常に硬い物質で鍛造されていました。
古い文献やファンタジー作品で登場する名詞としての用法です。
His heart was as hard as adamant.
彼の心は非常に硬い石のように冷酷でした。
as hard as adamant で「石のように冷酷な」という比喩表現になります。
They searched for the legendary adamant in the cave.
彼らは洞窟で伝説の超硬金属を探しました。
現代では主にフィクションの中で使われます。
語源
adamant はギリシャ語で「征服できないもの」を意味する adamas に由来します。否定を表す a- と「飼いならす」を意味する daman が組み合わさった言葉です。もともとは非常に硬い石を指していましたが、そこから比喩的に「意志が硬い、断固とした」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、diamond(ダイヤモンド)があります。
派生語・ファミリー
adamantの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
adamant は強い信念に基づいて意見を変えない姿勢を、stubborn は理由なく意地を張る頑固さを、inflexible は規則や考え方が硬直して融通が利かないことを表します。
“Don't be so stubborn.”
→ 他人の意見を聞かず、意地を張って頑固になっている状態です。
“The company's rules are too inflexible.”
→ 規則や対応が硬直化しており、状況に応じた融通が利かない状態です。
よくある間違い
× He is adamant to the new plan. ○ He is adamant about the new plan. → adamant は about を伴って「〜について断固としている」と表現します。
× I bought an adamant ring. ○ I bought a diamond ring. → 現代英語の adamant は物理的な硬さではなく、意志や態度の硬さを表す時に使います。
コラム
豆知識
語源の adamas は「征服できないほど硬い」という意味で、ファンタジーRPGに登場する「アダマンタイト(Adamantite)」という架空の超硬金属の由来でもあります。現代の英語では物理的な硬さを表すことはほぼなくなり、人の意志の強さを示す言葉として定着しました。
リアルな使われ方
ニュース報道やビジネスの交渉において、相手の要求を「絶対に呑まない」という強硬な姿勢を伝える時に remain adamant(断固たる態度を崩さない)というフレーズが頻出します。日常会話でも「絶対に〜だ!」と強く主張する際に使われる、説得力のある単語です。
映画・音楽での使われ方
映画『X-MEN』シリーズに登場する人気キャラクター、ウルヴァリンの骨格を覆う架空の超硬質合金は「アダマンティウム(Adamantium)」と呼ばれています。この名前も adamant の語源である「征服できない硬さ」に由来しており、キャラクターの不屈の精神とも重なります。
イディオム・定型句
断固たる拒絶、固辞
“They met with an adamant refusal.”
断固たる決意
“She faced the challenge with adamant resolve.”
断固たる態度を崩さない
“The president remained adamant on this issue.”
adamantを使った会話例
金曜の午後、オフィスで同僚と
Did you talk to the manager about the budget cuts?
Yes, but he is adamant about the new policy.
Is there absolutely no room for compromise?
He remains adamant that we must reduce costs.
That is tough. How should we proceed with the project?
We will have to find another way to do it.
文化的背景
adamant は単なる「頑固さ」だけでなく、困難な状況でも信念や原則を曲げないという強さや誠実さを示すポジティブな文脈でも使われます。英米間で発音や使い方に大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. adamant とは?
絶対に意見や決意を変えようとしない強固な姿勢を表す形容詞です。『He is adamant about the plan.(彼はその計画について断固として譲らない)』のように、信念を貫く場面で使います。
Q. adamant と stubborn の違いは?
adamant は信念や正当な理由に基づいて意見を曲げないポジティブな響きを持ち得ます。一方 stubborn は『a stubborn child(頑固な子供)』のように、意地を張って聞く耳を持たないネガティブなニュアンスです。
Q. adamant は後ろにどんな形を伴いますか?
前置詞 about を伴うか、that 節を伴うのが一般的です。『She is adamant that she is right.(彼女は自分が正しいと固く主張している)』のように、自身の主張を明確にする時に使われます。
Q. adamant をもっと簡単な言葉で言い換えると?
firm(確固たる)や determined(決意した)に言い換えられます。『He is firm in his decision.(彼の決意は固い)』とすると、より日常的でシンプルな表現になります。
Q. adamant はビジネスシーンでも使えますか?
はい、ビジネスやニュースで非常に頻繁に使われます。『The CEO remains adamant.(CEOは断固たる態度を崩さない)』のように、経営層の方針や交渉での強硬な姿勢を伝える際に最適です。
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CHECK QUIZ
Q: 「理由もなく意地を張る子供」を表現するのに適した形容詞は?
Q: 「彼女は辞任しないと固く決意している」の自然な表現は?
Q: ビジネス交渉で相手が「adamant」だと言われた場合、どのような状態?